消防職を目指す方へ ~加古川市消防本部の紹介~

更新日:2023年06月13日

組織の規模

加古川市消防本部は、昭和23年の自治体消防発足と同時に消防業務を開始し、現在、1本部(5課・防災センター)、2消防署、8分署の337名体制で、住民の生命、身体、財産を各種災害から守っています。また、隣接する加古郡稲美町、播磨町の消防業務を受託しており、管轄人口は約33万人と兵庫県下24消防本部中5番目の規模を誇っております。

指揮隊について

複雑多様化する災害に対し迅速かつ的確な対応と現場活動隊の安全管理体制の充実を図るため、令和4年度から中央消防署と東消防署に選任の指揮隊を配備しています。災害現場では、消防隊、救急隊、救助隊の指揮と安全管理等、現場活動のマネジメント役を担っています。

消防隊について

現在、2消防署8分署のすべてに消火活動で活躍するタンク車が配備されており、約130名の消防隊員が現場の最前線で消火活動等の役を担っています。

救急隊について

現在、2消防署8分署のすべてに救急車が配備され、約90名の救急隊員(うち約50名が救急救命士)で増加し続ける救急事案に対処しています。

救助隊について

現在、東消防署に高度救助隊、中央消防署に特別救助隊を配置し、複雑多様化する救助事案に対処しています。また、安全で確実な救助技術を競う消防救助技術近畿地区指導会においても優秀な成績を収めており、近畿地区代表として何度も全国大会出場を果たしています。(近年では令和元年度、平成29年度)

充実した研修制度 ~プロの消防士を養成~

毎年、研修実施計画書を作成し、計画的な職員のスキルアップ、人材育成に努めています。特に、今後発生が危惧されている南海トラフ地震や近年激甚化する豪雨災害等に備えるべく、今後を担う若手職員のスキルアップに力を入れています。消防隊員、救急隊員、指令員(119番通報を受け、現場活動隊に的確に状況を伝え、指令を出す要員)等、さまざまな業務を経験させることで多角的視点を持てる人材の育成を図っております。

また、これまでの手法に囚われない新しい技術や知識を学ぶことのできる様々な研修機会もあり、東京にある消防大学校や総務省消防庁、兵庫県にある兵庫県消防学校や兵庫県防災航空隊等への職員派遣等、人材育成体制が充実しています。

勤務体制・勤務時間

毎日勤務

月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時15分まで

交替制勤務

午前8時30分から翌日の午前8時30分にわたる勤務(1当務)を隔日に勤務します。

1当務の勤務時間は15時間30分で、1週間当たりの勤務時間は38時間45分になります。

毎日勤務、交替制勤務とも完全週休2日制を実施しています。

初任教育

消防職員に採用されると、初年度の内、延べ8ヶ月間は兵庫県消防学校に入校して、消防の専門教育を受けます。

消防学校入校前には新規採用者を対象に説明会を行うことで、消防学校での生活や効果的なトレーニング方法のアドバイスを行っており、入校への不安を取り除く機会を設けていますのでご安心ください。

給与等

初任給(地域手当を含む)

  • 大学卒 209,296円
  • 短大・高専・専門学校卒 193,949円
  • 高等学校卒 179,735円

なお、経歴に応じて加算される場合があります。

※この金額は、令和5年4月1日現在のものであり、給与改定等により変更される場合があります。

諸手当

 給与条例の定めるところにより、扶養手当、通勤手当、住居手当、期末手当、勤勉手当等を支給します。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:消防本部総務課(消防庁舎5階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-6528
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