大原莉子【消防本部指令課・令和4年度採用】

更新日:2026年07月29日

これから消防職員を目指す皆さんへ

どのような仕事をしているのか教えてください!

 私は、令和4年度に加古川市消防本部の消防士を拝命し、救急隊の経験を2年経て、現在は指令課に勤務しています。
 指令課は、市民の皆さんからの119番通報を365日24時間体制で受信し、災害対応の最初の窓口となる部署です。火災・救急・救助などの通報内容から災害の種類や発生場所、状況を的確に把握し、必要な消防隊・救急隊・救助隊を迅速に選定して出動指令を行うとともに、現場活動に必要な情報を出動隊員へ伝えることで、円滑な災害対応を支えています。さらに、必要に応じて出動隊員が現場に到着するまでの間、心肺蘇生法や止血などの応急手当の方法を電話でお伝えし、市民の皆さんをサポートしています。
 119番通報は、多くの方にとって人生で一度あるかないかの経験です。そのため、通報を受ける際は、現場の状況をイメージしながら通報者の不安な気持ちに寄り添うことを心掛けています。
 消防の仕事は、現場で活動する隊員に注目が集まりがちですが、指令課は、市民の皆さんの「助けて!」という声を最初に受け止め、現場へつなぐ重要な役割を担っています。人の命をつなぎ最前線を支え、責任とやりがいのある仕事です。

消防士を目指した理由を教えてください!

 他市にはなりますが父が消防士であることから、小さい頃より消防という仕事を身近に感じながら育ちました。
 中学生のときに発生した熊本地震では、テレビで目にした被災地の映像に大きな衝撃を受けました。その際、父が緊急消防援助隊として被災地へ派遣され、無事を心配しながら帰りを待っていたことを今でも覚えています。この経験を通じて、消防という仕事は人の命を守るために危険な現場へ向かう、大きな責任を伴う仕事なのだと実感しました。それと同時に、テレビなどを通して被災地で懸命に活動する消防士の姿や父を見て、「困っている人の力になれる仕事がしたい」と思うようになり、消防士を目指しました。
 高校生になり進路を考える中で、加古川市消防本部の採用説明会に参加しました。そこで、人命救助のために自らの身体を張り、仲間と力を合わせて活動する消防の魅力を知り、知識や技術、経験を積み重ねながら、災害現場の最前線で活躍できる消防士になりたいという思いが一層強くなりました。また、当時入職後3年間の離職率が10年間0%であることや、延べ8か月間ある消防学校での教育に加え、約2週間の充実した本部研修が用意されていることなどから、職員を大切に育て、安心して成長できる環境が整っていると感じ、加古川市消防本部で消防人生を送ることを決意しました。
 

消防士を目指す方へエールをお願いします!

 消防の仕事は、火災の消火活動をはじめ、救急・救助・指令・予防など多岐にわたりますが、どの仕事においても「人のために行動したい」という思いが大切です。
 体力や勉強に自信がなくても、「消防士になりたい」「市民のために働きたい」という強い意志があれば、先輩や仲間とともに学び、成長していくことができます。私自身、高校時代は料理部に所属しており、運動経験はほとんどありませんでした。それでも、上司や仲間達に支えられながら、一歩ずつ成長することができました。
 人の役に立ちたい、地域に貢献したいという思いをお持ちの方は、ぜひ挑戦してください。皆さんと一緒に地域の安全・安心を守れる日を楽しみにしています。
 

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:消防本部総務課(消防庁舎5階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-6528
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