令和7年度 成人の方の健診(特定健診、がん検診等)

更新日:2025年03月25日

1 健診一覧(項目・対象者・自己負担額・内容)

加古川市にお住まいの方が対象です。

現在病気等で治療中・経過観察中の方や自覚症状のある方は、健診ではなく、すみやかに医療機関にて診療を受けてください。

市の健診受診は、年度内に1回のみです。年度とは、4月1日から翌年3月31日までをいいます。

 

健診項目・対象者・自己負担額・内容
(年齢は令和8年3月31日時点)
会場
集団 個別
センター健診 巡回健診 協力医療機関

胃がんリスク検査(ABC分類)

【対象者】過去に胃がんリスク検査を受けていない18歳以上

【自己負担額】1,500円

【内容】血液検査(ピロリ菌感染の有無、胃の萎縮度)

いずれか一つ  

胃がん(X線)

【対象者】前年度に胃内視鏡を受けていない40歳以上

【自己負担額】1,000円

【内容】胃部X線撮影(バリウム)

 

胃がん(内視鏡)

【対象者】前年度に胃内視鏡を受けていない50歳以上(2年に1回)

【自己負担額】4,000円

【内容】胃内視鏡検査(経口のみ)

   

肺がん(X線)(結核)

【対象者】40歳以上

【自己負担額】500円

【内容】胸部X線撮影
※50歳以上で問診により必要とされた場合のみ、喀痰細胞診検査を受診できます(+800円)。

いずれか一つ

 

肺がん(CT)

【対象者】50歳以上

【自己負担額】5,000円

【内容】胸部CT撮影

   

大腸がん

【対象者】40歳以上

【自己負担額】500円

【内容】便潜血検査

 

 

子宮頸がん

【対象者】20歳及び21歳以上で奇数年齢の女性

【自己負担額】センター健診 1,000円、個別検診 1,500円

【内容】細胞診
※医師が必要と認めた場合のみ、子宮体部がん検診を協力医療機関で受診できます(+500円)。

 

 

乳がん(マンモグラフィ)

【対象者】40歳及び41歳以上で奇数年齢の女性

【自己負担額】センター健診 1,000円、個別検診 1,500円

【内容】マンモグラフィ撮影(X線)
※40歳代2方向、50歳以上1方向

 

 

乳がん(乳腺エコー)

【対象者】30~39歳の女性

【自己負担額】3,000円

【内容】超音波検査

 

   

前立腺がん

【対象者】50歳以上の男性

【自己負担額】1,500円

【内容】血液検査

 

 

骨粗しょう症

【対象者】40歳以上

【自己負担額】500円

【内容】骨強度測定(超音波)

 

 

肝炎ウイルス

【対象者】過去に肝炎ウイルス検診を受けていない40歳以上

【自己負担額】1,000円

【内容】血液検査(B型・C型肝炎)

 

 

国保30歳代健診

【対象者】加古川市国民健康保険に加入の30~39歳

【自己負担額】無料

【内容】診察、身体測定、血圧測定、血液検査(コレステロール・血糖・肝機能・腎機能・尿酸)、尿検査(尿たんぱく・尿糖)

※保健センターに電話予約後、受診票が郵送されます。健診受診には受診票が必要です。

   

国保特定健診

【対象者】加古川市国民健康保険に加入の40~74歳

【自己負担額】無料

【内容】診察、身体測定、血圧測定、血液検査(コレステロール・血糖・肝機能・腎機能・尿酸)、尿検査(尿たんぱく・尿糖)

※対象者には5月中旬に受診票を送付します。健診の予約・受診には受診票が必要です。

  受診票参照

後期高齢者健診

【対象者】後期高齢者医療制度加入者

【自己負担額】無料

【内容】診察、身体測定、血圧測定、血液検査(コレステロール・血糖・肝機能・腎機能・尿酸)、尿検査(尿たんぱく・尿糖)

※対象者には5月中旬に受診票を送付します。健診の予約・受診には受診票が必要です。

  受診票参照

歯周病検診

【対象者】加古川市在住の20・25・30・35・40・50・60・70歳

【自己負担額】無料

【内容】歯・歯周の検査、相談
※対象者に受診券を送付します(40・50・60・70歳の方は4月上旬、20・25・30・35歳の方は5月上旬)。

      受診券参照

後期高齢者歯科健診

【対象者】後期高齢者医療制度に加入の75・80歳(令和7年4月1日時点)

【自己負担額】無料

【内容】歯科健診

※対象者に受診券を送付します。

      受診券参照

 

▼今年度、子宮がん検診・乳がん検診(マンモグラフィ)の対象かどうか、生年月日からご確認いただけます。

子宮がん検診対象者の確認はこちら

乳がん検診対象者の確認はこちら

 

