中国宇宙ステーション(CSS)の加古川市上空通過予報(9月前半[9月2日~9月20日])
このページについて
加古川市から観察できる、中国宇宙ステーション(CSS)の上空通過予報を紹介するページです。
国際宇宙ステーション(ISS)およびその他の人工衛星の上空通過については、別に専用ページをそれぞれ用意してますのでそちらをご覧ください。
CSSの見え方
見え方はISSとほぼ同じです。(CSSの方が少し暗め)
日本上空を通過したISSを動画で撮影し、動画投稿サイトにて公開いたしましたので、以下のリンクからぜひご覧ください。(令和2年11月18日撮影)
(注意)外部サイトへ移動します。
2020年11月18日(水曜日)「国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過」@加古川市立少年自然の家
撮影時の詳細については「少年自然の家通信[令和2年11月]」にて紹介していますので、そちらもあわせてご覧ください。
更新情報
【情報:令和07年08月30日時点】
09月前半(令和07年09月02日夕方~令和07年09月20日)の期間中、観察しやすいものを選んでご紹介しています。
【みなさまへ】
夕方だけでなく早朝時間帯に観察できるものも紹介しています。早朝に観察をする場合は無理のない範囲で行なってください。また、児童・生徒のみなさんは保護者にお願いして必ず一緒に観察するようにしましょう。
中国宇宙ステーション(CSS)の加古川市上空通過予報
- このページ内の情報の見方については、「予報ページについて」をご覧ください。
- 加古川市立少年自然の家を基準とした情報です。多少の誤差はありますが、加古川市内および周辺自治体であれば、ほぼ同じように観察することができます。
- 中国宇宙ステーション(CSS)はミッションの都合上、必要に応じて軌道の変更を行うことがあります。特に予報期間の後半になるにつれて誤差も大きくなり、場合によっては10分近く時間が前後したり、時には通過自体が観測されないこともあります。ご注意ください。
<09月04日(早朝)>
明るさ ・・・-0.8等
見え始め・・・04時17分ごろ、高さ26°、南の空
最高高度・・・同上
見え終り・・・04時19分ごろ、高さ10°、南南東の空
<09月07日(夕方)>
明るさ ・・・-1.2等
見え始め・・・19時30分すぎ、高さ10°、南南西の空
最高高度・・・19時33分ごろ、高さ30°、南南東の空
見え終り・・・同上
<09月08日(夕方)>
明るさ ・・・-0.6等
見え始め・・・20時09分ごろ、高さ10°、西南西の空
最高高度・・・20時11分ごろ、高さ34°、西の空
見え終り・・・同上
<09月09日(夕方)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-2.1等
見え始め・・・19時11分ごろ、高さ10°、南西の空
最高高度・・・19時14分ごろ、高さ65°、南南東の空
見え終り・・・19時16分ごろ、高さ20°、東北東の空
<09月10日(夕方)>
明るさ ・・・-1.1等
見え始め・・・19時50分ごろ、高さ10°、西の空
最高高度・・・19時53分ごろ、高さ41°、北北西の空
見え終り・・・19時53分すぎ、高さ39°、北の空
<09月11日(夕方)>【注目!】→「詳細」にコメントあり
明るさ ・・・-1.8等
見え始め・・・19時52分ごろ、高さ10°、西南西の空
最高高度・・・19時55分ごろ、高さ65°、北北西の空
見え終り・・・19時58分ごろ、高さ10°、東北東の空
<09月12日(夕方)>
明るさ ・・・-0.4等
見え始め・・・19時31分ごろ、高さ10°、西北西の空
最高高度・・・19時34分ごろ、高さ29°、北北西の空
見え終り・・・19時35分すぎ、高さ20°、北北東の空
<09月14日(夕方)>
明るさ ・・・-0.2等
見え始め・・・19時12分ごろ、高さ10°、西北西の空
最高高度・・・19時14分すぎ、高さ24°、北の空
見え終り・・・19時16分すぎ、高さ14°、北東の空
<09月15日(夕方)>
明るさ ・・・-0.2等
見え始め・・・19時51分ごろ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・19時53分すぎ、高さ24°、北の空
見え終り・・・同上
<09月17日(夕方)>
明るさ ・・・-0.9等
見え始め・・・19時31分ごろ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・19時34分ごろ、高さ31°、北北東の空
見え終り・・・19時34分すぎ、高さ30°、北北東の空
<09月19日(夕方)>【注目!】
明るさ ・・・-1.5等
見え始め・・・19時11分ごろ、高さ10°、北西の空
最高高度・・・19時14分ごろ、高さ45°、北北東の空
見え終り・・・19時15分ごろ、高さ34°、東北東の空
<09月20日(夕方)>
明るさ ・・・-0.7等
見え始め・・・19時49分すぎ、高さ10°、西北西の空
最高高度・・・19時51分すぎ、高さ37°、西の空
見え終り・・・同上
09月21日以降については、引き続き24日頃まで夕方に観察できる期間が続き、その後は約2週間ほど空白期間を空けて今度は10月08日頃から明け方に観察できる期間へと入る見込みです。
09月後半(16日以降)の最新予報については、09月16日前後を目処に更新を予定しています。
詳細
<09月09日(夕方)>【注目!】
西南西の地平線から出て見え始め、南(左側)寄りに高度を上げていき、南南東の高い空で最高高度に到達します。直後にアルタイル(わし座の一等星)をまたいで高度を下げていき、東北東の低い空、ちょうど秋の大四辺形の中を通過して出ていく直前のタイミングで地球の影に入って見えなくなります。
まだ少し明るさが残るものの、日没から時間も経ってそれなりに空が暗くなりつつある時間帯です。CSS自体も体感的に木星クラス並みかそれ以上の明るさになるため、かなり見応えがあることでしょう。南西の低い空に見えるアンタレス(さそり座の一等星)を目印に、その西(右側)寄りの空を広く眺めて待ち構えていると見つけることができるはずです。
<09月11日(夕方)>【注目!】
西南西の地平線から出て見え始め、北(右側)寄りに高度を上げながら途中アークトゥルス(うしかい座の一等星)のすぐ脇を通過し、北北西の高い空で最高高度に到達します。その後は東(右側)寄りに高度を下げていき、東北東の地平線近い低い空で地球の影に入って見えなくなります。
まだ少し明るさが残るものの、一等星や明るい2等星が見える程度には暗くなりつつある時間帯です。前述のとおり、西の空に見えるアークトゥルスに注目して待ち構えていると見つけることができるはずです。
地図情報
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更新日:2025年09月02日