オープンデータ活用事例

更新日:2025年09月16日

イベントへの参加

チャレンジ!!オープンガバナンス(COG)

概要

東京大学公共政策大学院等が主催する、自治体や市民が協力して、オープンデータやデジタル技術を活用し、地域の課題解決に取り組むコンテストです。

市民・学生の課題解決アイデアを募集しています

2025年度(令和7年度)

チャレンジ!!オープンガバナンス(COG)2025では、加古川市の課題として以下を提出しています。皆様からのアイデアをお待ちしています!

  1. 加古川市スマートシティ構想の推進
  2. 地場産業(靴下産業・国包建具)の活性化

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これまでの参加状況

2024年度(令和6年度)
  1. 地場産業(靴下産業)の活性化
  2. 加古川市スマートシティ構想の推進
  3. 加古川市まちの魅力発信キャラクターかこのちゃんを活用したPR

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2023年度(令和5年度)
  1. 地場産業(靴下産業)の活性化
  2. 加古川市スマートシティ構想の推進
  3. 市民意識調査を活用した幸福感を実感できるまちづくり
  4. データから農業のポテンシャルを発掘! スマート農業『“トカイナカ”KAKOGAWA』を実現したい!
  5. さらなる安全・安心のまちづくり

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2022年度(令和4年度)
  1. 地場産業(靴下産業)の活性化
  2. 観光の活性化
  3. 加古川市スマートシティ構想の推進
  4. Liveable Well-Being City 指標を活用

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2021年度(令和3年度)
  1. ウェルピーポイントの歴史的遺産への応用
  2. 加古川市の空き家の学習室としての活用について
  3. 認知機能の低下がみられる高齢者の見守り
  4. 加古川イチの伝統を誇る国包建具技術を未来へ!

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加古川市の4つの課題すべてに対し、兵庫大学現代ビジネス研究科院生並びに兵庫県立加古川東高等学校生より課題解決に向けたアイデアを提出いただきました。

アイデアの内容や検討プロセス、市や関係者との連携方法が高く評価され、以下の賞を受賞しました。

オープンガバナンス総合賞、学生賞、ファイナリストオンライン投票金賞
  • 兵庫県立加古川東高校STEAM特講地場産業PR班(トリプル受賞)
ハーバードイノベーション賞、Tableau Software賞
  • チーム兵庫大学大学院BM(ダブル受賞)
セミファイナリストオンライン投票銀賞
  • 兵庫県立加古川東高校STEAM特講すこぶる空き家活用班
ポスター展金賞
  • 兵庫県立加古川東高校STEAM特講陰陽師ツーリズム班

ご提案いただいたすべてのアイデアが受賞するという快挙を達成し、県立加古川東高校地場産業PR班については、オープンガバナンス総合賞(全国1位)を獲得しました!

2020年度(令和2年度)
  • 認知機能が低下された高齢者の見守り

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2019年度(平成31年度)
  • 日本初の純国産デュラム小麦「セトデュール」を使った地域振興

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2018年度(平成30年度)
  1. 加古川の”ぐうっと”(GOOD)な魅力を届けたい~子育て世代に選ばれるまちを目指して~
  2. 日本初の純国産デュラム小麦「セトデュール」を使った地域振興

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SocialHackDay

Code for Japanが開催するイベント「SocialHackDay」の神戸サテライト会場で開催された「SocialHackDayinKOBE」に参加しました。

「SocialHackDay」とは、何かやりたい人、やっている人がプロジェクトを持ち込んで、仲間を募り、みんなでサービスをつくりあげる「One day ハッカソン」です。

「加古川市のオープンデータやオープンデータAPIを使ってください!」という提案を持ち込んだところ、プロジェクトチームが2つ立ち上がり、以下の取り組みが実施されました。今後も継続して開発が進む可能性があります!

Webアプリ「5374(ごみナシ).jp 加古川市版」

制作者

CodeforKobe

概要

 一番近いゴミの日を種別ごとに表示するWebアプリです。ごみの種別をクリックすると、捨てることが可能なゴミの一覧を見ることができるWEBアプリです。

Webアプリ「5374(ごみナシ).jp 加古川市版」(外部サイト)

Webアプリ5374(ごみナシ)のキャプチャ画面

加古川市オープンデータAPI利用チュートリアル

制作者

CodeforKobe

概要

加古川市のオープンデータAPIを使ってみようとする方の参考となるように、利用方法を紹介した「加古川市オープンデータ API 利用チュートリアル」です。

加古川市オープンデータ API 利用チュートリアル(外部サイト)

