両荘みらい学園エトセトラ R6下半期 続き

更新日:2025年03月19日

 姫路市平和資料館&北条鉄道・戦争遺跡(鶉野飛行場)に行きました ~ 7年 ~ 3月19日

平和セレモニー「平和への誓い」

 7年生では、尾上飛行場や鶉野飛行場などの見学を通じて、平和学習を進めています。今日は、姫路市平和資料館と加西市に鶉野飛行場周辺にある戦争遺跡を巡り学んできました。

 平和資料館では、平和セレモニーを行いました。平和への誓いを力強く宣言してきました。また、館内見学及びスタッフの方の平和講座をお聞きしました。

 そのあと、加西市の北条鉄道の法華口駅へ移動。法華口駅は、兵隊さんにとって、家族や知人との面会、そして戦場へと旅立っていった隊員たちにとっては別れの場になった駅だったそうです。この地は、航空機鶉野組立工場や飛行場があったこともあり、空襲などもあったようですが、命をつなぐための防空壕の見学もしました。身近な素材から学ぶこともいっぱいあります。

平和セレモニー

平和講座に集中しました

お弁当・・・ありがとうございます

おいしかったです

法華口駅 別れの駅でもありました・・・・

今なお残る防空壕

リーダー中心に行事は進んでいきました

今年最後の地区児童会 ~ 前期課程 ~ 3月19日

   前期課程で地区児童会を開催し、今年度の振り返りと来年度に向けて登校班の確認等をしました。高学年を中心に進め、5年生以下が話し合ったことを6年生が記録したり、時にはアドバイスをしたりしていました。バスの座席決めは、実際に椅子を並べて座ってみてイメージしながら決めていきました。あと2日はこれまで通り、4月からは今日決めたように登下校します。

「スーホの白い馬」・・・・物語の世界観を感じる ~2年国語科 ~ 3月18日

   2年生は国語科で「スーホの白い馬」を学習しています。モンゴルのお話で、昔から教科書に取り上げられている有名はお話です。今日は、物語の世界観に触れる機会をつくるため、神戸からゲストティーチャー「スーホさん」をお招きして、馬頭琴の秘密やモンゴル語、伝統モンゴル文化についてお話をしていただきました。子どもたちにとっては、外国の話で非常に興味深く、あっという間の1時間でした。

最後の1st.ステージ集会  ~ 1年・2年・3年・4年 ~ 3月18日

「4年生のお姉さん、お兄さん、いままでありがとうございました・・・パチパチ・・・・」

「つぎは3年生がリーダーです」

 これまでは4年生が中心に進めてきた1st.ステージ集会ですが、最終回の今日は、3年生が中心となり、4年生に「今までありがとう。2nd.ステージでも頑張ってね。」の気持ちをみんなで伝えました。ちょっとはにかみながらプレゼントをもらう4年生の姿に成長を感じました。最後は、3年生が来年度からのリーダーとして、紹介されました。

 これも、4-3-2制を推進しているわが校の特徴です。

薬物乱用防止教室 ~ 7年 ~ 3月18日

   7年生が加古川ライオンズクラブさんの社会貢献活動の一つで、青少年健全育成のために行っておられる薬物乱用防止教室の授業を受けました。講師は、岸本様、織田様で、大変丁寧にわかりやすく説明してくださいました。先日の「暴力団等反社会的勢力排除教室」と同様、自分の身を守るためには、薬物についても正しい知識を得ることが最も大切です。ネット社会では、知らず知らずのうちに巻き込まれ、薬物使用の低年齢化が進んでいるといわれることもあります。しっかり学んでほしいと思います。

鶉野飛行場跡 Soraかさい見学 ~8年平和学習 ~ 3月17日

   8年生が先日の姫路での平和学習に続いて、今日は加西市にある「Sora かさい」に行きました。沖縄での修学旅行の事前学習の一環です。

 到着すると、小グループにガイドさんがついてくださり、詳しく説明を聞きました。特攻隊員が残した寄せ書きや出発前の思い、また、当時のご家族の思いなどの話もありました。また、鶉野からは63人の特攻兵の命が散ってしまったことなどを聞くと、戦争への憎しみと平和の尊さを感じずにはいられなかったのではないでしょうか。

みらいは自分の手の中に。いつまでも応援します  ~ 第1回生 祝卒業 ~

 53名の1回生、卒業おめでとう・・・両荘中学校の閉校と両荘みらい学園の開校をともに、支えてくれた一回生。困難や苦労が多かった分、強くなったと思うし、調整力もついたと思います。この学び舎で学んだ貴重な経験を糧とし、誇りとし、みらいへ羽ばたいてください!! 

