くらし・こども専門部会

更新日:2023年08月08日

設置日

平成22年5月13日

設置目的

 専門部会は個別支援会議を直接行う場としてではなく、個別相談、または、障害福祉なんでも相談等から個別支援会議を行う中で、解決が困難な障がい者、障がい児のくらし(生活)に関わる事例等について協議、検討を行い、また、関係機関等の職員で情報の共有、協議等を行います。

専門部会員

 加古川市の指定相談支援事業所(なんでも相談)の相談員、障がい者団体の代表者、福祉・教育等の関係行政機関の職員で構成しています。

開催日

奇数月の第2週木曜日 午後開催

開催状況

平成21年度

準備会 平成22年3月11日

平成22年度

平成22年度は、6回開催

平成23年度

平成23年度は、6回開催

平成24年度

平成24年度は、6回開催

平成25年度

平成25年度は、6回開催

平成26年度

平成26年度は、6回開催

平成27年度

第1回 平成27年5月14日
第2回 平成27年7月9日
第3回 平成27年9月3日
第4回 平成27年11月12日
第5回 平成28年1月14日
第6回 平成28年3月10日

協議・検討内容

  • 個別支援会議や計画相談支援等におけるサービス利用計画からの事例報告等について協議、検討など
  • 専門部会員が保有する情報、資源等に関する情報交換や、事例報告から抽出した課題の整理など
  • 現行の市域の相談支援体制の評価と整理

平成22年度~平成23年度取り組み状況

「気になることがあるとき」の相談窓口一覧表~乳幼児期編

親子のイラスト

乳幼児の発達や子育てで心配なことがある皆様へ

乳幼児期に落ち着かない、友達とうまく遊べない、会話になりにくい、かんしゃくをよく起こす等、同年齢の子どもたちと比べて気になるところや子育てをするうえで心配なところはありませんか?

この様な乳幼児期の子育ての悩みや発達の遅れは、早期に発見し、周囲の皆さんが適切な対応をすることで、子どもの可能性を広げることにも繋がります。この一覧はご家族や地域の皆さんが各相談窓口・支援機関に気軽に相談ができ、適切な支援を受けられるように作成しました。

この一覧の利用にあたって

この一覧は、平成23年9月現在のものであり、実際の利用にあたっては最新の情報を相談機関等へご確認ください。

平成24年度取り組み状況

相談窓口のイラスト

平成24年度のテーマは「相談支援(学齢期)」、「障がい者虐待防止」です。

相談支援(学齢期)の取り組みについて

 学齢期の障がい者(児)の相談支援に関して議論する中で、まず相談支援における連携強化及び更なる相談支援体制の充実のため、関係機関のことを正しく知る、正しく知らせることからはじめようと意見がまとまり、部会の中にワーキングチームを立ち上げ、学齢期の相談窓口・支援機関へ視察見学を実施しました。
 今後は、関係機関の皆様からいただいた情報を基に調査、検討を重ね、その時その人に必要な支援が提供できるよう、それぞれ支援機関が役割を果たし連携できるネットワークを広げていきます。

障がいのある方の虐待防止について

 平成24年10月の障害者虐待防止法の施行に伴い、平成24年6月から平成25年3月まで自立支援協議会専門部会プロジェクトチーム(以下、「プロジェクトチーム」という。)にて、以下の内容に取り組みました。

 障がい者(児)の虐待やその疑いのある事例について、相談・指導、通報、届出などの基本的な対応や広報・啓発について協議・検討を行いました。

 本市が支援者向けに発行した「障がい者虐待防止」対応マニュアルを作成する際に、 プロジェクトチームも交えて本市独自の事情や現場の実情に合わせた検討を行いました。

平成25年度取り組み状況

平成25年度のテーマは「相談支援体制の充実」です。

現行の相談支援体制の整理と評価について

 「相談支援のしくみと現状を学ぶ」というテーマで東播磨圏域コーディネーターによる講義や意見交換を6回にわたって行う。

内容

障害者総合支援法を中心とした東播磨圏域における障がい者(児)の相談体制について

  • 第1回 圏域の相談体制の整理
  • 第2回 圏域の相談体制の評価
  • 第3回 圏域の相談体制の目指すべき方向性
  • 第4回 先進地(千葉県市川市、埼玉県川越市、狭山市)の取り組み事例の紹介
  • 第5回 圏域の相談体制の充実に向けた取り組み
    基幹相談支援センター導入の可能性の検討など
  • 第6回 基幹相談支援センター導入の可能性の検討など