※自己負担額は助成後の金額です。上記対象者が指定の健診実施期間にて健診を受診する場合のみ、市の健診として上記の自己負担額で受診できます。市の健診を利用せず自費で受診された場合、費用の還付はできません。

※胃がん検診について、ピロリ菌除菌済みの方は主治医にご相談ください。

※肺がん検診(X線)にあわせてアスベスト健診をしています。アスベストに不安のある方は、予約時にお申し出ください。

 

2 受診場所・日程・申込先(集団健診)

センター健診と巡回健診があります。各会場の健診実施日から、希望日を選んで受診します。

集団健診では、いろいろな健診項目を一度に受診できるメリットがあります。国民健康保険加入者の特定健診、後期高齢者医療加入者の後期高齢者健診も、同日に受診いただけます。

受診場所
センター健診

加古川総合保健センター(加古川駅北側徒歩3分)

※すべての健診項目が受診できます。

巡回健診

お近くの公民館等

※一部の健診項目(胃がん内視鏡・肺がんCT・子宮がん・乳がんマンモグラフィ・乳腺エコー検診)は受診できません。

健診日程・申込開始日

会場ごとの健診日程・申込開始日は下記をご確認ください

令和7年度集団健診日程・申込開始日のご案内(PDFファイル:308.3KB)

申込先

加古川総合保健センター

加古川市加古川町篠原町103-3(加古川駅北側徒歩3分)

電話番号 079-429-2923

予約受付時間 8:30~17:00

※土・日曜日、祝日、お盆(8/13~15)、年末年始(12/28~1/4)を除く

 

センター健診・巡回健診ともに、上記へお申し込みください。

電話もしくはWEBでの申し込みが可能です。

※WEBでの申し込みは、予約が確定するわけではありません。WEBサイトにてお申し込み後、保健センターからの確認の電話をもって予約完了となります。ご連絡までに1週間程度お時間をいただく場合があります。

※胃がん(内視鏡)検診は、電話予約のみ。

加古川総合保健センターWEB申し込み(24時間受付)はこちら

3 受診場所・日程・申込先(個別検診)

子宮がん検診、乳がん検診を協力医療機関で受診できます。

個別検診では、受診日程を調整しやすいメリットがあります。

検診日程・申込日

申込・受診期間:令和7年4月1日~令和8年2月28日

※受診可能な日程は、協力医療機関へ直接お問い合わせください。

受診場所・申込先
子宮がん個別検診

子宮がん個別検診協力医療機関は、下記からご確認ください。

お申し込みは、直接、協力医療機関へお願いします。

子宮がん個別健診協力医療機関等くわしくはこちら

乳がん個別検診

乳がん個別検診協力医療機関は、下記からご確認ください。

お申し込みは、直接、協力医療機関へお願いします。

乳がん個別検診の協力医療機関等くわしくはこちら

4 受診の流れ

1.受診項目を決める

受けたい健診項目を、『1 健診一覧』からお選びください。

2.予約する

「加古川市のがん検診を受けたい」とお伝えください。

  • 集団健診(センター健診・巡回健診):加古川総合保健センターへ申し込み
  • 個別検診(子宮がん個別検診・乳がん個別検診):協力医療機関へ申し込み

3.受診する

4.結果を確認する

  • 集団健診(センター健診・巡回健診):ご自宅に郵送で届きます。
  • 個別検診(子宮がん個別検診・乳がん個別検診):後日、受診した協力医療機関にて、結果説明を受けます。(※結果説明期限:令和8年3月31日)

5 検診を無料で受けられる方

下記に該当する方は、無料で検診を受けることができます。

無料で検診を受けられる方

がん・肝炎ウイルス検診無料クーポン券についてくわしくはこちら

市民税非課税世帯および生活保護法による被保護世帯の方
  • 胃がんリスク検査(ABC分類)、胃がん(X線)・肺がん(X線)・大腸がん・子宮がん・乳がん(マンモグラフィ)・骨粗しょう症・肝炎ウイルス検診が無料になります。
  • 検診当日に、費用免除決定通知書が必要です。必ず受診前に申請してください。
  • 申請時は、本人確認ができるものを必ずお持ちください。転入・世帯員の異動などで、提出書類が必要な場合があります。
  • 住民票上で別世帯の親族(同住所で世帯が別の場合など)、ホームヘルパー、ケアマネージャーなどが代理申請する場合は、下記2点が必要です。
    1.代理人の身分証明書原本
    2.免除対象者の身分証明書原本もしくは委任状
     委任状は下記の様式をお使いください。
     委任状(PDFファイル:69.2KB)

【申請窓口】加古川市役所 市民健康課、各市民センター、東加古川市民総合サービスプラザ

6 どの検診を受けるか迷う方へ(年代別おすすめ検診)