同窓会入会式が行われました ~ 9年 ~ 3月13日

 明日は卒業式。例年、一日前に、同窓会入会式が開催されています。同窓会の名称は「両荘中学校・両荘みらい学園同窓会」。会長の岡田様がご来校くださり、会が執り行われました。

 会長のごあいさつでは、「これからの時代にあるべき真の国際人は、”違いがわかる”ことが大切」との言葉を生徒に投げかけてくださいました。その後、同窓会からの卒業お祝い品として、バッグ&ペンを贈呈してくださいました。同窓会様、ありがとうございます。

かいぼり体験で学んだことを4年生に伝えました ~ 5年ふるさとみらい科 ~  3月11日

 5年生は、ため池をテーマに環境学習をしています。これまでもお世話になってきた一成さん、岡田会長にも来ていただき、4年生へ向けて学習成果を発表する時間を設けました。5年生は、ため池について、グループごとにテーマを決め、調べたこと、体験で学んだことなどを織り交ぜながら、上手なスライドを作成していました。自分たちのことばで伝えることで4年生もわかりやすかったようでした。以下、お世話になったおふたりからの講評・・・

一成さんの講評  「よくできていた。調べたことを自分の考えをプラスして発表できていた。また、クラスのアンケートをとって説明しているのもよかった。」

岡田会長の講評 「テーマを分けて調べていたので、それを発表し合うことで、クラス全体の深まりにつながっていると感じた。次年度かいぼり体験をする4年生を対象に、クイズ形式を取り入れることで参加型になっていてよかった。」

東日本大震災から14年 全校生で黙とうしました  3月11日

 今年で14年です。学園会会長のよびかけ放送で全校生で黙とうをしました。

以下は、会長のことば・・・

「今日は3月11日です。みなさんご存じだと思います。14年前、大きな地震や津波がありました。亡くなられた方、1万8131人、まだ見つかっていない方、2829人、あの日を知る人たちはみな、目に焼きつく恐ろしい光景だったといいます。あの日、海に飲み込まれてしまった当たり前の幸せと尊い命。この日を忘れることのないよう、犠牲になられた方々のご冥福と被災地の復興をお祈りして追悼を捧げたいと思います。 ・・・・・黙祷・・・・・ 今日のような機会に、少しでも震災について考え、今後起こるといわれている南海トラフ地震などの震災で、少しでも被害が少なくできるように備えていきましょう。」

EXPOスクールキャラバン ~ 4年・5年・6年 ~   3月7日

 本校では、次年度、2nd Stage&3rd Stage で大阪万博にいく方向で調整しています。その事前学習の一環として、11月20日「ジュニアEXPO2025リサーチミーティングにOnlineで参加しました~ 7年&8年 ~」に続いて、本日、「EXPOスクールキャラバン」を次年度の2nd Stageの4年・5年・6年で行いました。

 今回は大阪万博への事前授業であるEXPOスクールキャラバンで、地元の企業さんより、林様、永原様ほか、EXPOスクールキャラバン事務局の方々にお越しいただきました。企業さんは、移動本能(を刺激する。ひと・もの・こころを動かす)をテーマに、大阪万博にも出展されます。

 NORITAINA!(乗りたいな!)~未来のわくわくモビリティを考えよう~をテーマに、春から2ndステージとなる4年生から6年生153名が、未来のワクワクモビリティ(移動物)を考えました。途中、グループごとのディスカッションなどアクティビティを交えながら、みんなの前で発表と、最高に夢が膨らむ2時間となりました。みんなの創造力と可能性がこれからの世界を変えていくことに期待!!

