国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報(年末年始[12月27日~令和8年1月15日])
このページについて
加古川市から観察できる、国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過予報を紹介するページです。
国際宇宙ステーション(ISS)の全体図。
[出典:NASA]

夜空を移動する国際宇宙ステーション(ISS)を撮影。
他の人工衛星と比べて明るく見えることが多いため、明かりの多い街中からでも簡単に見つけることができます。
[撮影:少年自然の家職員]
中国宇宙ステーション(CSS)およびその他の人工衛星の上空通過については、別に専用ページをそれぞれ用意してますのでそちらをご覧ください。
ISSの見え方
日本上空を通過したISSを動画で撮影し、動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。
2020年11月18日(水曜日)「国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過」@加古川市立少年自然の家
撮影時の詳細については「少年自然の家通信[令和2年11月]」にて紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。
更新情報
【情報:令和07年12月27日時点】
年末年始(令和07年12月27日夕方~令和08年01月15日)の期間中、観察しやすいものを選んでご紹介しています。
【みなさまへ】
夕方だけでなく早朝時間帯に観察できるものも紹介しています。早朝に観察をする場合は無理のない範囲で行なってください。また、児童・生徒のみなさんは保護者にお願いして必ず一緒に観察するようにしましょう。
宇宙飛行士が落とした“道具袋”の撮影に成功!
宇宙飛行士が落として宇宙を漂流中の“道具袋”の光を撮影することに成功しました!
動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。
“宇宙飛行士の落とし物”の撮影に成功![2023年12月17日(日曜日)「宇宙飛行士が落とした道具袋」]
油井亀美也宇宙飛行士がISSに長期滞在中
油井飛行士が搭乗したドラゴン宇宙船が令和07年08月02日(日本時間)に打ち上げられ、同日中にISSへ到着しました。ISSでは約半年の長期滞在が予定されています。
ISSを観察して、宇宙で活躍中の油井飛行士を応援しましょう!
国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報
- このページ内の情報の見方については、「予報ページについて」をご覧ください。
- 加古川市立少年自然の家を基準とした情報です。多少の誤差はありますが、加古川市内および周辺自治体であれば、ほぼ同じように観察することができます。
- 国際宇宙ステーション(ISS)はミッションの都合上、必要に応じて軌道の変更を行うことがあります。特に予報期間の後半になるにつれて誤差も大きくなり、場合によっては10分近く時間が前後したり、時には通過自体が観測されないこともあります。ご注意ください。
<12月31日(早朝)>
明るさ ・・・-2.6等
見え始め・・・06時01分すぎ、高さ15°、北北西の空
最高高度・・・06時03分すぎ、高さ36°、北東の空
見え終り・・・06時07分ごろ、高さ10°、東南東の空
<令和08年01月01日(早朝)>
明るさ ・・・-1.8等
見え始め・・・05時15分ごろ、高さ22°、北北東の空
最高高度・・・05時15分ごろ、高さ22°、北北東の空
見え終り・・・05時18分ごろ、高さ10°、東の空
<令和08年01月02日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.7等
見え始め・・・06時02分ごろ、高さ24°、西北西の空
最高高度・・・06時03分すぎ、高さ67°、南西の空
見え終り・・・06時07分ごろ、高さ10°、南東の空
<令和08年01月03日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.1等
見え始め・・・05時16分ごろ、高さ54°、東の空
最高高度・・・同上
見え終り・・・05時18分すぎ、高さ10°、東南東の空
<令和08年01月04日(早朝)>
明るさ ・・・-2.1等
見え始め・・・06時02分すぎ、高さ18°、西南西の空
最高高度・・・06時03分すぎ、高さ19°、南西の空
見え終り・・・06時06分ごろ、高さ10°、南の空
<令和08年01月09日(夕方)>
