岡田祐馬【消防本部指令課・平成28年度採用】
これから消防職員を目指す皆さんへ
どのような仕事をしているのか教えてください!
私は、平成28年度に加古川市消防本部の消防士を拝命し、救急隊、消防隊を経験した後、令和4年度から指令課に配属となりました。
指令課の業務は、通信指令員として、24時間体制で市民の方からの119番通報を受け、その内容から、迅速に必要な出動車両を選定し、出動指令を出すことで、1秒でも早く、災害現場に部隊を到着させることです。
加古川市消防本部が管轄する地域で発生した災害の対応は、まず指令課から始まると言えます。
市民の方と最も多く言葉を交わす私たち通信指令員の話す言葉や態度は、加古川市消防本部のイメージに繋がり、市民の方からの信頼度に直結していると言っても過言ではありません。私たち通信指令員は、いわば加古川市消防本部の顔ともいえる存在で、指令課は非常にやりがいのある部署だと言えます。
様々な災害の中には、通信指令員の機転により人命救助に繋がった事例もあり、声で救うことのできる命もあるということを強く感じています。
消防士を目指した理由を教えてください!
私が小学生の時、消防士をテーマにしたドラマ《FIRE BOYS》が放送されており、そのドラマを見たことがきっかけで消防士に興味を抱くようになりました。その後、ドラマの原作である漫画《め組の大吾》を読むことで、消防士を志すようになりました。
また、中学生の時には、職業体験で近隣の消防署にお世話になりました。この時に、どのような災害にも対応できるよう日々、訓練に取り組む姿勢や、絶対に市民を助けるという強い意志を持って現場に向かう消防士の方を身近で見たことで、さらに消防士に強い憧れを抱くようになりました。
消防士を目指す方へエールをお願いします!
皆さんの好きなものは何ですか?
その好きなものと全力で向き合うためには、安全で安心して暮らせるまちであることが必要不可欠です。「加古川市消防本部があるから安全に安心して暮らせる。」まちづくりを一緒にしていきましょう。皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています。
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更新日:2024年04月01日