段ボールコンポストで生ごみをリサイクルしましょう
家庭から出る「燃やすごみ」のうち、約3分の1は台所から出る生ごみだと言われています。
みかん箱程度の段ボールがあれば、ピートモスともみ殻くん炭(ホームセンター等で販売されています)を使うことで生ごみを堆肥に手軽にリサイクルできます。
この「段ボールコンポスト」で、生ごみの減量、堆肥化にチャレンジしてみませんか?
生ごみを堆肥にできる「段ボールコンポスト」を無料で配布します!
生ごみを園芸用の堆肥にリサイクルできる段ボールコンポストのセット(蓋付き段ボール、ピートモス、くん炭)を、市民モニターに登録いただける方に無料で配布しています。
(注)令和7年4月から、1世帯につき最大3回(3セット)までの配布に改めます。
令和7年度の配布について
場所:環境美化センター(加古川市野口町水足1452-1)
日時
4月29日 |
(火曜日) |
午前10時~11時 ※場所:日岡山公園(花と緑のフェスティバル) |
5月23日 |
(金曜日) |
午前10時~11時 |
6月27日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
7月25日 |
(金曜日) |
午前10時~11時 |
8月22日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
9月26日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
10月24日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
11月28日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
12月26日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
令和8年1月23日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
2月27日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
3月27日 |
(金曜日) | 午前10時~11時 |
日時・場所は変更する場合があります。
希望される方は、必ず事前に電話にてご予約ください。(電話:079-426-5440)
※ 配布は市民の方に限ります。
段ボールコンポストの特徴
- 空気中の菌の働きで生ごみを分解します。
- 段ボール箱は通気性がよいため、分解に必要な空気と、余分な水分が自然に調整されます。
- 段ボール箱に入れる「ピートモス」と「もみ殻くん炭」は、通気性・吸水性が高く、菌が働きやすいので、生ごみの分解が促進されます。
- 3ヶ月使用した後の中身は、土と混ぜて堆肥として使用することができます。
- 生ごみ(1日500グラム、3か月45キログラム程度)を減量することができます。
段ボールコンポストの作り方
用意するもの
- 段ボール箱(みかん箱程度の大きさのもの)
- 底に敷く段ボール(底を二重にする)
- ガムテープ
- ピートモス 12リットル(比率:3)
- もみ殻くん炭 8リットル(比率:2) *ピートモス、もみ殻くん炭はホームセンター・園芸店などで購入できます。
- 段ボール箱を置く台(板切れなど。底面の通気性を確保します。)
- バスタオルなど(虫よけ用のふたとして使います。Tシャツや段ボールを加工したものも可能です。)
- シャベル(かきまぜ用)
- 温度計(生ごみの分解温度の確認用。無くても大丈夫です。)

作り方
- 段ボール箱を組み立てる。
- 段ボール箱の底と四隅をガムテープでとめる。
- 底の大きさにカットしたダンボールを敷いて補強し、隙間にガムテープを貼る。
- ピートモスともみ殻くん炭を入れた袋に2リットル程度の水を加えなじませる。
- 段ボールに4を入れ、上面に虫よけ用のふたをかぶせる。

生ごみの入れ方
- 1日に500グラム程度(三角コーナー1杯分)の生ごみを投入し、底の方からかき混ぜます。
- 水切りは不要です。小さく刻んだ方がよく分解します。
- 生ごみを入れない日でも、1日1回程度はかき混ぜてください。
段ボールコンポスト使用上の注意点について
ニオイ・虫について
- あまりニオイは発生しませんが、気になるときは、コーヒーかすやお茶ガラ、柑橘類の皮を入れると効果があります。
- 段ボールに「すき間」があると、コバエなどの虫が発生する原因になります。
- 白いカビが表面に発生することがありますが、菌の一種ですので、気にせずかき混ぜてください。
温度管理について
- 段ボールコンポストは台にのせ、気温が15度から20度くらいの場所に置きます。
- 気温が低いと菌が活性化せず、生ごみの分解が進みませんのでご注意ください。お湯を入れたペットボトルを段ボール箱の四隅に置き、その上から毛布等をかぶせると効果的に加温・保温ができます。
- 菌が活性化しているときは、中身の温度は30度を超えるようになります。生ごみの種類・量により60度を超えることもあります。
- 中身の温度が上がらないときは、使用済みてんぷら油を少量(200ミリリットル程度)投入してください。天かすや米ぬかでも効果があります。
堆肥化について
- 生ごみ投入開始から3か月程度入れ続けることができます。中身がべとつくなど分解が鈍くなれば生ごみ投入終了の合図です。
- 投入終了後10日間ほどはかき混ぜる作業を続け、そのまま約1ヶ月間熟成させます。水分がなくなりサラサラになれば完成です。
- 中身を土に混ぜ合わせると堆肥として使用できます。中身:土=1:3の割合です。
配布実績
加古川市では段ボールコンポストによる生ごみの減量に、多くの市民のご協力をいただいております。
配布年度 | 配布数 |
---|---|
平成30年度 | 332 |
令和元年度 | 296 |
令和2年度 | 265 |
令和3年度 | 478 |
令和4年度 | 389 |
令和5年度 | 343 |
令和6年度 | 287 |
段ボールコンポストは『 ウェルピーポイント制度』 の対象事業から除外となりました。
令和7年4月からウェルピーポイントの付与はありません。
かんきょう出前講座について
かんきょう出前講座には、段ボールコンポスト初心者の方々への講座もあります。
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:環境政策課 循環型社会推進係(新館7階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-426-5440
ファックス番号:079-422-9569
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更新日:2025年03月28日