国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報(4月16日~5月5日)
このページについて
加古川市から観察できる国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過予報を紹介するページです。
- このページ内の情報の見方については、「予報ページについて」をご覧ください。
- 加古川市立少年自然の家を基準とした情報です。多少の誤差はありますが、加古川市内および周辺自治体であれば、ほぼ同じように観察することができます。
- 国際宇宙ステーション(ISS)は必要に応じて軌道の変更を行うことがあるため、以下の予報通りに見えないこともあります。ご注意ください。
国際宇宙ステーション(ISS)の全体図。
[出典:NASA]
夜空を移動する国際宇宙ステーション(ISS)を撮影。
他の人工衛星と比べて明るく見えることが多いため、明かりの多い街中からでも簡単に見つけることができます。
[撮影:少年自然の家職員]
中国宇宙ステーション(CSS)およびその他の人工衛星の上空通過については、別に専用ページをそれぞれ用意してますのでそちらをご覧ください。
ISSの見え方
日本上空を通過したISSを動画で撮影し、動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。(令和2年11月18日撮影)
(注意)外部サイトへ移動します。
2020年11月18日(水曜日)「国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過」@加古川市立少年自然の家
撮影時の詳細については「少年自然の家通信[令和2年11月]」にて紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。
更新情報
【情報:令和06年04月16日時点】
令和06年04月16日夕方~令和06年05月05日の期間中、観察できるものの中から、観察しやすいものを選んでご紹介しています。
【みなさまへ】
ISSと中国宇宙ステーション(CSS)の上空通過予報のみ、夕方だけでなく早朝時間帯に観察できるものも紹介しています。早朝に観察をする場合は、無理のない範囲で行なってください。また、児童・生徒のみなさんは保護者にお願いして必ず一緒に観察するようにしましょう。
古川聡宇宙飛行士がISSから帰還!
昨年8月よりISSに長期滞在していた古川聡宇宙飛行士が、約半年間のミッションを終えて3月12日の夕方(日本時間)、無事に地球へと帰還しました。
古川さん、ミッションお疲れさまでした!
宇宙飛行士が落とした“道具袋”の撮影に成功!
宇宙飛行士が落として宇宙を漂流中の“道具袋”の光を撮影することに成功しました!
動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。(令和5年12月17日撮影)
(注意)外部サイトへ移動します。
“宇宙飛行士の落とし物”の撮影に成功![2023年12月17日(日曜日)「宇宙飛行士が落とした道具袋」]
国際宇宙ステーション(ISS)の加古川市上空通過予報
<04月18日(早朝)>
明るさ ・・・-2.3等
見え始め・・・04時48分すぎ、高さ10°、南南西の空
最高高度・・・04時51分すぎ、高さ34°、南東の空
見え終り・・・04時54分すぎ、高さ10°、東北東の空
<04月19日(早朝)>
明るさ ・・・-1.4等
見え始め・・・04時01分ごろ、高さ11°、南の空
最高高度・・・04時03分ごろ、高さ18°、南東の空
見え終り・・・04時05分すぎ、高さ10°、東の空
<04月20日(早朝)> →「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.7等
見え始め・・・04時47分すぎ、高さ10°、南西の空
最高高度・・・04時51分ごろ、高さ65°、北西の空
見え終り・・・04時54分ごろ、高さ10°、北東の空
<04月21日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.5等
見え始め・・・04時01分ごろ、高さ34°、南南西の空
最高高度・・・04時02分ごろ、高さ62°、南東の空
見え終り・・・04時05分すぎ、高さ10°、北東の空
<04月22日(早朝)>
明るさ ・・・-1.9等
見え始め・・・03時14分すぎ、高さ10°、東南東の空
最高高度・・・同上
見え終り・・・03時16分すぎ、高さ10°、東北東の空
<04月22日(早朝)>
明るさ ・・・-2.1等
見え始め・・・04時47分すぎ、高さ10°、西の空
最高高度・・・04時50分すぎ、高さ23°、北北西の空
見え終り・・・04時53分ごろ、高さ10°、北北東の空
<04月23日(早朝)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-3.0等
見え始め・・・04時00分すぎ、高さ10°、西北西の空
最高高度・・・04時01分すぎ、高さ38°、北西の空
見え終り・・・04時04分すぎ、高さ10°、北北東の空
<04月24日(早朝)>
明るさ ・・・-2.5等
見え始め・・・03時13分すぎ、高さ40°、北東の空
最高高度・・・同上
見え終り・・・03時16分ごろ、高さ10°、北東の空
<04月25日(早朝)>
明るさ ・・・-1.6等
見え始め・・・03時59分すぎ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・04時00分すぎ、高さ16°、北北西の空
見え終り・・・04時03分ごろ、高さ10°、北北東の空
05月06日以降については、04月30日ごろから入った空白期間が明ける05月07日ごろから、引き続き明け方に観察できる期間となる見込みです。
05月上旬(01日以降)の最新予報については、05月01日前後を目処に更新を予定しています。
詳細
<04月20日(早朝)>
南西の地平線に近い低い空で地球の影から出て見え始め、西(右側)寄りに大きく高度を上げながらアークトゥルス(うしかい座の一等星)とベガ(こと座の一等星)の間を通過し、北西のかなり高い空で最高高度に到達します。その後は高度を落としながら北の空を進み、北東の地平線へ沈んで見えなくなります。
体感的に金星クラス以上の明るさにまでなるため見応えがあるでしょう。ただし、明るい2等星が見えるかどうかという程度まで空が明るくなりつつある時間帯、かつ見え始めのタイミングは周囲に目印となる明るい星座や星の並びが少ないため、背景の星座の星を目印にすることはやや難しいと思われます。あらかじめ方位磁針などで方角を確かめておき、南西からやや西(右側)よりを向いて中ほどの高さの空を広く眺めて待ち構えるようにしましょう。
<04月21日(早朝)>【注目!】
南南西の中ほどの高さの空で地球の影から出て見え始め、東(左側)寄りに高度を上げていき、アルタイルのすぐ上、南東の高い空で最高高度に到達します。その後は高度を下げながら夏の大三角と秋の大四辺形の間の空を駆け抜け、北東の地平線へ沈んで見えなくなります。
薄明が始まったばかりのまだまだ暗い時間帯です。ISS自体も体感的に金星クラス並みかそれ以上の明るさにまでなるため、非常に見応えがあることでしょう。南南西の低い空に見えるアンタレス(さそり座の一等星)を目印に、そのすぐ上の空に注目して待ち構えていると地球の影から出て一気に明るくなっていくISSを見つけることができるはずです。
<04月23日(早朝)>【注目!】
西南西の中ほどの高さの空で地球の影から出て見え始め、北(右側)寄りにゆっくりと高度を上げながら北西のやや高い空、ちょうど北斗七星の柄の部分を通過するタイミングで最高高度に到達します。その後は少しずつ高度を下げながら北極星のすぐ下をくぐり、最後は北東の地平線へ沈んで見えなくなります。
薄明が始まったばかりのまだまだ暗い時間帯です。ISS自体も体感的に金星クラス並みの明るさにまでなるため、かなり見応えがあることでしょう。西の空に見えるアークトゥルス(うしかい座の一等星)を目印に、そこから北(右側)寄りの中ほどの高さの空に注目して待ち構えていると地球の影から出て一気に明るくなっていくISSを見つけることができるはずです。
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更新日:2024年04月16日