家庭における節水の取組ポイントを紹介します

更新日:2025年08月20日

節水はご家庭の光熱水費の節約や、CO2削減にもつながります。

節水をどのようにやればいいのか?という方のために、参考になる取組を紹介します。

水は一見、たくさんあるように見えて、実は限りある資源です。有効に使いましょう。

家庭ではどのように水が使われているの?

目的別家庭用水使用量の割合

  目的別家庭用水使用量の割合

 

家庭での水使用の割合は、左のとおりです。

一番多いのは風呂で、43%を占めており、次にトイレ、洗濯、炊事、洗面・その他と続いています。

 

(出典)東京都水道局「令和3年度一般家庭水使用目的別実態調査」をもとに加古川市環境政策課作成

日常生活の節水ポイント (※表示する水量は目安です。)

風呂・シャワー

 シャワーからは1秒に約0.2Lの水が流れています。流しっぱなしで10分間使ったとすると約120Lにもなります。こまめに止めて、流す時間を5分にすれば約60L(バケツ6杯分)の節水になります。

 浴槽にお湯をためる際、一般的には約200Lの水を使います。体を洗う際に、浴槽の湯を使うと、シャワーのみを使うより節水になります。複数人が入浴する場合は、その効果が大きくなります。 

 また、シャワーヘッドには水の使用感が変わらずに水量を少なくできたり、手元で水を止めたりできるものがあり、製品によっては30%~50%の節水効果を見込めるものもあります。ホームセンター等で千円程度から販売されていますが、節水を目的に購入される場合は、商品のパッケージなどを確認し、どれだけ節水になるかが明示されている製品を購入しましょう。

 【参考】

 浴槽にお湯をため、かつシャワーで体を洗う:約200L+シャワー6分(約72L)×人数分

 浴槽にお湯をため、ためた湯で体を洗う:約200L

 浴槽に湯をためず、シャワーで体を洗う:シャワー8分(約96L)×人数分

 節水効果のあるシャワーヘッドを活用する:シャワー8分(約96Lの30%カット=約67L)×人数分

トイレ

 トイレでは大小レバーで流れる水量が違うので、使い分けをしっかり行いましょう。大では約8L、小では約6Lの水を使用するため、適切なレバーの使用で1回約2L(バケツ0.2杯分)の節水になります。また、トイレの設置から年数が経ってレバーが緩んでくると、しっかり戻らず少量の水が流れ続けてしまうこともありますので、気を付けましょう。

洗濯

洗濯機で洗濯をする場合は、まとめて洗い、回数を減らせば節水になります。洗濯に風呂の残り湯を使えばさらに節水になります。

食器洗い

・流し洗いで約110Lの水が流れます。食器をため洗いすれば約20Lですみ、約90L(バケツ9杯分)の節水になります。

油汚れのひどいものはあらかじめ紙などで拭き取ることで節水効果が高まります。

歯磨き

水を流しながら歯磨きをすると、30秒で約6Lの水を使います。コップを使うと3杯(約0.6L)程度ですみ、約5L(バケツ0.5杯分)の節水になります。

洗車

20分間ホースを流しっぱなしにすると約240Lの水が流れます。バケツを使えば約30L(バケツ3杯分)ですみ、約210L(バケツ21杯分)の節水になります。

雨水を溜めて利用しましょう

雨水の流出抑制を目的とする雨水貯留タンクですが、溜まった雨水を水やりや水まきに使えます。また災害など断水時には生活用水の一部として利用することができます(バケツ等で雨水を溜めても水やり等に使えます)。

加古川市では、治水対策課にて雨水貯留タンク設置費用の助成を行っていますので、活用をご検討ください。

雨水貯留施設(タンク)設置費用の助成 《概要》(加古川市ホームページ)

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:環境政策課 環境政策係(新館7階)
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住所:加古川市加古川町北在家2000
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