明るさ ・・・-2.6等
見え始め・・・18時38分ごろ、高さ10°、南南西の空
最高高度・・・18時40分すぎ、高さ29°、南南東の空
見え終り・・・同上
<令和08年01月10日(夕方)>
明るさ ・・・-1.8等
見え始め・・・17時50分すぎ、高さ10°、南の空
最高高度・・・17時52分すぎ、高さ17°、南東の空
見え終り・・・17時54分すぎ、高さ12°、東の空
<令和08年01月11日(夕方)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.7等
見え始め・・・18時37分ごろ、高さ10°、南西の空
最高高度・・・18時40分すぎ、高さ72°、北西の空
見え終り・・・18時41分ごろ、高さ54°、北北東の空
<令和08年01月12日(夕方)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.6等
見え始め・・・17時48分すぎ、高さ10°、南南西の空
最高高度・・・17時51分すぎ、高さ56°、南東の空
見え終り・・・17時54分すぎ、高さ13°、東北東の空
<令和08年01月13日(夕方)>
明るさ ・・・-1.9等
見え始め・・・18時37分ごろ、高さ10°、西の空
最高高度・・・18時40分ごろ、高さ24°、北西の空
見え終り・・・18時41分ごろ、高さ20°、北の空
<令和08年01月14日(夕方)>
明るさ ・・・-2.8等
見え始め・・・17時48分ごろ、高さ10°、西南西の空
最高高度・・・17時51分ごろ、高さ41°、北西の空
見え終り・・・17時54分ごろ、高さ10°、北東の空
令和08年01月16日以降については、ちょうど16日頃から10日ほどの空白期間に入り、26日頃から再び夕方に観察できる期間がしばらく続く見込みです。
01月初旬(01月06日以降)の最新予報については、01月06日前後を目処に更新を予定しています。
詳細
<令和08年01月02日(早朝)>【注目!】
西北西のやや低い空で地球の影から出て見え始め、西(左側)寄りに大きく高度を上げていき、南西の高い空で最高高度に到達します。その後は高度を落としながら春の大三角の中を通り抜け、南東の地平線へ沈んで見えなくなります。
まず、西からやや北(右側)寄りの低い空で現在最も明るく輝いている木星を目印にし、すぐ北隣にあるふたご座の二ツ星(ポルックスとカストル)を探しましょう。そこからさらにすぐ北隣の付近に注目して待ち構えていると、地球の影から出たISSが体感的に木星クラス以上の明るさにまで一気に明るくなって見え始める光景を観察することができるはずです。
<令和08年01月03日(早朝)>【注目!】
東のやや高い空で地球の影から出て見え始め、南(右側)寄りに高度を落としていき、南東の地平線へ沈んで見えなくなります。
観察できる時間は短いものの、薄明が始まる前のまだ完全に暗い空の中、地球の影から出たISSが体感的に金星クラス並みの明るさにまで一気に明るくなっていくという、非常に見応えのある光景を観察できることでしょう。アークトゥルス(うしかい座の一等星)を目印に、その北(左側)寄りの同じぐらいの高さの空に注目して待ち構えていると見え始めのISSを見つけることができるはずです。
<令和08年01月11日(夕方)>【注目!】
南西の地平線から出て見え始め、わずかに西(右側)寄りに大きく高度を上げていき、秋の大四辺形を通り抜けて北西のかなり高い空で最高高度に到達します。その後は高度を落としながらカシオペヤ座のすぐ上を通過して間もなく、北北東のやや高い空で地球の影に入って見えなくなります。
薄明が終わる直前でほぼ完全に暗くなった空の中、金星クラス以上の明るさにまでなったISSが地球の影に入って一気に暗くなっていくという、非常に見応えのある光景を観察することができるでしょう。土星と秋の大四辺形を目印に、その下付近の中ほどの高さの空を眺めていると見つけることができるはずです。
<令和08年01月12日(夕方)>【注目!】
南西の地平線から出て見え始め、南(左側)寄りに高度を上げていき、南東の高い空で最高高度に到達します。その後は高度を落としながら冬の明るい星座の星々の中を通過していき、東北東の低い空で地球の影に入って見えなくなります。
まだ空に明るさが残るものの、一等星や明るい2等星が見える程度には暗くなりつつある時間帯です。ただし、見え始めのタイミングは周囲に目印となる明るい恒星や星の並びが少ないため、あらかじめ方位磁針などで方角を確かめておき、南西から南にかけての中ほどの高さの空を広く眺めて待ち構えるようにしましょう。
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更新日:2025年12月27日