予報ページについて
予報ページについて
各予報ページに記載されている情報は、人工衛星の情報サイト「HEAVENS ABOVE」を元に作成しています。
人工衛星が見える位置の表し方について
<方角・方位>
人工衛星が見える向きについては原則、16方位で表しています。(下図の1)
<方位角>
特別な事例に限り、向きを角度で表す「方位角」をあわせて表記しています。真北を基準の0°にして、東→南→西の順に数字が大きくなります。
(例) ・真北は0° ・真東は90° ・真南は180° ・真西は270°
<高さ・高度>
人工衛星が見える高さについては角度で表しています。地平線を0°、天頂(空の中で頭の真上にあたる場所)を90°として、高くなるにつれて数字が大きくなります。(下図の3)

(図1)
夜空を見上げたときの16方位の関係。
(天頂を中心とした16方位の関係。)
地図などで目にする通常の16方位の表し方(図2)と比べると左右が反転しているように見えるが、これは通常の16方位の表し方が地面を向いたときの方角の関係を表しているため。

(図2)
参考:地図などで使われる通常の16方位の表し方。

(図3)
高さ・高度の表し方
感覚的には、高度30°で空の真ん中ぐらい、高度45°を超えるとかなり高い位置、と感じる人が多いようです。
人工衛星の見え方について
<明るさ>
国際宇宙ステーション(ISS)の予報ページでは、見える明るさの予想を記載しています。
ただし、人工衛星は上空を通過する間に刻々と明るさを変化させるため、予報ページでは一番明るいときの予想される明るさを記載しています。
また、人工衛星の明るさの予想は難しく、実際に見ると予報とは違う明るさで見えることがよくあるため、あくまで参考として考えてください。
(参考:明るさの目安)
半月 … -9.9等
三日月 … -6.8等
金星 … -4.7等(最も明るいとき)
木星 … -2.9等(最も明るいとき)
シリウス … -1.5等
ベガ … 0.0等
アンタレス … 1.1等
<見え始め・見え終りについて>
低空での人工衛星の見え始め・見え終りについては、高度10°以上を基準として扱っています。
地図情報
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更新日:2023年04月16日