いのちの学習 ~ 1年 ~ 3月7日

 1年生が、初めての「いのちの学習」で「たいせつなじぶんのからだ」について学びました。自分たちの体を知り、どう守るかについても実演しながら覚えました。この学習を通して、自分を大切にする気持ちや、相手を思いやる気持ちをもって成長してくれることを願っています。

暴力団等反社会的勢力排除教室 ~ 7年・8年 ~ 3月6日

   いわゆる闇バイト等の犯罪が社会問題となっている昨今。正しい知識を学ぶために、公益財団法人暴力団追放兵庫県民センターの方々をお招きして、学習する機会を設けました。闇バイトの話はもとより、全国における犯罪情勢や薬物、犯罪集団など、生徒たちは真剣に聞き入りました。いつどこで巻き込まれるかわからない時代・・・自分を守るために、正しい知識を得ることは有効な防御策です。

卒業前奉仕作業 ~ 9年 ~  3月6日

 9年生が卒業前に3年間お世話になった校舎を奉仕作業として清掃をしました。寒い日でしたが、“もくもく”奉仕作業を行う姿がかっこよかったです。

修了セレモニーを行いました ~ 6年 前期課程の修了の節目として~  3月6日

   公民館2階大ホールを使い、6年生が前期課程の修了をお祝いしました。司会やはじめのことばなど6年生が進めました。修了証をひとりずつもらった後、6年間の思い出、後期課程に向けての決意、そして家族への感謝などを、ひとりずつ語っていってくれました。みんなに注目される中でもみんな原稿なしできちんといえていました。思い出で圧倒的に多かったのは、自然学校と研修旅行でしたが、ほかには1年生のときの思い出を語る子どももいました。この学年はコロナ禍で、主として、2年・3年・4年で教育活動が制限されていただけに、みんなとの楽しい思い出が5・6年に集中したのかもしれません。困難を乗り越え、成長した姿で前期課程を修了した52名でした。前期課程修了おめでとう!

Well-Being Town Project Final ~ 9年ふるさとみらい科 ~   3月6日-10日

 9年生が3年間行ってきた「Well-Being Town Project」。今、世界が大切にしている幸福や満足感、充実感を求めての取組です。個人、グループでテーマを決めて、活動してきた取組です。今回は、そのFinal・・・9年生らしく、8年生に向けてのメッセージと後期課程が始まる6年生に向けてのメッセージです。

 8年生には、学習の仕方・最高学年としての部活動への向き合い方など、9年生が感じてきた学校生活を充実させるためのポイントについてスライドを使いながら、自分たちのことばで説明していました。また、6年生には、後期課程と前期課程の違いや部活動について、こちらもスライドで説明しました。

工房さくらの活動 ~ さくら学級自立学習 ~  3月5日

 さくら学級の取組で、自分たちで製品を作り、先生方対象に販売しました。販売グッズは、メモクリップや黒板用のマグネットなど、工夫を凝らしたものばかりで感心しました。ポスターも自分たちの手作りで、春らしい色仕立てでした。

姫路平和資料館見学&班別散策 ~ 8年 修学旅行の練習として ~ 3月4日

出発式

昼食

資料館

  8年生が平和学習の一環かつ沖縄での修学旅行での班別活動のプレ活動として、姫路班別学習に取り組みました。行先は2つ。一つは、姫路市平和資料館の見学、もう一つは、姫路駅・姫路城周辺での班別昼食です。平和資料館から昼食場所までの電車の移動も今日は学習の一環です。

資料館

   平和資料館では、写真パネルの展示を見たり、当時の民家や防空壕の復元を見たりしました。また、映像や音響、そして振動などで空襲を疑似体験したときに、当時はもっと怖かったのだろうなと感想を述べていた生徒もいたぐらい資料館は印象に残ったようです。(平和資料館は撮影禁止なので、写真はありません。。。。。)

姫路 改札口

   資料館を出ると班別に山陽電車に乗り、姫路駅・姫路城周辺に行きました。班で相談しながら、決められた時間内での活動や昼食をしました。

   天候はあいにく雨でしたが、沖縄も晴れとは限りませんので、そういう意味でも、いい班別行動の練習になったと思います。また、不要なものを持ってきて、注意される生徒もいました。これもまた勉強です。

