国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報(10月後半[10月17日~11月5日])
このページについて
加古川市から観察できる、国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過予報を紹介するページです。
国際宇宙ステーション(ISS)の全体図。
[出典:NASA]

夜空を移動する国際宇宙ステーション(ISS)を撮影。
他の人工衛星と比べて明るく見えることが多いため、明かりの多い街中からでも簡単に見つけることができます。
[撮影:少年自然の家職員]
中国宇宙ステーション(CSS)およびその他の人工衛星の上空通過については、別に専用ページをそれぞれ用意してますのでそちらをご覧ください。
ISSの見え方
日本上空を通過したISSを動画で撮影し、動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。
2020年11月18日(水曜日)「国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過」@加古川市立少年自然の家
撮影時の詳細については「少年自然の家通信[令和2年11月]」にて紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。
更新情報
【情報:令和07年10月17日時点】
10月後半(令和07年10月17日夕方~令和07年11月05日)の期間中、観察しやすいものを選んでご紹介しています。
【みなさまへ】
夕方だけでなく早朝時間帯に観察できるものも紹介しています。早朝に観察をする場合は無理のない範囲で行なってください。また、児童・生徒のみなさんは保護者にお願いして必ず一緒に観察するようにしましょう。
宇宙飛行士が落とした“道具袋”の撮影に成功!
宇宙飛行士が落として宇宙を漂流中の“道具袋”の光を撮影することに成功しました!
動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。
(注意)外部サイトへ移動します。
“宇宙飛行士の落とし物”の撮影に成功![2023年12月17日(日曜日)「宇宙飛行士が落とした道具袋」]
油井亀美也宇宙飛行士がISSに長期滞在中
油井飛行士が搭乗したドラゴン宇宙船が令和07年08月02日(日本時間)に打ち上げられ、同日中にISSへ到着しました。ISSでは約半年の長期滞在が予定されています。
ISSを観察して、宇宙で活躍中の油井飛行士を応援しましょう!
国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報
- このページ内の情報の見方については、「予報ページについて」をご覧ください。
- 加古川市立少年自然の家を基準とした情報です。多少の誤差はありますが、加古川市内および周辺自治体であれば、ほぼ同じように観察することができます。
- 国際宇宙ステーション(ISS)はミッションの都合上、必要に応じて軌道の変更を行うことがあります。特に予報期間の後半になるにつれて誤差も大きくなり、場合によっては10分近く時間が前後したり、時には通過自体が観測されないこともあります。ご注意ください。
<10月18日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.6等
見え始め・・・04時46分すぎ、高さ49°、西北西の空
最高高度・・・04時47分ごろ、高さ50°、北西の空
見え終り・・・04時50分ごろ、高さ10°、北東の空
<10月19日(早朝)>
明るさ ・・・-1.5等
見え始め・・・05時34分すぎ、高さ10°、西北西の空
最高高度・・・05時36分すぎ、高さ13°、北北西の空
見え終り・・・05時38分ごろ、高さ10°、北の空
<10月20日(早朝)>
明るさ ・・・-1.9等
見え始め・・・04時49分ごろ、高さ18°、北北西の空
最高高度・・・同上
見え終り・・・04時51分ごろ、高さ10°、北北東の空
<10月31日(早朝)>
明るさ ・・・-1.7等
見え始め・・・05時45分ごろ、高さ10°、北北西の空
最高高度・・・05時48分ごろ、高さ22°、北北東の空
見え終り・・・05時50分すぎ、高さ10°、東の空
<11月02日(早朝)>【注目!】
明るさ ・・・-3.4等
見え始め・・・05時45分すぎ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・05時49分ごろ、高さ64°、北東の空
見え終り・・・05時52分ごろ、高さ10°、南東の空
<11月03日(早朝)>
明るさ ・・・-2.4等
見え始め・・・04時59分ごろ、高さ22°、北北西の空
最高高度・・・05時01分ごろ、高さ35°、北東の空
見え終り・・・05時04分ごろ、高さ10°、東南東の空
<11月04日(早朝)>【注目!】
明るさ ・・・-2.9等
見え始め・・・05時46分すぎ、高さ11°、西北西の空
最高高度・・・05時49分すぎ、高さ34°、南西の空
見え終り・・・05時52分すぎ、高さ10°、南南東の空
<11月05日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.8等
見え始め・・・05時01分ごろ、高さ54°、西の空
最高高度・・・05時01分すぎ、高さ68°、南西の空
見え終り・・・05時05分ごろ、高さ10°、南東の空
11月06日以降については、引き続き07日頃まで明け方に観察でき、その後あまり間を置かずに09日頃から今度は夕方に観察できる期間に入る見込みです。
11月前半(01日以降)の最新予報については、11月01日前後を目処に更新を予定しています。
詳細
<10月18日(早朝)>【注目!】
北西の高い空で地球の影から出て見え始めた直後に最高高度に到達します。その後は東(右側)へ向けて高度を落としていき、北斗七星の下へ潜り込むように北東の地平線へ沈んで見えなくなります。
観察できる時間は短いですが、薄明が始まったばかりのまだほとんど暗い夜空の中で、地球の影から出たISSが体感的に金星クラス並みかそれ以上の明るさにまで一気に明るくなっていくという、非常に見応えのある光景を観察できることでしょう。
北西のかなり高い空に見えるカペラ(ぎょしゃ座の一等星)を目印に、その少し下付近の空を広く眺めて待ち構えていると、一気に明るくなっていくISSを見つけることができるはずです。
<11月05日(早朝)>【注目!】
西の高い空で地球の影から出て見え始め、南(左側)寄りに少し進んで間もなく南西の高い空で最高高度に到達します。その後は高度を落としながら冬のダイヤモンドを抜け、最後は南東の地平線へ沈んで見えなくなります。
観察できる時間は短いですが、薄明が始まったばかりのまだほとんど暗い夜空の中で、地球の影から出たISSが体感的に金星クラス並みかそれ以上の明るさにまで一気に明るくなっていくという、非常に見応えのある光景を観察できることでしょう。
カペラ(ぎょしゃ座の一等星)を含めたぎょしゃ座の五角形に注目して待ち構えていると、一気に明るくなっていくISSを見つけることができるはずです。
地図情報
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更新日:2025年10月17日