出血時の止血法

更新日:2024年03月04日

一般に体内の血液の20パーセントが急速に失われると出血性ショックという重篤な状態になり、30パーセントを失えば生命に危険を及ぼすと言われています。したがって、出血量が多いほど、止血手当てを迅速に行う必要があります。出血時の止血法としては、出血部位を直接圧迫する直接圧迫法が基本です。

直接圧迫止血法

出血部位を確認し、出血部位を圧迫します。

  • きれいなガーゼやハンカチ、タオルなどを重ねて傷口に当て、その上を手で圧迫します。
  • 大きな血管からの出血の場合で、片手で圧迫しても止血できないときは、両手で体重を乗せながら圧迫止血をします。

注意点

  • 止血の手当てを行うときは、感染防止のため血液に直接触れないように、できるだけビニール手袋やビニール袋を使用します。
  • 出血を止めるために手足を細い紐や針金で縛ることは、神経や筋肉を傷つけるおそれがあるので行いません。
  • ガーゼなどが血液で濡れてくるのは、出血部位と圧迫がずれている、または圧迫する力が足りないためです。
直接圧迫止血の処置方法のイラスト

関連リンク

救急受診判断アプリ「Q助」のイラスト

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:消防本部救急課(消防庁舎5階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-6552
ファックス:079-424-0530
問合せメールはこちら
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか。
このページは見つけやすかったですか。