今年度最後の学校運営協議会が開かれました 2月28日

   最終回として、今年度の教育反省を報告し、委員のみなさんから評価をいただきました。その後、本校で課題となっているスクールバスの利用状況や問題点について情報共有し、それに対して熟議をしていただきました。2グループに分かれての話でしたが、いろいろな立場から意見がでて学校としてとても参考になりました。

   スクールバスのマナーアップをめざしては、「高学年のリーダー性を育てることが大切」「学校懇談会などで担任から保護者に伝える機会があってもよい」「とくに、シートベルトの着用は家庭での声掛けや習慣が大切。もっと協力いただいてもよいのでは」などの意見が出ました。

9年生を送る会 ~ 本校ならではの雰囲気がありました ~ 2月28日

 両荘みらい学園の第1期生を送り出す会として、予餞会(9年生を送る会)が行われました。第1部の講師として、「想咲太鼓打」の溝端健太氏にご来校いただきました。前期課程1年生から後期課程9年生までが体育館に集い、児童生徒にあわせた軽快なトークと、迫力のある太鼓打ち、そして、児童生徒が和太鼓を叩く参加型パフォーマンスや、三・三・七拍子による士気を鼓舞する演奏があり、会場全体が一緒になって大いに盛り上がりました。特に両荘みらい学園の校歌をアレンジし、メッセージを歌い(叫び)ながらの演奏と迫力は圧巻でした。今日のこの60分の演奏のために、本校の校歌をしっかり覚え、歌い、和太鼓を奏でる溝端さんから、何かを感じ取ってくれたことと思います。最後は自分の経験を踏まえながら、未来へのメッセージも伝えていただきました。お越しいただいた溝端さま、本当にありがとうございました。

 そして、第2部は在校生からのメッセージでした。クイズ形式、呼びかけや歌、VTRメッセージなど、各々工夫を凝らして、9年生への感謝を伝えていました。そして、最後には、9年生がメッセージとともに、歌「平和の鐘」を迫力とともにきれいなハーモニーで歌ってくれました。花道を通る9年生は、ちょっぴり恥ずかしそうにしながらも、嬉しそうでした。。。。かわいかったです!!!

感謝の会 〜 前期課程 〜 2月25日

   今日は、両荘公民館に、主として前期課程の子どもたちがお世話になっている地域の方々をお招きして、感謝の会を行いました。登下校ボランティアさん15名、交通指導員さん、スクールバスの運転手さん7名の合計23名の方々が来てくださいました。

   会の運営・進行は、交流委員会の5年生・6年生です。会は、お世話になった方々の紹介、児童代表あいさつ、感謝のことばと花束贈呈などを行い、歌のプレゼントとして、全校生で「ありがとうの花」を歌いました。

   各団体の方からお言葉をいただいたときには、「みんなの挨拶で元気が出てきます」「バス乗車のときはシートベルトを必ずきちんとつけてほしい」などのお話がありました。今日の下校のときから、挨拶ときちんとし、また、バスのマナーをしっかり守って、安全な登下校をこころがけてほしいです。

 いつも学校を支えてくださっているみなさま、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

「かこがわ教育フォーラム」で発表しました    2月22日

   2月22日(土曜日)にSHOWAグループ市民会館で「かこがわ教育フォーラム」が行われました。その中で両荘みらい学園の魅力ある取組について30分という限られた時間でしたが発表しました。加古川市初の義務教育学校として、今までにない学校文化の創造のために、小・中学校の組織文化の違いに向き合い、義務教育を修了するにふさわしい力をどう育成するのかを模索してきた開校前、開校後の2年間の奮闘を本校教務が子どもの姿とともに説明しました。途中、9年生が中1との時から行ってきたプレカリキュラム「ふるさとみらい科」「英語科」を、日本語+英語で発表してくれました。

   また、当日は市内中学生の生徒会の代表者が活動報告や司会をしましたが、もちろん本校の新学園会の2名も立派に役を務めてくれました。この活動を「心の絆プロジェクト」と言いますが、この「心の絆プロジェクト」は加古川市ならではの活動で、長年、市そして生徒会が大切につないできたものです。そこでは生徒会が考えてくれたR7年度のテーマ『みんなの「想い」 わたしの「思い」 「おもい」がつなぐ 心の居場所』の発表がありました。これに基づいて、本校の学園会でも盛り上げてくれたらと思います。

