加古川市消防本部 高機能消防指令センターについて
みなさんは、生活する中で道端や駅など、どこかで消防車や救急車を見かけたことがあると思います。
消防車や救急車が必要な時は、119番に電話しますよね。
さっそくですが、みなさんに質問です!!
加古川市消防本部管内で、119番通報するとどこにつながるか知っていますか?
加古川市消防本部は、加古川市の他に事務委託を受けている加古郡播磨町および加古郡稲美町を合わせた1市2町を管轄しています。
では、詳しく見ていきましょう!!
【高機能消防指令センターでみなさんの安心・安全を守っています】
加古川市消防本部管内で119番通報すると・・・
加古川市役所の消防庁舎内にある加古川市消防本部の高機能消防指令センターにつながり、決して病院につながることはありません。
もちろん、高機能消防指令センターは、24時間、365日体制で休むことなく運用し、通報受信から活動終了までを管理しています。
加古川市消防本部では、2014年4月1日から、高機能消防指令センターが運用開始となり、現在では、一日に約80件の119番通報に対応しています。
高機能消防指令センターでは、1当務(8時30から翌8時30分まで)6名の2部制で勤務しています。
また、消防署の消防車・救急車などの出動状況を大きなモニターで管理・把握しています。管理・把握することにより、災害場所から直近の車両を選択し、より迅速な出動につなげています。
普段は、指令課員1名につき4面の操作盤を使用しますが、多数入電時や大規模災害時には、4面の操作盤を2面ずつに分けることができ、より多くの指令課員で対応しています。
【通報受付から活動終了までの流れ】
・救急車等が必要であれば119番通報をしてください。
・119番通報すると高機能消防指令センターにつながります。
・車両が出動する場所(住所)を確実に聴取します。
通報を受信すると、通報場所付近の地図がすぐに操作盤に表示されるようになっています。
・指令課員は通報内容からケガ・病気・心肺停止・交通事故など、どのような救急種別であるのかを瞬時に判断しています。
・通報内容からその現場に必要な車両と台数がコンピューターで自動的に選ばれます。
選ばれた車両が待機している消防署内には出動を知らせる音声が流れ、その音声は災害の種類により異なります。
・出動隊に場所や概要など、119番通報時に聴取した内容を無線で簡潔に伝えます。
119番通報から出動指令までは約2分、119番通報から救急車が到着するまでは約8分です。
・消防車や救急車には、専用のナビゲーションシステムがついており、一番早く到着できるルートを表示します。
また、車両にはGPS機能もついており、高機能消防指令センターにあるモニターで車両の動きを常に把握しています。
警察署やガス会社への連絡など、必要がある際には災害に適した関係機関へ連絡を行います。
・一つの出動が終わるごとに活動内容や詳細情報を保存し、次の119番通報の受信に備えます。
一日の119番受信件数や出動件数なども毎日記録しています。
【みなさんの疑問を解決!!】
加古川市消防本部の高機能消防指令センターについて、ご理解いただけましたでしょうか。
次は、みなさんが気になる疑問についていくつかお答えしたいと思います。
【高機能消防指令センター パンフレットのご案内】
詳しくは、高機能消防指令センターのパンフレットや広報かこがわ11月号にも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
加古川市消防本部 高機能消防指令センター パンフレット (PDFファイル: 1.3MB)
また、加古川市消防本部の高機能消防指令センター内の説明や通報時の対応などを約8分間の動画でまとめています。こちらの紹介動画も分かりやすい動画となっておりますので、下記よりぜひご覧ください。
【動画で分かりやすく解説】 加古川市消防本部 高機能消防指令センター
みなさんに、加古川市消防本部の高機能消防指令センターや119番通報のしくみについて少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
更新日:2023年04月07日