国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報(7月後半[7月17日~8月5日])

更新日:2025年07月17日

このページについて

加古川市から観察できる、国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過予報を紹介するページです。

国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーション(ISS)の全体図。

[出典:NASA]

ISS pass2

夜空を移動する国際宇宙ステーション(ISS)を撮影。

他の人工衛星と比べて明るく見えることが多いため、明かりの多い街中からでも簡単に見つけることができます。

[撮影:少年自然の家職員]

中国宇宙ステーション(CSS)およびその他の人工衛星の上空通過については、別に専用ページをそれぞれ用意してますのでそちらをご覧ください。

ISSの見え方

日本上空を通過したISSを動画で撮影し、動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。

撮影時の詳細については「少年自然の家通信[令和2年11月]」にて紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。

更新情報

【情報:令和07年07月17日時点】

07月後半(令和07年07月17日夕方~令和07年08月05日)の期間中、観察しやすいものを選んでご紹介しています。


【みなさまへ】

夕方だけでなく早朝時間帯に観察できるものも紹介しています。早朝に観察をする場合は無理のない範囲で行なってください。また、児童・生徒のみなさんは保護者にお願いして必ず一緒に観察するようにしましょう。

宇宙飛行士が落とした“道具袋”の撮影に成功!

宇宙飛行士が落として宇宙を漂流中の“道具袋”の光を撮影することに成功しました!
動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。

大西卓哉宇宙飛行士が船長としてISSに長期滞在中 & 油井亀美也宇宙飛行士がISSへ向けて出発予定

大西飛行士が令和07年03月16日(日本時間)よりISSで約半年の長期滞在を開始し、04月19日(同)からは日本人3人目となるISSのコマンダー(船長)としての任務に就いています。
ISSを観察して、宇宙で活躍中の大西飛行士を応援しましょう!

また、08月01日(同)には油井飛行士が自身2度目となるISS長期滞在へ向けて出発する予定で、大西飛行士が帰還するまでの数日間は、ISSに日本人飛行士が2人同時に滞在する貴重な期間となる見込みです。
運が良ければ、日本人飛行士が2人同時滞在しているISSを地上から観察できる機会があるかもしれません。

国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報

  • このページ内の情報の見方については、「予報ページについて」をご覧ください。
  • 加古川市立少年自然の家を基準とした情報です。多少の誤差はありますが、加古川市内および周辺自治体であれば、ほぼ同じように観察することができます。
  • 国際宇宙ステーション(ISS)はミッションの都合上、必要に応じて軌道の変更を行うことがあります。特に予報期間の後半になるにつれて誤差も大きくなり、場合によっては10分近く時間が前後したり、時には通過自体が観測されないこともあります。ご注意ください。

 

<07月23日(夕方)>
明るさ ・・・-2.0等
見え始め・・・21時12分ごろ、高さ10°、北北西の空
最高高度・・・21時15分ごろ、高さ25°、北北東の空
見え終り・・・同上


<07月25日(夕方)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.3等
見え始め・・・21時10分すぎ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・21時13分ごろ、高さ58°、北北西の空
見え終り・・・同上


<07月26日(夕方)>
明るさ ・・・-2.8等
見え始め・・・20時21分すぎ、高さ10°、北北西の空
最高高度・・・20時24分すぎ、高さ37°、北東の空
見え終り・・・20時26分ごろ、高さ10°、東の空


<07月27日(夕方)>
明るさ ・・・-2.0等
見え始め・・・19時33分ごろ、高さ10°、北北西の空
最高高度・・・19時35分すぎ、高さ22°、北北東の空
見え終り・・・19時38分ごろ、高さ10°、東の空


<07月27日(夕方)>
明るさ ・・・-2.3等
見え始め・・・21時09分ごろ、高さ10°、西北西の空
最高高度・・・21時12分ごろ、高さ30°、西南西の空
見え終り・・・同上


<07月28日(夕方)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.6等
見え始め・・・20時20分ごろ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・20時23分ごろ、高さ66°、南西の空
見え終り・・・20時24分すぎ、高さ29°、東の空


<07月29日(夕方)> →「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.6等
見え始め・・・19時31分ごろ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・19時34分ごろ、高さ61°、北東の空
見え終り・・・19時37分すぎ、高さ10°、東南東の空


<07月30日(夕方)>
明るさ ・・・-1.6等
見え始め・・・20時19分ごろ、高さ10°、西の空
最高高度・・・20時21分すぎ、高さ19°、南西の空
見え終り・・・20時23分すぎ、高さ12°、南の空


<07月31日(夕方)>
明るさ ・・・-2.6等
見え始め・・・19時29分すぎ、高さ10°、西北西の空
最高高度・・・19時32分すぎ、高さ37°、南西の空
見え終り・・・19時35分すぎ、高さ10°、南南東の空


08月05日以降については、03日頃からの空白期間が10日ほど続き、14日頃から今度は明け方に観察できる期間へと入る見込みです。

08月前半(01日以降)の最新予報については、08月01日前後を目処に更新を予定しています。

詳細

<07月25日(夕方)>【注目!】
北西の地平線から出て見え始め、北(右側)寄りに高度を上げながら北斗七星の器部分をつらぬく様に通過し、北北西の高い空で最高高度に到達するとともに地球の影に入って見えなくなります。
観察できる時間は短いですが、薄明が終わって完全に暗くなった夜空の中で、体感的に金星クラス並みかそれ以上の明るさにまで到達したISSが一気に暗くなっていくという、非常に見応えのある光景を観察できることでしょう。前述の通り、北斗七星の器部分に注目して待ち構えていると見つけることができるはずです。


<07月28日(夕方)>【注目!】
北西の地平線から出て見え始め、西(左側)寄りに高度を上げていき、アークトゥルス(うしかい座の一等星)をまたいで間もなくの南西の高い空で最高高度に到達します。その後は高度を落としながら夏の星座の星々の間を進んでいき、南南東の中ほどの高さの空で地球の影に入って見えなくなります。
北斗七星を目印に、その西(左側)寄りの中ほどの高さの空に注目して待ち構えていると見つけることができるはずです。


<07月29日(夕方)>
北西の地平線から出て見え始め、北(右側)寄りに高度を上げながら北斗七星と北極星の間を通過し、北東の高い空で最高高度に到達します。その後は高度を落としながらベガ(こと座の一等星)のすぐ下をくぐり、東南東の地平線に近い低い空で地球の影に入って見えなくなります。
ISS自体は体感的に金星クラス以上の明るさにまで達するものの、日没からまだそれほど時間が経っておらず空がまだそれなりに明るいため、背景の星を目印にすることは難しいでしょう。方位磁針で方角をあらかじめ確認しておき、北西から北にかけての中ほどの高さの空に注目して待ち構えていると見つけることができるはずです。

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:少年自然の家
郵便番号:675-0058
住所:加古川市東神吉町天下原715-5
電話番号:079-432-5177
ファックス番号:079-432-5178
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