大学による活用事例について

兵庫県立大学

CSIS DAYS 2018 にポスターセッションに出展

日時

2018年11月2日金曜日

概要

CSIS DAYS 2018において、兵庫県立大学応用情報科学研究科応用情報科学専攻政策経営情報科学コース川向研究室による加古川市のオープンデータ等を利用した研究がポスターセッションに出展されました。

イベントの詳細は下記リンク

全国共同利用研究発表大会「CSIS DAYS 2018」プログラム(CSIS DAYS 2018のサイト)

第27回地理情報システム学会学術発表大会に参加

日時

2018年10月20日土曜日

概要

第27回地理情報システム学会学術発表大会において、兵庫県立大学応用情報科学研究科応用情報科学専攻政策経営情報科学コース 川向肇准教授と加古川市が共著で「兵庫県内の地方自治体における空間的データのオープンデータ化を巡る諸問題」というテーマの論文を発表しました。

大会の詳細は下記リンク

第27回地理情報システム学会学術研究発表大会プログラム

加古川市のオープンデータを活用した研究事例報告会

日時

2018年6月29日金曜日

概要

加古川市が公開しているオープンデータを活用した研究事例について、兵庫県立大学応用情報科学研究科応用情報科学専攻政策経営情報科学コース川向肇准教授の研究室に所属する兵庫県立大学大学院の学生の皆さんが市長と職員に報告する研究事例報告会を開催しました。

研究事例の内容としては、かこバスなど公共交通や保育園、防犯関係のデータを利用した分析など、加古川市の地域課題解決へ期待が持てる内容でした。

楕円形の座席に複数人の人物が座り話し合いをしている写真
市松模様の背景に7人の人物が並んでいる写真

甲南大学

加古川LINEウォーカー

開発者

甲南大学知能情報学部・自然科学研究科知能情報学専攻岳研究室久保さん、岡田さん、木本さん、笹本さん、岳教授

概要

「加古川『知』を結ぶプロジェクト」の一環で、加古川市のオープンデータと無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用して開発。LINEにおいて友達登録を行うことで、メッセージを送り飲食店や観光スポット等の情報収集ができるトークモードのほか、自分の居る位置から周辺の食事場所や休憩場所等の情報を収集する事ができる地図モードや、口コミ投稿モードもあります。加古川市の観光や飲食情報をスマホなどから手軽にリアルタイムに入手できます。

加古川LINEウォーカーのイメージイラスト

取組内容について、神戸新聞に記事が掲載されました。

実証実験実績:第29回加古川ツーデーマーチ(2018年11月10日土曜日~11月11日日曜日)、第30回記念加古川マラソン大会(2018年12月23日日曜日)

兵庫大学

加古川ツーデーマーチ お役立ちコースマップ

開発者

兵庫大学経済情報学部小山さん、南さん

概要

加古川のイベント活性化プロジェクトとして、Openstreetmapを活用し、「加古川ツーデーマーチ お役立ちコースマップ」を開発。ツーデーマーチの参加者に役立つスマホ閲覧用コースマップを作成し、地図上に掲載されたチェックポイントのほか、トイレやAEDなどの情報も表示。参加者に楽しく安全にイベントに参加してもらいながら、加古川の魅力を感じてもらえることを目指したものです。(2018年11月10日~11日に開催されたツーデーマーチのコースです。)

加古川ツーデーマーチ お役立ちコースマップ画面 加古川ツーデーマーチ お役立ちコースマップに写真が表示されている画面

同志社大学

加古川市のオープンデータを活用した研究事例報告会

日時

2019年6月21日金曜日

概要

総務省統計局統計データ利活用センターの協力の下、同志社大学文化情報学部宿久洋教授の研究室に所属する学生の皆さんが、平成28年1月から平成29年12月の約2年間に市公用車に搭載したセンサーから収集したデータの分析を行い、市長と職員に報告する分析報告会を開催しました。

車の揺れなどの走行データから道路上のひび割れや欠損箇所を解析したり、晴天時・雨天時の運転の違いから危険箇所の分析を行うなど、課題解決につながる可能性のある内容でした。

楕円形の座席に座った人たちがモニターに映った映像を見ている写真
市松模様の背景に2列に10人の人物が並んだ写真

県立加古川東高等学校×NECプロボノ 

「地域デザイン講座」発表会

「地方創生☆政策アイデアコンテスト2021」(主催:内閣府、共催:経済産業省)にて、近畿経済産業局長賞を受賞された県立加古川東高等学校の生徒3グループによる研究成果をNECプロボノがさらにブラッシュアップ。

