令和7年度加古川市平和祈念展を開催します。
見て、感じて、考えよう わたしたちの平和な未来
加古川市では毎年、過去の戦争の惨禍に心を向け、平和の尊さを次世代に継承することを目的として、平和祈念展を開催しています。
会場では、広島平和記念資料館や鹿児島県の知覧特攻平和会館からお借りした貴重な資料、被爆の現実を体験できるVRゴーグル、市民の皆様からお寄せいただいた折り鶴(千羽鶴)を展示するほか、戦争犠牲者を追悼するための献花コーナーも設置します。
また、今年は戦後80年という節目の年のため、特別企画として、「平和祈念講演会」も開催いたします。
対象者
どなたでもご参加いただけます。(入場無料・申込不要)
※講演会のみ申込必要(当日申込み可)
開催日時
令和7年11月29日(土曜日)午前10時から午後4時まで
開催場所
展示内容等
中ホールロビー(ホワイエ)では、下記の展示を行います。
〈展示内容〉
- 加古川(尾上)飛行場パネル展(知覧特攻平和会館所蔵資料を含む。)
- 令和7年度平和作文コンクール入賞作品
- 広島平和記念式典派遣学生レポート
- 令和7年度広島平和の親子バスツアー感想文集
- 学習資料(広島平和記念資料館所蔵資料)
「被爆体験証言者と高校生との共同制作による原爆の絵」
「8月6日、きのこ雲の下で」
「サダコと折り鶴ポスター」 - 被団協 広島・長崎原爆被爆写真パネル
- かこがわ平和探検マップ
- 被爆の現実を体験できるVRゴーグル など
中ホール内では、下記の催しを行います。
〈催し内容〉
- 平和作文コンクール表彰式(午前11時00分から11時45分)
- 戦後80年特別企画「平和祈念講演会」(午後2時00分から3時00分)
中ホール内には、戦争犠牲者を追悼するための献花台を設けます。
平和祈念講演会 「1036-英霊よ 安らかに-」
若者たちが特攻で犠牲になった事実を 私たちは決して忘れてはならない
陸軍特攻隊員として加古川(尾上)飛行場を出発し、鹿児島県・知覧飛行場から出撃するも、エンジントラブルで徳之島に不時着。知覧で終戦を迎えた。戦後、沖縄戦で散華された特攻隊員の慰霊と資料収集に努め、ついには1,036名全員の遺影を集めた板津忠正氏。その生きざまについて語ります。
日時:令和7年11月29日(土曜日)午後2時から3時
会場:SHOWAグループ市民会館 中ホール
申込み方法:電話またはオンライン(申込受付は令和7年11月4日から)
会場を彩る千羽鶴について
加古川市では、この平和祈念展の開催に合わせ、各公民館等を活用して平和の象徴である折り鶴を募集してきました。
折り鶴は市内外の多くの方々から寄せられました。皆様お一人おひとりが、平和への思いを込め、丹念に作成していただいた折り鶴の数は、32万羽を超えました。
集まった折り鶴は、ボランティアの皆さまのご協力を得るなどして千羽鶴として整えられ、平和祈念展の会場や献花会場の祭壇を彩ります。
これらの千羽鶴は平和祈念展終了後、広島市・長崎市へお届けし、私たちの平和への思いをつないでいきます。
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更新日:2025年10月17日