骨折に対する応急処置
骨折部位の確認
- 痛がっているところを確認します。
- 可能であれば、痛がっているところに変形や出血がないか確認します。
確認についての注意点
- 確認する場合は、痛がっているところを動かしてはいけません。
- 「激しい痛みや腫れがあり、動かすことができない。」、「変形が認められる。」、「骨が飛び出している。」などの症状が見られたときは骨折している可能性があります。
- 骨折の疑いがあるときは、骨折しているものとして手当をします。
骨折しているところを固定する
- 変形している場合は、無理に元の形に戻してはいけません。
- 協力者がいれば、骨折しているところを支えてもらいます。
- 傷病者が支えることができれば、自ら支えてもらいます。
- そえ木を当てます。
- 三角巾などでそえ木に固定します。
腕の固定
三角巾などで腕を吊ります。


足の固定


固定についての注意点
- そえ木は、骨折部の上下の関節が固定できる長さの物を使用します。
- 固定するときは、傷病者に知らせてから実施し、顔色や表情を見ながら固定します。
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更新日:2024年03月04日