磨きをかけた研究成果の発表会を2022年2月22日に加古川市役所にて市長、市職員、関係者向けに開催しました。

研究成果の発表会の写真

加古川東高等学校では、STEAM特別講座の一つとして、RESASを用いて加古川市の地域デザインを考え提案する講座を開講しています。事前にRESASのデータを使って、加古川市の課題を識別し、高校生自らが取り組みたい課題を抽出し、その課題設定を元に、Code for Japanの皆さまの支援を受けながら、解決策を実現させるためのアプリを設計。さらに、デザインツールを用いて、プロトタイプとして実際のアプリデザインの作成まで行いました。

(Code for Japan ホームページ:2021年8月のシビックテック活動レポート&今後のイベント案内

この講座で高校生が考えた課題・解決策に対し、今度はNECプロボノ倶楽部の皆さまが企業目線で課題の質を高めるフィードバックを行い、加古川市版Decidimを活用しながら解決策・手段を共有し、高校生と一緒に取り組むという実践的な共創活動を「放課後プロフェッショナル」と題して、約2か月に渡り取り組んできました。

今すぐにでも始められそうな素晴らしい提案であり、この発表で終わりではなく、実現に向け今後も取り組みたいとの意見も参加者よりいただきました。

3グループのプレゼン資料
空き家から産業創出へ!

地場産業靴下の振興へ

陰陽師で永続的観光

加古川市と日本電気株式会社との地域共創を通じたスマートシティの推進に関する包括連携協定

加古川市と日本電気株式会社は、令和3年11月9日から令和5年11月9日にかけて、「加古川市と日本電気株式会社との地域共創を通じたスマートシティの推進に関する包括連携協定」を締結し、共創(様々な主体が各々が持つ強みを持ち寄り一緒に解決策を見出していくことで新たな価値を創造する取り組み)を通じて、”誰もが豊かさを享受できるスマートシティ加古川”を推し進めることを目的として取組みました。

加古川市と日本電気株式会社との包括連携協定締結式の画像

デジタル技術をまちづくりに活用したスマートシティの取り組みが国内外の様々な都市で進んでいます。しかしながら、地域の課題や住民のニーズを捉えて暮らしに直結した行政サービスを提供している都市は少なく、住民が主体となって行政・企業が連携し、地域課題を解決する持続可能なまちづくりが求められています。

こうした中、加古川市は、市民と合意形成しながら政策展開することで市民生活の質の向上を目指す、市民参加型合意形成プラットフォーム「加古川市版Decidim(注1)」を日本の自治体で初めて導入し、運用しています。本協定では、先進デジタル技術を活用し自治体向けに様々な分野・領域のデータやサービスを提供している日本電気株式会社との連携により、持続可能なまちづくりを目指しました。

協定内容について

1 加古川市市民参加型合意形成プラットフォームを活用した地域共創に関すること

2 加古川市市民参加型合意形成プラットフォームの価値向上を目指す活動に関すること

3 その他協定の目的に沿うこと 

具体的な取組内容について
NECのデザイン思考を用いたDecidim価値向上

加古川市民や行政の課題定義から具体的なプロトタイプによる価値検証まで、市民参加や合意形成を促進する仕組み作りを日本電気株式会社(以下、「NEC」といいます。)のデザイン思考フレームワーク(注2)を活用して検討します。具体的には、加古川市版Decidim上でFunding(資金集め)やExecution (実行人材のマッチング)等のサービスの紹介を行い、データに基づく市民参加型のまちづくりをめざす地域共創型のプラットフォームを検討します。

プロボノの連携

NECは、社員の持つプロフェッショナルスキルをNPOや社会起業家の抱える課題解決に役立てる取り組みである「プロボノ(注3)」を推進しています。今回加古川市とNECが連携し、全国のNEC社員がオンライン等でプロボノに参画することを通じて、加古川市版Decidimに集まった地域課題の解決を支援します。

また、加古川市版Decidimで集まった課題に対してプロトタイプ構築を数日で実現可能とする、ローコードプラットフォーム「Mendix(注4)」を活用することで、スピーディーな社会実装・検証を推進します。

