帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成します【50歳以上の方対象】
令和6年4月1日より帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成します。
帯状疱疹ワクチン接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、かかりつけ医に相談するなど、予防接種による効果や副反応等を十分にご理解いただいたうえで、接種の判断をしてください。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りに現れることもあります。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」になる可能性があります。
詳しくは、以下のページでご確認ください。
帯状疱疹ワクチン接種費用の助成について
■助成内容 | |
■帯状疱疹ワクチン |
助成内容
※令和6年4月1日以降接種分から助成対象となります。
※制度開始日より前の接種分は助成対象にはなりません(費用の払い戻しはありません)のでご注意ください。
対象者
予防接種実施日に、加古川市に住民登録がある50歳以上の人
※ただし、すでに加古川市から、帯状疱疹ワクチンの助成を受けている人は対象外
助成対象ワクチン・助成回数・助成金額
助成対象ワクチン | 生ワクチン(ビケン) | 不活化ワクチン(シングリックス) |
---|---|---|
助成回数 | 1回 |
2回 ※2回目は1回目の接種から2か月後、 遅くとも6か月後までに接種(6か月を 超えた場合は対象外) |
助成金額 | 4,000円/回 | 10,000円/回 |
※接種費用の助成は、いずれか一方のワクチンのみで、生涯に1度限りです。
※シングリックスについて、制度開始日より前に1回目の接種をされた人で、制度開始日以降に2回目の接種をされる場合、2回目の接種は助成制度の対象となります。
実施方法
接種方法
指定医療機関にて以下の手順で接種してください。
1.事前に指定医療機関にて接種日・接種するワクチンを予約
2.接種日に指定医療機関にて専用の予診票に必要事項を記入し、接種
3.接種後、指定医療機関の接種費用から助成金額を差し引いた額をお支払い
※市から個別に予診票の送付はしていません。指定医療機関に専用の予診票を置いています。
接種に必要な持ち物
加古川市の住民であることが確認できるもの(マイナンバーカード等)
指定医療機関
加古川市・稲美町・播磨町の指定医療機関
※接種を希望される人は、事前に医療機関へお問い合わせください。
※加古川市内の指定医療機関については、かこナビからも確認できます。
「生活情報」→「帯状疱疹ワクチン接種指定医療機関」を選択してください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは、2種類あり、接種方法や効果などが異なります。
帯状疱疹ワクチンを接種するか、どちらのワクチンを接種するか、かかりつけ医等に相談のうえ、接種の判断をしてください。
ワクチン名 (種類) |
ビケン (生ワクチン) |
シングリックス (不活化ワクチン) |
---|---|---|
接種方法 |
皮下注射 |
筋肉内注射 |
接種回数 |
1回 |
2回 (2回目は1回目の接種から2か月後、 遅くとも6か月後までに接種) |
予防効果 |
約50~60% |
50歳以上で約97% 70歳以上で約90% |
持続期間 |
5年程度 |
9~10年程度 |
副反応 |
<発生頻度10~50%> 腫れ、痛み、硬結 <発生頻度1~10%> <発生頻度1%未満> <重大な副反応(頻度不明)> 血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎 |
<発生頻度50%以上> <発生頻度10~50%> 頭痛、筋肉痛、疲労、悪寒、発熱 <発生頻度1~10%> <発生頻度1%未満> 気道感染、無気力症など <重大な副反応(頻度不明)> |
健康被害救済制度
帯状疱疹ワクチンの接種は、任意予防接種であり、予防接種法に基づく予防接種ではないため、万一、健康被害が生じたときは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく救済及び市が加入している予防接種事故賠償保険による補償の対象となる場合があります。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構ホームページ「医薬品副作用被害救済制度」
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:地域医療課(本館2階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9100
ファックス番号:079-421-2063
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更新日:2024年09月06日