山手ブロック卒業生を送る会 ~ わかば学級&さくら学級 ~ 2月13日

前期課程 加古川養護学校にて

 わかば学級とさくら学級が「山手ブロック 卒業生を送る会」に参加しました。小学校・前期課程のお友達は、加古川養護学校に集まり、中学校・後期課程はそれぞれの学校からOnline で参加しました。本校の卒業生は、前期課程が修了する1人と後期課程が修了する5人の合計6名です。

 「卒業生に送ることば」では、本校の8年生が代表で挨拶をしました。「先輩方から人を思いやることの大切さを教えていただきました。」と立派にいってくれました。

 続いて、卒業生に送るプレゼントを各校で渡しました。手作りのとても心のこもったプレゼントをもらい嬉しそうでした。その後、卒業生からの言葉です。卒業・修了してから頑張りたいことを発表してくれました。

 最後には、「思い出のアルバム」が映像で流されました。いろいろな思い出のショットがあり、温かい気持ちになりました。「卒業生お礼のことば」でも、9年生生徒が代表で「人との出会いを大切にしながら、これからも頑張ります」と挨拶してくれました。

後期課程 両荘みらい学園にて(Online)

前期課程修了のお友だち

後期課程卒業生

   前期課程は、会の終了後、5校合同で、交流タイムをしました。「猛獣狩り」「(歌)おもいでのアルバム」で楽しい時間を過ごしました。

第1回 みらい狂言学習発表会 ~ 6年ふるさとみらい科 ~ 2月6日

はじめの言葉

 24年前に狂言学習をはじめた平荘小学校では、地域の方々と平之荘神社さんの全面的な協力があり、ほかには類をみない取組となっていました。平荘小学校が閉じ、上荘小学校とともに合併したこの両荘みらい学園で、この狂言学習を続けていくのか否か、また続けるとしてもどのような形で新しい学校につなげていくかについては、開校前より、2小1中学校のみならず、連合町内会様、市教育委員会で多くの話し合いを経てまいりました。その結果を受けての今日の学習発表会です。

 学校としては、この狂言学習発表会は、決して日本文化・古典文学に触れるという側面だけでなく、なぜ両荘地区で能舞台が大切にされているのかといった故郷の先人たちのねがいを知るきっかけになること、肩衣づくりなどほかの教科ともリンクをさせた厚みのある学習であること、そして粘り強い練習が必要であることに学習の意義を感じています。当面は、これらをまず、しっかり引き継ぎつつ、新しい「みらい狂言」の創出につなげることが私たちの学校に課せられた使命であると感じています。

 これまで小学校入学以来5年間、お姉さん・お兄さんのかっこいい姿を見てきた平荘小学校出身の子どもたち、狂言に初めて触れ戸惑いもあったであろう上荘小学校出身の子どもたちが、苦労しながら、また、戸惑いながら、必死に練習してきました。終わっての感想は、「緊張したけど、笑ってくれてうれしかった」「恥ずかしかったけどできてよかった」「練習がなくなるのがさびしい」でした。戸惑いと緊張の中、やり切った子どもたちの正直な思いです。

善竹先生へのお礼のことば

 狂言の所作等も含めてご指導いただいた 大蔵流狂言方 善竹忠亮先生、どうしてこの両荘地域に能舞台があるかなど地域と能について考えるきっかけやこの学習のコーディネートをしてくださった能楽研究者の朝原広基先生には、「みらい狂言」の新しい門出の年に全面的に支えていただき、ありがとうございました。

今日は善竹先生の誕生日・・みんなで歌を歌ってお祝いしました

片付けも もちろん自分たちでします

体験入学で新1年生をお世話したよ ~ 1年ふるさとみらい科 ~ 2月5日

   今日は今春入学する新1年生の入学説明会・体験入学をしました。体験入学では、現1年生がおねえさん・おにいさんになって、新1年生に、4月入学、5月あさがおの種まき、6月プール、・・・、9月虫とり&すまシー・・・など、自分たちの楽しかった思い出をスライドを使って紹介しました。続いて、この前、公民館連携で、地域の方と一緒にやったお手玉、こま、かるたなどを小グループに分かれて遊びました。1年間で成長した1年生の様子がうんと伝わってきて、ほほえましく感じました。最後はみんなで準備した「ぶんぶんごま」と「大オナモミとふうせんかずらのたね」のプレゼントをして終えました。1年生と楽しい時間を過ごしたことで、この学校に入学してくることを楽しみにしてくれたのではないでしょうか。

