"生きる"を支えるまち かこがわ ―加古川市自殺対策計画―

更新日:2019年12月23日

"生きる"を支えるまち かこがわ ―加古川市自殺対策計画―について

 日本の自殺死亡率は他の先進国と比較して高い水準にあり、いまだに年間2万人を超える人が自殺で亡くなっています。自殺は「個人の問題」と認識されていましたが、平成18年の自殺対策基本法施行、平成19年の自殺総合対策大網の策定などにより「社会の問題」として認識されるようになりました。平成28年に改正された自殺対策基本法において、すべての都道府県・市町村に自殺対策計画の策定が義務付けられました。

 本市では、"こころの健康"という側面から、市民に対し支援を行ってきました。また、庁内自殺対策連絡会議等を通じた支援者同士の連携や、ゲートキーパー研修会等による支援者の育成、こころの健康づくりや相談窓口の普及啓発等、自殺対策を実施しています。

 今後さらに自殺対策の推進を図るため、本市における自殺の実態を把握し、その特性に応じた「"生きる"を支えるまち かこがわ-加古川市自殺対策計画-」を策定しました。

基本理念

 自殺は「その多くが追い込まれた末の死であること」、「自殺の非常事態はいまだ続いているということ」を認識し、自殺の総合対策として、「国や兵庫県との連携を図りつつ、PDCAサイクルを通じて推進することが重要であること」を認識したうえで、計画を推進していきます。

 本市では、国の自殺総合対策大綱における基本理念の「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」を目指します。

市民一人ひとりがお互いを認め合い、尊重しあい、ともに支えあい、誰も自殺に追い込まれることのない「生き生きと暮らす活気のあるまち」の実現

ピンク色のハートを両の手で包み込んでいる様子が描かれた「生きるを支えるまちかこがわ」のイラスト

計画期間

 平成31(2019)年度から令和5年(2023)年度までの5年間を計画期間とします。

計画の概要

計画の基本的な考え方

  1. 「生きることの包括的な支援」として推進する。
  2. 関連施策との有機的な連携を強化して総合的に取り組む。
  3. 対応の段階に応じてレベルごとの対策を効果的に連動させる。
  4. 実践と啓発を両輪として推進する。
  5. 関係機関の役割を明確化し、その連携・協働を推進する。

基本施策

基本施策1  地域におけるネットワークの強化

基本施策2  自殺対策を支える人材の育成

基本施策3  市民一人ひとりの気づきと見守りの促進

基本施策4  生きることの促進要因への支援及び阻害要因の減少

基本施策5  児童生徒のSOSの出し方に関する教育

"生きる"を支えるまち かこがわ ―加古川市自殺対策計画―

概要版

全体版

項目別

資料編

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この記事に関するお問い合わせ先

担当課:市民健康課 健康推進係(本館2階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9191
ファックス番号:079-421-2063
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