年代ごとに、おすすめの検診をご紹介します。

20~30歳代

【男性】胃がんリスク検査(1,500円)

【女性】胃がんリスク検査、子宮がん検診(あわせて2,500~3,000円)

  • 胃がんリスク検査で胃がんの原因となるピロリ菌に感染しているかどうかわかります。
  • 子宮頸がんは、20歳代からかかる可能性のあるがんです。進行がんの場合は、子宮摘出が必要になることもあります。早期発見で子宮を温存することもできます。

40歳代

【男性】胃がん(X線)、肺がん(X線)、大腸がん、肝炎ウイルス検診(あわせて3,000円)

【女性】胃がん(X線)、肺がん(X線)、大腸がん、子宮がん、乳がん、肝炎ウイルス検診(あわせて5,000~6,000円)

  • 早期発見のために40歳代から上記のがん検診を受けましょう。肝炎ウイルス検診は一生に一度の検診です。必ず受診しましょう。

50歳代~

【男性】胃がん(X線または内視鏡)、肺がん(X線)、大腸がん(あわせて2,000~5,000円)

【女性】胃がん(X線または内視鏡)、肺がん(X線)、大腸がん、子宮がん、乳がん検診(あわせて4,000~8,000円)

  • がんにかかるリスクが高まってくる年代です。進行がんとして発見されることもあるため、定期的な検診受診が大切です。

7 注意事項

必ずお読みください。

共通の注意
  • 自覚症状のある方は医療機関を受診してください。
  • がん検診の度に精密検査が必要となる⽅は、直接医療機関での検査・検診をおすすめします。
  • 健診後の精密検査及び治療は保険診療となります。
  • 治療・経過観察中の病気がある方は、健診受診について主治医にご相談ください。
  • 妊娠中・妊娠の可能性のある⽅は、胃がん(X線・内視鏡)・肺がん(X線・CT)・乳がん(マンモグラフィ・乳腺エコー)検診、特定健診を受診できません。
  • 授乳中の方は、胃がん(X線)・乳がん(マンモグラフィ・乳腺エコー)検診を受診できません。
  • 受診前に、検温等で健康状態の確認をお願いします。発熱や咳などの風邪症状がある場合は、受診をお控えください。
胃がんリスク検査を受けられる方へ

ピロリ菌除菌済みの⽅、胃の⼿術を受けた方、腎不全の方、胃酸を抑える薬等を内服している方は、正しい検査ができませんので、主治医にご相談ください。

胃がん検診(X線・内視鏡)を受けられる方へ

問診や⾎圧測定の結果、検診受診に危険があると思われる⽅はお断りすることがあります。不安のある方は主治医にご相談ください。

X線
  • 腸閉塞の既往のある⽅、バリウム過敏症や、バリウムをうまく飲み込めない⽅は危険なため受診できません。
  • 胃・⼗⼆指腸の⼿術既往のある⽅は原則受診できません。
  • 体重135キログラム以上の⽅は受診できません。
内視鏡
  • 受診人数に限りがあります。
  • 咽頭に重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方は受診できません。
  • 検査は経口のみで、咽頭麻酔を⾏います。鎮静剤は使用しません。
  • 検査中に医師が組織検査が必要と認め、検査を希望された場合は、追加料金(保険診療)が必要です。
肺がん検診(CT)を受けられる方へ
  • ペースメーカーを装着中の⽅は受診できません。
  • センター健診で実施する低線量肺がんCT検査は、通常の診察で⾏われるCT検査の約10分の1程度の被ばく線量で検査を⾏います。(被ばく線量は受診される⽅の体格にもよりますが約0.5〜2mSvとなります)ただし、毎年受診したい⽅は被ばくによるリスクを了承の上受診してください。
大腸がん検診を受けられる方へ
  • 事前に検査容器を郵送しますので、検査日の1週間前までにお申し込みください。
  • 月経中、月経終了直後は正しい検査ができません。
子宮がん検診を受けられる方へ
  • 子宮を全摘された⽅は、子宮がん検診の必要はありません。
  • 月経中、月経終了直後は正しい検査ができません。
乳がん検診(マンモグラフィ・乳腺エコー)を受けられる⽅へ
  • 妊娠・授乳中の⽅、断乳後6ヵ⽉以内の⽅、断乳後6か⽉以上経過していても乳汁分泌のある⽅、ペースメーカーやポートなどの⼈⼯物を胸部に挿⼊している方、豊胸⼿術(パック・シリコン・脂肪・ヒアルロン酸注⼊など)やV-Pシャント(⽔頭症の治療)を受けた方は受診できません。
  • 乳房切除、乳房内にチューブやポートなどを挿入された方は、主治医にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:市民健康課 成人保健係(本館4階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9215
ファックス番号:079-427-9039
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