国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報(4月後半[4月17日~5月5日])
このページについて
加古川市から観察できる、国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過予報を紹介するページです。

国際宇宙ステーション(ISS)の全体図。
[出典:NASA]

夜空を移動する国際宇宙ステーション(ISS)を撮影。
他の人工衛星と比べて明るく見えることが多いため、明かりの多い街中からでも簡単に見つけることができます。
[撮影:少年自然の家職員]
中国宇宙ステーション(CSS)およびその他の人工衛星の上空通過については、別に専用ページをそれぞれ用意してますのでそちらをご覧ください。
ISSの見え方
日本上空を通過したISSを動画で撮影し、動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。
2020年11月18日(水曜日)「国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過」@加古川市立少年自然の家
撮影時の詳細については「少年自然の家通信[令和2年11月]」にて紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。
更新情報
【情報:令和07年04月16日時点】
04月後半(令和07年04月17日夕方~令和07年05月05日)の期間中、観察しやすいものを選んでご紹介しています。
【みなさまへ】
夕方だけでなく早朝時間帯に観察できるものも紹介しています。早朝に観察をする場合は無理のない範囲で行なってください。また、児童・生徒のみなさんは保護者にお願いして必ず一緒に観察するようにしましょう。
宇宙飛行士が落とした“道具袋”の撮影に成功!
宇宙飛行士が落として宇宙を漂流中の“道具袋”の光を撮影することに成功しました!
動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。
“宇宙飛行士の落とし物”の撮影に成功![2023年12月17日(日曜日)「宇宙飛行士が落とした道具袋」]
大西卓哉宇宙飛行士がISSに長期滞在を開始!
令和07年03月16日(日本時間)より、大西飛行士がISSで約半年の長期滞在を開始しました。後半の3ヶ月間は日本人3人目となるISSのコマンダー(船長)を務められる予定です。
ISSを観察して、宇宙で活躍中の大西飛行士を応援しましょう!
国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報
- このページ内の情報の見方については、「予報ページについて」をご覧ください。
- 加古川市立少年自然の家を基準とした情報です。多少の誤差はありますが、加古川市内および周辺自治体であれば、ほぼ同じように観察することができます。
- 国際宇宙ステーション(ISS)はミッションの都合上、必要に応じて軌道の変更を行うことがあります。特に予報期間の後半になるにつれて誤差も大きくなり、場合によっては10分近く時間が前後したり、時には通過自体が観測されないこともあります。ご注意ください。
<04月19日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.8等
見え始め・・・04時32分ごろ、高さ17°、南西の空
最高高度・・・04時34分すぎ、高さ78°、北西の空
見え終り・・・04時37分すぎ、高さ10°、北東の空
<04月20日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.3等
見え始め・・・03時46分ごろ、高さ48°、南南東の空
最高高度・・・03時46分すぎ、高さ52°、南東の空
見え終り・・・03時49分すぎ、高さ10°、東北東の空
<04月21日(早朝)>
明るさ ・・・-2.3等
見え始め・・・04時33分ごろ、高さ13°、西の空
最高高度・・・04時35分ごろ、高さ25°、北西の空
見え終り・・・04時38分ごろ、高さ10°、北北東の空
<04月22日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.2等
見え始め・・・03時46分すぎ、高さ42°、北西の空
最高高度・・・03時47分ごろ、高さ43°、北西の空
見え終り・・・03時50分ごろ、高さ10°、北東の空
<04月24日(早朝)>
明るさ ・・・-1.7等
見え始め・・・03時47分ごろ、高さ17°、北西の空
最高高度・・・同上
見え終り・・・03時50分ごろ、高さ10°、北北東の空
05月06日以降については、早朝と夕方の両方に観察できる期間が数日続いた後、12日頃からは夕方に観察できる期間となる見込みです。
05月前半(01日以降)の最新予報については、05月01日前後を目処に更新を予定しています。
詳細
<04月19日(早朝)>【注目!】
南西の低い空で地球の影から出て見え始め、わずかに西(右側)寄りに一気に高度を上げていき、北西の非常に高い空で最高高度に到達します。その後は急速に高度を落としていき、途中でカシオペヤ座の頭付近を通過して北東の地平線へ沈んで見えなくなります。
空が明るくなりつつあるものの、一等星や明るい2等星が見え始める程度にはまだ暗さが残る時間帯です。ただし、見え始めのタイミングは周囲に目印となる明るい星座や星の集まりが少ないため、方位磁針で方角をあらかじめ確認しておき、南西の中ほどの高さの空を広く眺めて待ち構えていると見つけることができるはずです。
<04月20日(早朝)>【注目!】
南南東の高い空で地球の影から出て見え始め、東へほぼ水平に少し移動して間もなく、南東の高い空で最高高度に到達します。その直後にアルタイル(わし座の一等星)をかすめて高度を落としていき、東北東の低い空に見える秋の大四辺形をまたいで北東の地平線へ沈んで見えなくなります。
薄明が明ける前のまだ暗い時間帯です。ISS自体も体感的に金星クラス並みの明るさで見え始めるため、かなり見応えがあることでしょう。月を目印に、その真上の高い空に注目して待ち構えていると、地球の影から出たISSが一気に最高光度まで明るくなって見え始めるダイナミックな光景を見ることができるはずです。
<04月22日(早朝)>【注目!】
北西の高い空で地球の影から出て見え始めて間もなく、北斗七星の柄の部分を横切ってすぐのタイミングで最高高度に到達します。その後は高度を下げながら途中で北極星をかすめ、カシオペヤ座の足元付近を通過して北東の地平線へ沈んで見えなくなります。
薄明が明ける直前のまだ暗い時間帯です。ISS自体も体感的に金星クラス並みの明るさで見え始めるため、かなり見応えがあることでしょう。先述のとおり、北斗七星の柄の先の星に注目して待ち構えていると、地球の影から出たISSが一気に最高光度まで明るくなって見え始めるダイナミックな光景を見ることができるはずです。
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2025年04月17日