消毒用アルコールを安全に取り扱うには

更新日:2023年04月19日

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、手指の消毒などに、消防法の危険物に該当する消毒用アルコールを使用する機会が増えていますが、一般的に、消毒用アルコールには次の危険性があります。

アルコールの危険性

火気を近づけると引火しやすい

〇アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重く、低いところにたまりやすい

 

また、消毒用アルコールについては、保管量や使用量が増加すれば、消防法や火災予防条例の基準が適用され、消防関係法令上の手続きや安全対策が必要となる場合がありますのでご注意ください。

 

消毒用アルコールの安全な取扱い方法
  1. 消毒用アルコールは、火気の近くで使用しないこと。
  2. 室内の消毒や消毒用アルコールの容器詰替え・噴霧により可燃性蒸気がたまるおそれがあるため、密閉した室内での多量の使用は避けること。
  3. 消毒用アルコールの容器を保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所を避けること。また、消毒用アルコールの容器を落下させたり、衝撃を与えることを避けること。
  4. 消毒用アルコールを容器に詰め替える場合は、漏れ、あふれ又は飛散を避けるとともに、詰め替えた容器に、消毒用アルコールである旨や「火気厳禁」などの注意事項を記載すること。

 

消防法や火災予防条例の規制数量について
  消毒用アルコールの保管量や使用量

火災予防条例の

届出が必要

個人の住宅など 200リットル以上400リットル未満
事業所 80リットル以上400リットル未満
消防法の許可が必要 400リットル以上

※多量の消毒用アルコールを保管、使用する場合は、事前にご相談ください。

 

消毒用アルコールの安全な取り扱いを示したポスター

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:消防本部予防課 予防係(消防庁舎5階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
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