加古川駅周辺エリアビジョン(案)

更新日:2024年04月23日

背 景

  • 令和5年2月に「JR加古川駅周辺まちづくり(案)」を策定し、将来的な再整備の構想を公表したところですが、加古川駅から加古川河川敷、国道2号線を含むエリアについては、「居心地が良く歩きたくなるまち」の実現に向けた将来像や工程案、エリアマネジメントのあり方などを検討する必要がありました。
  • ついては、JR加古川駅周辺(以下、「駅周辺」という)におけるウォーカブルなまちづくりについて将来像を示すとともに、市民、事業者等と相互に共有を図るため、当該ビジョン(案)を公表し、今後のまちづくりに活用しようとするものです。

  【本編】加古川駅周辺エリアビジョン(案)(PDFファイル:6.4MB)

  【概要版】加古川駅周辺エリアビジョン(案)(PDFファイル:2.1MB)

エリアビジョン(案)の概要

(1)ポイント

 1.エリアコンセプト

 今後の駅周辺は移動の交通結節としての機能だけではなく、ヒト・モノ・コト・トキが集積する人中心の交流・滞在空間、都市機能の拠点であり、様々なアクティビティ(活動)を目的に訪れる場所と考えられることから、下記をビジョン(案)のコンセプトとします。

「通過型から滞在・体験型へ ~加古川駅周辺で新しい住み方・遊び方・働き方を楽しもう~」

 

 2.エリアコンセプトの実現に向けた基本方針

  ア)人中心の空間づくり

   「車中心」から「人中心」のまちづくりへ

  イ)エリアの価値向上と公民連携

   官民が所有する低未利用な施設や空間を活用した持続可能なエリアマネジメントの確立

  ウ)ハードとソフトの連携

   公共空間の様々な活用ニーズを掘り起こしながら、市民、事業者等と試行的な取組を進め、再整備の計画などにフィードバック(公民連携、社会実験等の推進)

 

 3.ウォーカブル重点エリアの設定と将来像

  主に駅南西エリアや駅前広場、ベルデモール等においては、滞留空間の創出に向けた社会実験を早期に目指すほか、防災道路の延伸に伴う自動車交通の変化等を踏まえ、篠原西線等の都市計画道路を含め、再整備後の交通体系について検討します。

 

(2)ビジョン(案)の活用予定

 1.令和6年度以降、このビジョン(案)を基に公共空間を活用した社会実験や駅前広場のリノベーションなどを進めます。

 2.再整備に向けた意見収集を行う際、現時点の方向性を示す資料として活用します。(アンケート調査や各種ヒアリング、市民ワークショップなど)

 3.駅周辺まちづくり検討会などにおいて、具体的な施策、事業を検討する際の指針として活用します。

 

(3)今後の進め方(検討の流れ)

 令和6年度以降、上記(2)の取組を進めるとともに、エリアマネジメント組織の立ち上げ、エリアビジョンの策定に向け、まちづくり検討会などでの意見を反映させていきます。

 なお、駅周辺再整備基本計画は、このビジョン(案)や市民アンケートなどを参考にしながら、構想の具体化を図っていきます。

今後の社会情勢や様々な試行・検証結果などを踏まえ、随時、方向性や取組は軌道修正していく予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:加古川駅周辺再整備推進室
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-3153
ファックス番号:079-422-8192​​​​​​​
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