加古川養護学校との交流 ~ 4年 ふるさとみらい科 ~ 2月3日

「表情で感じ取ってほしい」

 4年生が加古川養護学校に訪問し、交流をしました。最初に「肢体不自由ってなあに?」や「発作について」についてのお話を聞きました。一緒に活動するときの注意を聞く中で、“わずかな身体の動きや表情を感じてほしい”と力説されていました。その後、食事を食べるときに必要な手首の動きについて知る自助皿体験をした後、トイレ、リラックスタイムで活用するスヌーズレンルーム、動作や機能トレーニングを行うプレイルームなどの施設を見学させていただきました。子どもたちは、はじめて知ることが多く、盛んにメモを取っていました。

養護学校のお友だちが苦労している動きについて学びました

 そして、最後に、体育遊びとして、ボッチャとモルックを加古川養護学校のお友だちと一緒に楽しみました。ゲームで盛り上がる中で、自己紹介をしたり、動作支援を行ったり・・・・と素敵な時間が流れました。

 双方とも、最初は緊張の面持ちでしたが、最後には、笑顔で「バイバイ」などの言葉とハイタッチをする姿が見られました。「来年も来たい!」との声も自然にでて、心の交流も進んだ気がします。加古川養護学校のお友だち、先生方、ありがとうございました。

説明を聞いた内容を適宜メモしていました

バランスをとる練習をしているお友だちが使います

「よろしくお願いします」

お友だちが投げやすいように・・・

次のゲームでも「よろしくお願いします」

「いっぱいたおすぞ」

ふりかえりを発表する子どもたち

同じ眼鏡デザインのお友だちを発見し記念撮影

「バイバイ」「またね」「タッチ」

地場産業を守る…「肉のまち かこがわ」 ~ 3年社会科 ~  1月30日

川村さん 店長スタイルで登場です 

 今日は、「肉のまちづくり推進協議会」の理事である川村将紀さんをゲストティーチャーとしてお迎えし、加古川の地場産業を守る意義や苦労について、学びました。川村さんは、この両荘地区にある有名なお肉屋さんの店長をされているので、子どもにとっては、身近な存在です。

 楽しいお話をしながら、おいしいお肉にするためには切るための高度な技術&職人さんが必要であること、流通するまでに酪農家さんはもとよりきわめて多くの方々がかかわっておられること、加古川牛・但馬牛や神戸牛を育てるには高度な技術が必要であること、そして命をいただきながらお肉を食べていることなどを丁寧に説明してくださいました。肉のまち加古川と言われていますが、その地場産業を守っていく必要性や苦労も感じることができる大切な時間となりました。

みんな真剣に聞いていました

耳と手をフル活動してメモをしていました

協議会のメンバーの方も来てくださいました

「どんな包丁を使いますか」との事前質問の説明で 包丁も見せていただきました

お肉を切るときに使用する金属でできた手袋だそうです

代表の児童のお礼&お米

 最後に、3年生が自分たちで作ったお米をお渡ししてお礼をいい、授業を終えました。川村さんの“肉で加古川を元気にしたい”と日々奮闘しておられる熱い思いをビシビシ子どもたちは感じていたと思います。

救急救命講習を行いました 〜 8年保健体育科 〜  1月29日

 毎年保健体育科の授業として行っている「救急救命講習」を、消防署から9人の講師(消防士さん)を招き、8年生が受講しました。昨日の駅伝でも、もしものときのために、AEDを配備しましたが、今日は生徒たちが胸骨圧迫を行う「心肺蘇生」「AEDの活用」などの実地訓練です。もしものことはない方がいいに決まっていますが、もし遭遇したときには、だれもが気が動転するはずです。今日のような経験をしておくことで、ほんの少しだけでも心が落ち着くきっかけになればと思います。グループ別の実践でしたが、みんな真剣に取り組んでいて、消防士さんたちからうんとほめていただきました。最後には、全員一人ずつチェックをしていただき、全員無事に修了証をいただきました。

