加古川駅周辺再整備基本方針を策定しました

背景
- 令和2年6月に「加古川駅周辺地区まちづくり構想」を策定し、駅北口エリアの開発を起爆剤に、駅南口の再開発につなげる構想としました。
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新型コロナウイルス感染症の流行により、駅北口エリアを先行して開発する事業計画を一時凍結しました。
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令和5年2月に「JR加古川駅周辺まちづくり(案)」を策定し、駅周辺の強みや弱みなどを現状分析したうえで、駅南北を一体的に再整備する新たな計画を検討しました。
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令和6年4月に「加古川駅周辺エリアビジョン(案)」を策定し、JR加古川駅周辺におけるウォーカブルなまちづくりについて将来像を示すとともに、市民、事業者等と相互に共有を図りました。
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本市の顔である駅前において魅力ある都市空間の形成に向けて、今後、再整備を具体化していくにあたっては、これらの構想・議論を踏まえ、「 加古川駅周辺再整備基本方針 (以下「本方針」という。)を策定し、地権者や関係機関、周辺商店街など地域の方々と連携を図るとともに、多くの市民の皆さんからの理解・共感を得ることが重要であることから、本方針を公表するものです。
【本編】加古川駅周辺再整備基本方針(PDFファイル:9.6MB)
加古川駅周辺再整備基本方針の概要
1.加古川駅周辺再整備基本方針について
本市の顔である駅前において魅力ある都市空間の形成に向けて、今後、再整備を具体化していくにあたっては、これらの構想・議論を踏まえ、「加古川駅周辺再整備基本方針」(以下「本方針」という。)を策定し、地権者や関係機関、周辺商店街など地域の方々と連携を図るとともに、多くの市民の皆さんからの理解・共感を得ることが重要であることから、本方針を公表するものです。
今後は本方針のもと、駅周辺再整備の具体化に向けて、「加古川駅周辺再整備基本計画 」(以下「基本計画」という。)の策定に関する検討を進めます。
2.現状と課題、市民ニーズ
1)地域の現状
加古川駅周辺の人口は増加傾向にあり、交通結節機能として多くの人が往来する広域からの受け皿となっています。民間事業者への需要調査では需要に応じたボリューム設定や公的な施設との複合によって滞在機会を増やし、施設の付加価値を高めるための検討が必要であるとの意見がありました。
2)市民の想い・ニーズの把握
駅前の魅力的なにぎわい・滞在・滞留空間及び多様な主体が使いこなせる公共空間の再構築が求められています。
3.再整備で目指すまちの将来像
1)まちづくりの方向性(加古川駅から加古川河川敷までのエリアについて)
【方向性1】 居心地とひとの活動を大切にし、加古川らしさを活かしたひと中心の空間づくり
【方向性2】 時代や市民のニーズに対応し、次世代につなぐ魅力的な拠点づくり
【方向性3】 2つのウォーカブル空間の形成と一体性の推進
2)コンセプト・導入機能の考え方(再整備検討エリアについて)
世界最高の『居場所』『まなび』『ワクワク』を届けたい
~加古川らしい、ひとの顔・ひとのつながりがみえるまち~
3)再整備検討エリアの将来像
・みんなのひろばを核とした機能配置
・商業・図書館・子育てプラザ・ホールなどの複合機能
・駅前広場(交通ロータリー)の再編及び交通結節機能の強化・改善
4.今後の進め方
本方針で示す将来像の実現へ向けては、機能配置、空間の形成が重要となります。今後も、意見交換・検討をはじめ、社会実験やワークショップなどで得られた市民・使い手の目線を基本計画に反映していきます。
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:加古川駅周辺再整備推進課
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-3153
ファックス番号:079-422-8192
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更新日:2025年08月28日