多世代による未来創造

NECは、2050年を見据えて叶えたい未来を考える場である「NEC未来創造会議」を運営しています。国内外の有識者が集い、今後の技術の発展を踏まえながら「実現すべき未来像」と「解決すべき課題」そして「その解決方法」を構想してきました。今回、加古川市とNECが連携し、人が豊かに生きるための未来予想図を一人一人の市民が描けるように支援します。

(注1) オンラインで多様な市民の意見を集め、議論を集約し、政策に結びつけていくための機能を有している市民参加型合意形成プラットフォームです。

市民参加型合意形成プラットフォーム(加古川市版Decidim) 

(注2) NECデザイン思考フレームワーク

(注3) NECプロボノイニシアティブ

(注4) Mendix

民間事業者による活用事例

市内飲食店のテイクアウト・デリバリー情報のオープンデータ化

全国的なコロナウイルス感染症の広がりにより、外食産業は大きな打撃を受けており、先日、加古川商工会議所と市は、テイクアウト・デリバリー可能な飲食店情報を集約し、市民に広く提供することとしたところです。(参考:商工会議所ホームページ(外部サイト)

これを受け、市では、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区)、トヨクモ株式会社(本社:東京都品川区)、株式会社フューチャーリンクネットワーク(本社:千葉県船橋市)と共同で、テイクアウト・デリバリー可能な飲食店の情報をオープンデータ化し、行政情報ダッシュボードを活用した仕組みを構築しました。

また、市のオープンデータカタログサイトを利用することにより、テイクアウト・デリバリーできるお店のデータの利活用が可能となり、また、テイクアウト・デリバリーを始めた飲食店はその情報を広く知らせることが可能となります。

加古川市行政情報ダッシュボード(外部サイト)

加古川市オープンデータカタログサイト(外部サイト)

オープンデータ化された情報を株式会社フューチャーリンクネットワークが地域情報サイト「まいぷれ加古川」に掲載することにより、市民への情報周知を広げ、飲食事業者への支援につなげています。

まいぷれ加古川(外部サイト)

 

民間事業者による 「かこがわアプリ」 の共同利用のモデル

内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術/スマートシティ分野の実証として、民間事業者による 「かこがわアプリ」 の広域展開向けのクローンアプリ(Android版プロトタイプ)が構築されました。

  • 本プロトタイプ(BLEタグ検知機能)は、不正利用やデータセキュリティ等を考慮して、ボタンのON・OFF切り替えはできますが、タグ検知自体は機能しない設定としています。

データは、加古川市オープンデータカタログサイトにおいて公開しています。

加古川市オープンデータカタログサイト(外部サイト)

クローンアプリ画面

CivicTechによる活動

CivicTechとは

市民が主体となり、ITなどの技術を活用して身近な地域課題の解決を目指す取組やその技術のことです。

活用事例

Webアプリ「加古川ごみ出しアプリ」

制作者

CodeforHarima 萬野様

概要

加古川市のごみ出しアプリ(webアプリ)です。中国語(簡体と繁体)にも対応しています。

加古川ごみ出しアプリ(webアプリ)(外部サイト)

加古川ごみ出しアプリの画面 (加古川ゴミ出しアプリのサイトへリンク)

その他

アプリへの利用

次世代119番通報アプリ「Coaido119」

制作者

Coaido株式会社

概要

「Coaido119」は、119番通報とSOS発信を行う緊急通報共有アプリで、倒れている人を発見した人が「Coaido119」を操作すると、119番通報と同時に、事前登録された周辺の救命知識保有者およびAED設置先にSOS情報を送信。救急隊が現場に到着するまでの間に必要となる一次救命処置を要請するiOSアプリです。

詳細については下記リンク

Coaido119 トップページ(外部サイト)

次世代119番通報アプリCoaido119の画面(PR TIMESのサイトへリンク)

総務省「第3回地方公共団体における統計利活用表彰」奨励賞受賞

総務省が地方公共団体における統計データの利活用を推進することを目的として実施している「第3回地方公共団体における統計利活用表彰」において、加古川市の行政情報ダッシュボードが奨励賞を受賞しました。

2018年11月19日月曜日に開催された「第68回全国統計大会」において、表彰状が授与されました。

額縁に飾られた統計利活用表彰奨励賞の表彰状の写真 統計利活用表彰奨励賞授賞式で表表情を手渡している様子の写真

活用事例の募集について

加古川市のオープンデータを活用した事例がありましたら、ぜひデジタル改革推進課(スマイルメール)までお知らせください。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:デジタル改革推進課 スマートシティ・DX推進係(新館4階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9373
ファックス番号:079-429-2265
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