宅地耐震化推進事業

更新日:2021年08月31日

はじめに

阪神淡路大震災や東日本大震災などでは、一定規模以上の「大規模盛土造成地」で滑動崩落による被害が発生しています。本市では、平成24年度から該当する規模の造成地の調査を進めました。

公表したマップは、住民の皆様の防災意識を高め、災害の未然防止や被害の軽減につなげていただくことを目的に作成したものであり、地震時に滑動崩落する箇所を示したものではありません。市内に分布する大規模盛土造成地の概ねの位置と規模を示したものです。

 

【大規模盛土造成地の定義】

 過去の災害実績より、大規模盛土造成地には「谷埋め型」と「腹付け型」の2種類があり、以下のように定義されています。

■谷埋め型大規模盛土造成地

   谷を埋め立てた宅地で盛土の面積が3,000平方メートル以上の盛土造成地

 

■腹付け型大規模盛土造成地

   傾斜地に盛土した宅地で盛土する前の地山の傾斜が20度以上で、

      かつ、盛土の高さが5m以上の盛土造成地

加古川市の取り組みと調査結果

 本市では、国土交通省が示す「大規模盛土造成地の変動予測調査ガイドライン」に沿って、平成27年度に大規模盛土造成地マップの公表を行いました。
 その後、令和2年度までに、滑動崩落の危険度が高いと想定される6箇所を対象として、ボーリング調査・水位観測等の予備調査を行ったところ、第2次調査(詳細な地盤調査、安定性の検討)が必要な盛土はないことが判明したため、調査を終了しています。
 今後も、危険度が高いと想定される箇所においては、定期的にパトロールを行っていきますが、市民の皆様においても、災害の未然防止や被害の軽減を図るために、日頃から宅地地盤(道路や側溝を含む)や擁壁などに亀裂等の変状や地下水の滲み出しの変化などがないか点検をしておくことをお勧めします。

 

宅地耐震化推進事業に関するQ&A

宅地耐震化推進事業に関するリンク集

≪宅地の耐震化に関するホームページ≫

 

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:まちづくり指導課(新館5階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9261
ファックス番号:079-422-8192
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