火災通報装置を設置されている建物の事業主様へ
火災時に十分な通報が行えない可能性があります
火災時に消防機関へ通報する設備である「火災通報装置(消防機関へ通報する火災報知設備)」により119番通報を行った場合、119番通報で”必要不可欠”な消防機関からの折り返しの連絡が、正常に受けられなくなる可能性があります。
これは、NTTにより予定されている、固定電話網(デジタル回線)からIP網への移行に伴い発生する不具合です。
不具合が発生する可能性のある火災通報装置
火災通報装置が次のすべてに該当する場合、消防機関からの折り返し連絡が受けれない可能性があります。
- ナンバー・ディスプレイ契約、モデムダイヤルイン契約またはPBダイヤルイン契約をしている。
- 上記1の契約をしている加入電話回線と、火災通報装置を接続している回線が同一(共用)である。
- ナンバー・ディスプレイ契約又はモデムダイヤルイン契約の場合、火災通報装置が特定型式に該当する。
火災通報装置の不具合を改善する方法
不具合が発生する可能性のある火災通報装置に該当する場合は、事業主様は次のいずれかの対応が必要になります。
- ナンバー・ディスプレイ契約、モデムダイヤルイン契約またはPBダイヤルイン契約を解除する。
- 上記1の契約をしている加入電話回線と火災通報装置の回線を別々にする。
- 火災通報装置をCAR信号に対応している機種に変更する。
電話の利用形態により対応方法が異なりますので、まずはNTTにご相談ください。
【一般社団法人日本火災報知機工業会】(別ウィンドウで開きます)
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:消防本部予防課 査察指導係(消防庁舎5階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-6534
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更新日:2023年04月18日