以下の写真は意見交換の一場面です。

6人ずつのグループごとに大きな机を囲んで意見交換をする男女の写真
グループごとに机を囲んで熱心に意見交換をしている男女の写真
皆の前に立っている一人の男性と、グループごとに大きな机を囲んで座っている男女の写真

相談支援体制(学齢期)の取り組みについて

 昨年度の相談支援体制(学齢期)の取り組みに引き続き、市教育委員会発行の「この子たちとともに」に掲載されている相談窓口機関の一覧に、心身の発達や教育に関する相談や障がいをお持ちの児童を対象とした相談の窓口機関を、併せて掲載することで、各相談窓口・支援機関に気軽に相談ができ、適切な支援を受けられるような取り組みを行いました。

平成26年度~平成27年度取り組み状況

平成26年度及び平成27年度のテーマは「防災」です。
また、平成27年度は、「防災」に加えて「障害者差別解消法」についても意見交換しました。

内容

平成26年度

  • ヘルプカードについて加古川市障がい児(者)家庭教育学級にご協力いただき、調査研究を行いました。
  • 障害福祉サービス事業所のワークハウス「くれよん」(加古川市別府町新野辺574-33)から別府公民館まで避難するという防災訓練を実施しました。
    訓練には民生児童委員の方にもご参加いただき、避難先の別府公民館では、非常食の試食体験や防災クイズを行いました。

平成27年度

  • 平成26年度に引き続きヘルプカードについて検討し、普及啓発方法などを議論しました。
  • 事業所における防災、個人で備える防災について検討し、以下の資料を作成しました。(それぞれにWord版とPDF版があります。)
1.(事業所向け)災害時職員行動チャート
2.(事業所向け)防災チェックシート
3.(個人向け)防災チェックシート
加古川市総合防災マップ

『災害時職員行動チャート』や『防災チェックシート』は、平成26年12月に全戸配布された『加古川市総合防災マップ』とあわせて確認することで、より充実したものとなります。
『加古川市総合防災マップ』は以下から確認できます。

平成28年度取り組み状況

平成28年度のテーマは「防災」及び「ヘルプカードの普及啓発」です。

防災の取り組みについて

 平成26年度から防災に関する取り組みを継続してきましたが、平成28年度は、市内各事業所に独自に取り組んでいただく「防災プログラム」を実施しました。また、防災プログラムにおいて、平成27年度に作成した「防災チェックシート」及び「職員行動チャート」の検証も行いました。

防災プログラム

  1. 防災についてのアンケート調査
    ⇒各事業所に、自分たちの備えについて確認していただく目的で実施しました。
  2. 防災訓練の実施
    ⇒加古川市障害者自立支援協議会の防災週間(11月7日~11日の5日間)を設定し、各事業所で独自に訓練を行っていただきました。
  3. 防災勉強会の開催
    ⇒防災訓練について振り返っていただくとともに、情報共有の場として勉強会を開催しました。

ヘルプカードの普及啓発について

 平成28年から配布を開始しているヘルプカードについて、より多くの方に知っていただき、支援の輪が広がるよう普及啓発の方法について協議しました。
 具体的な取り組みとしては、加古川東高等学校美術部にご協力いただき、普及啓発ポスター及びチラシを作成し、市内各所に掲示しました。また、町内会の回覧板でチラシを回覧しました。

平成29年度取り組み状況

平成29年度のテーマは「障害者差別解消法の啓発」及び「防災」です。

障害者差別解消法の啓発について

 平成28年4月より施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」について、市民の皆様に広く知っていただくために、啓発方法について検討しました。実施内容は、啓発パンフレットを市内大型店舗にて街頭配布を行うというものです。パンフットの内容についても、より適切な表現について協議を重ねました。

防災の取り組みについて

 平成28年度から実施している「防災プログラム」を平成29年度も実施しました。
 アンケート調査では、初めて回答する事業所が増加しており、今後も働きかけを継続していきたいと考えています。

リンク

医療的ケア児災害対応サポートハンドブック

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:障がい者支援課(本館1階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9372
ファックス番号:079-422-8360
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