加古川市の温暖化対策への取り組みについて

更新日:2025年01月24日

加古川市の地球温暖化対策の計画について

 加古川市では、地球温暖化対策の長期戦略として、「加古川市地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)」(以下、実行計画という)を平成23年3月に策定し、時勢に合わせた内容改定を行ってきました。現在では「第3次加古川市環境基本計画(改定版)」に統合されており、2030年に向けた目標を示しています。

「第3次加古川市環境基本計画(改定版)」について

 なお、実行計画の見直しを重ねる中で、令和3年6月には「加古川市気候非常事態宣言」を行い、令和4年2月には「加古川市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しています。

「加古川市気候非常事態宣言」について
「加古川市ゼロカーボンシティ宣言」について

目標年度および目標

2030年度までに

1.温室効果ガス排出量を、平成25年度比48%削減
2.再生可能エネルギーを、180,000kW導入(2019年度設備容量の約2倍)

計画の進捗状況

市域の温室効果ガス排出量について(第2種以上のエネルギー管理指定工場除く)

加古川市の温室効果ガス排出量の削減については、以下のように各部門別に目標を定めております。なお、加古川市においては、産業部門の「第2種以上のエネルギー管理指定工場」から排出される温室効果ガスが、市内から排出される温室効果ガスの9割以上を占めておりますので、家庭部門などの温室効果ガス削減対策の効果をわかりやすくするため、第2種以上のエネルギー管理指定工場を除いて目標の作成、進捗の管理を行っております。

各種の確定データをもとに算出を行うため、2020(令和2)年度の温室効果ガス排出量が現在算出されている最新のデータとなります。

市域の温室効果ガス排出量全体と、各部門別での排出量の推移は以下の通りです。

温室効果ガス削減進捗

温室効果ガス 全体

 

温室効果ガス排出量 グラフ

なお、第2種以上のエネルギー管理指定工場を含めた市域の温室効果ガス総排出量についても加古川市では算出しており、下記のページよりご確認いただけます。

市域の温室効果ガス総排出量について(第2種以上のエネルギー管理指定工場含む)

市域の再生可能エネルギー導入について

市域への太陽光発電設備の導入状況につきましては、経済産業省にて再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法に基づき導入状況が公表されています。

それによると、令和5(2023)年度末段階で加古川市には113,554kWの太陽光発電設備が導入されています。

しかしながら、上記の値は固定買い取り制度利用分のみが計上されており、固定買い取り制度を利用していない発電設備につきましては容量の算出を行うことができません。一方、当市では固定買い取り制度を利用しないことを条件とした「加古川市再生可能エネルギー利用設備設置事業補助」を行っていることから、実際にはさらに多くの太陽光発電設備が導入されています。

  2019年度末時点 2023年度末時点 2030年度目標

太陽光発電設備容量

固定買取制度利用分

89,729kW 113,554kW 180,000kW

市再生可能エネルギー設備設置事業補助金で設置された容量

(固定買い取り制度を利用しないもの) (2024年12月末時点)

    1,073.3kW
再生可能エネルギー導入容量公表サイト(外部サイトへリンク)
「加古川市再生可能エネルギー利用設備設置事業補助金」について

その他地球温暖化対策の進捗について

 そのほか加古川市で行っている地球温暖化対策に関する施策については、前述した第3次加古川市環境基本計画(改定版)に記載をしておりますが、その進捗に関しては、「環境の概要」にて進捗の取りまとめを行っており、その内容については、市ホームページに掲載しております。

「環境の概要」について

(「環境の概要」内 第2章「環境の保全と創造に関する施策の実施状況」- 2「加古川市環境基本計画」-(4)「計画の進捗状況」からご確認いただけます。)

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:環境政策課 環境政策係(新館7階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9769
ファックス番号:079-422-9569
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