使用済み食用油の回収について

加古川市では、令和7年6月に「揚げ物(Fry)油を燃料にして、空を飛ぶ(Fly)」世界を実現するという設立趣旨の「Fry to Fly Project」に参加し、同年8月に、日揮ホールディングス株式会社、株式会社レボインターナショナル、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYと、持続可能な社会の構築に向けて、廃食用油の資源化促進を図るため、「持続可能な航空燃料の普及促進に関する連携と協力に関する協定書」を締結しました。（詳しくはこちら）

廃食用油の資源化を進めるため、市内3か所で家庭から出る使用済み油（てんぷら油など）を回収し、SAF（持続可能な航空燃料）へ再利用する取組みを始めています。
資源を有効に活かすため、みなさまのご協力をお願いします。

1.揚げカスなどの異物を取り除きます。

2.冷ました油を使用済みペットボトルに入れます。移す際は、漏斗などを使うと便利です。

ペットボトルは、中身を洗浄して乾かしたものを使用してください。

（漏斗は100円ショップなどの小売店でも購入できるほか、加古川市役所新館7階 環境政策課において、希望者に無料で配布しています。）

環境政策課では下の写真の2種類の漏斗を用意しています。希望者には、どちらかの漏斗を配布しています。

3.しっかりとふたを閉めて回収ボックスへ入れてください。

〇植物性食用油

• サラダ油（菜種油、大豆油、コーン油など）
• ごま油
• オリーブオイル
• 菜種油（キャノーラ油）
• その他、一般家庭で調理に使用する植物性食用油

×動物性油脂

• ラード
• 牛脂
• 鶏油（チーユ） など

×固形化した油や処理が困難なもの

• 天かすなどの揚げかすが大量に混ざったもの
• マーガリン、バター、ショートニング、パーム油

×鉱物油や合成油

• エンジンオイル
• 灯油、軽油、潤滑油など

×その他

• 水分が多く混ざったもの
• 油が漏れる恐れのある容器に入っているもの（紙パックなど）

A1. ご家庭で使い終わったサラダ油（菜種油、大豆油、コーン油、紅花油、ごま油、ひまわり油など）、オリーブオイルが対象です。動物性の油（ラードなど）や鉱物油（機械油など）、固まった油（バターなど）は回収できません。

A2. 中身を洗浄し、よく乾かした使用済みペットボトルに入れ、ふたをしっかり閉めてお持ちください。ペットボトルごと回収します。ガラス瓶や紙パック、油が漏れる恐れのある容器は回収できません。

また、賞味期限切れの未使用油はペットボトルに移し替えなくても構いません。

A3. 揚げカスや水分をできるだけ取り除いてから入れてください。多少の細かいカス程度は問題ありません。

A4. 各回収場所の開庁・開館時間内にご利用いただけます。閉庁・閉館時には回収できません。

A5. 集めた油は専門業者が処理し、持続可能な航空燃料（SAF＝Sustainable Aviation Fuel）にリサイクルされます。

A6. できるだけペットボトルの8割程度までためてからお持ちください。
少量の場合は、数回分をためてから回収ボックスに入れていただくと回収がスムーズになります。

ただし、一度に大量の廃食用油を持参される場合は、事前に環境政策課までご連絡をお願いします。

A7. 特に決まりはありません。
市販のペットボトル（1リットル程度まで）であれば、どの大きさでもかまいません。

A8. はい。無料でご利用いただけます。

A9. 今回の回収は一般家庭から排出される使用済み食用油が対象です。事業者の方は回収の対象外となりますが、大量にある場合は、業者が回収してくれる可能性がありますので、環境政策課までお問い合わせください。