 そして、意外とAEDがどこにあるのか生徒たちは知らないので、玄関前のAED設置場所を確認して、講習を終えました。

両荘みらい学園駅伝大会 ~ 7年・8年保健体育科 ~ 1月28日

「ようい、スタート」

コースは・・・・めいっぱいみとろの丘を利用しました

 今日は、7年生と8年生が保健体育の授業の一環で、駅伝大会を行いました。場所は、みとろの丘です。風が吹き、寒かったですが、気持ちの晴天の中、子どもたちは颯爽と走り抜けました。両荘中学校の時も駅伝大会はしていましたが、校内でのたすきリレーでした。しかし、今年は多くのコラボをしているみとろの丘で行いました。普段の授業での走り込み、コース途中の教員の随所配置、AED2台準備、朝の健康チェック、事前の試走実施など、安全対策もばっちり行ったうえでの大会です。

AED2台配置

校内での事前の走り込み

すばらしいロケーション!生徒には見る余裕なし(1?)・・・・

野を駆ける生徒たち

 6区間1周約1.2キロメートル、1区&5区は1.2キロメートル(1周)、2区・3区・4区&6区は2.4キロメートル(2周)、途中のアップダウンもあり、なかなかハードなコースです。走順を考えるところから自分たちで決めました。長距離が得意、不得意がある中、お互いにカバーし合いながらのオーダーを考えたようです。

坂道でしたが 力強い走り・・

 「ようい、スタート」で一斉に走り出しました。どの生徒もたすきをつなぐ重みを感じながら一生懸命走っていました。応援も一生懸命で「頑張れー」「もう少し!」「いいぞー」「ラスト-」など、声を精一杯あげながら叫ぶ姿や拍手で激励する姿など、いい雰囲気でした。こうやってまたひとつ上の団結力がついたと思います。

割れんばかりの声で応援「ファイト-」

「次 頼むでー」「まかせてーーーー」

順位あがったかも・・・・

電光タイマー持参

一人一人の記録をとり 区間賞を決めます

ラストスパート!

教員も走りました

果樹園ならではの風景

アンカー走者のゴール。「7年の部、優勝!!」「頑張ったね」

優勝は8年生・・・さすがです

冬季野外活動3日目 ~ 7年スキー実習 ~ 1月25日

 気温も下がり、前の晩から粉雪が舞う下り坂の天気でしたが、最終日は朝から快晴。誰一人として体調不良者や、脱落者もなく、みんな元気いっぱいです。

 朝食のあとの清掃活動では、感謝の気持ちを込めて黙々と掃除をしていました。

 この日のレッスンでは、朝からリフトに乗って、山を上がりました。班ごとにみんなが一列になって、山の中腹から林間コースの下まで滑り下りました。

 途中で転んでしまった友達がいれば、班の全員がストップしなければなりません。しかしそういった場面でも、「がんばれ!」「あとちょっと!」と声をかける相手を思いやる言葉かけができていました。

 最初は怖いと思っていたリフトも、最終日には楽しい乗り物に。

 自然学校の時に見たハチ高原の景色とは見える景色が全く違ってきたようです。

 相手の気持ちを考えて、自ら進んで行動する。そういった行動が自然とできるようになってきました。これはこの3日間の心の成長といった財産ですね。

 このスキー実習で学んだことを、みらい学園の中堅学年として、これからの学校生活に生かしてください!

冬季野外活動2日目 ~ 7年スキー実習 ~ 1月24日

 2日目の今日も天候に恵まれ、ベストコンディションの中で始まりました。

 朝から林間コースに行く班もあったり、リフトで中腹まで行く班があったり、コーチに伺うと、「予想以上のスピードで上達していますよ!」と仰っていました。

 この日一日でスキーの腕前はメキメキ上達。どの班もがリフトに乗って山の上まで上がり、トレインで(一列になって)滑り下りてくることもできるようになりました。

 スキーの経験や、体力などからも、上達するスピードは人によってそれぞれ違います。上手い人はどんどん難しいコースにチャレンジしたいところですが、一番後ろの友だちを、勇気づける優しい声をかける姿が見られ、一体感を感じることができました。

 また、この2日間で優しさや、思いやりなど成長したところがたくさん見られました。いよいよ明日は最終日。午前中は最後のレッスンで山頂から滑り降りる予定です。明日は一回り成長した姿で帰ります。

東ティモールへの食糧支援  ~ 4年ふるさとみらい科 ~ 1月24日

 昨年3年・4年で地域の方と作ったお米を4年生が東ティモールへの食糧支援として、中村雄一さんに託していました(←エトセトラ11月7日付け記事参照)。しっかりとお届けいただいた写真とVTRが年末に届いていましたが、授業でしっかりみせたいということで今日のふるさとみらい科の授業で鑑賞しました。自分たちで調べて書いたメッセージを読んでいる現地の方々の姿やご飯を実際に喜んでいただいて食べておられる姿を見ると、「支援」の実感がわいてきます。「みんな笑顔で食べてくれてうれしい」「自分たちのメッセージを読んでくれてうれしい」という感想が何人もから聞かれました。またこの時間には、先日某民放で放送された中村さんとブラックマヨネーズさんのかかわりエピソードの映像も視聴しました。いつも本校でお話しされている平和活動の話を思い出しながら子どもたちはみていました。来年度、講話に来ていただく中村さんの活動への見方や理解度がぐーんと増すきっかけになる時間となりました。

山角廃寺遺跡発掘見学 ~ 5年 ~ 1月24日

 5年生が社会科&ふるさとみらい科の一環として奈良時代の山角廃寺跡の発掘調査の現場に見学に行きました。場所は、旧平荘小学校。主な遺跡は、運動場階段と校舎の間と、運動場西側あたりにありました。まだ発掘調査が続いていたので、その様子を見るだけで「へぇ~」と興味深げです。地層の色で時代を推定できたり、柱あとの並びや溝跡により建物の種類や建物どうしの境界線を推定できたりするそうです。発掘場所は、旧平荘小学校に隣接する報恩寺さんの関連施設だとのことでした。

 最後には、発掘物を集積してある教室にも入れていただきました。なんと縄文時代の石製矢じりの先も見つかっていました。これまた「へぇー」でした。

 平荘小学校出身の子どもたちは、一様に「一年前まで遊んでいたところでこんなすごいものがでたことに驚いた」と言っていました。また、「閉校のとき最後だと思っていたけど、また入れてうれしかった」という感想を持っている子どももいました。

スクールバスを上手に利用しよう ~ 前期集会 ~ 1月24日

 前期集会でリーダー委員会の6年生がスクールバスの上手な乗り方について、話をしてくれました。過ごしやすいバスにするためにどうしたらよいか、また、運転手さんが安全な運転に集中できるようにするためにはどうしたらよいかなど、自分たちのことばで力強く訴えてくれました。

 「1 シートベルト 2 しずかに 3 気持ちのよいあいさつ」・・・これを1月27日から「もくリンピック~スクールバス編~」としてみんなで頑張ることになりました。

冬季野外活動1日目 ~ 7年スキー実習 ~ 1月23日

 後期課程になって初めての宿泊学習。4月から新しく一緒に学ぶ友だちとの宿泊をみんな楽しみにしていました。

 絆の結晶〜自然の中で仲間とともに楽しもう!〜のスローガンのもと、みんな元気に出発しました。加古川を離れ、どんどん変わっていく景色にバスの中は絶好調。

 ハチ高原に到着するとスキー場には1mの積雪があり、気温は7℃。天気の最高で絶好のスキー日和です。

 14時からは、4班に分かれてのインストラクターによるレッスンが始まりました。レッスンは3日間行われ、最終日にはリフトで頂上から滑れるようになる予定です!

 夕食はみんなが大好きなすき焼きでした。そのあとの夜食のメロンパンも全員が完食。

 怪我人や、体調不良者もなく、全員が元気に1日目の活動を終えました。

 2日目は、朝9時から行われます。25日にみんなが最高の笑顔で帰ってきます。

この記事に関するお問い合わせ先

担当:両荘みらい学園
郵便:675-1221
住所:兵庫県加古川市平荘町山角725-2
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