福祉部 健康課 梶 悠莉子【保健師】
加古川市を志望した理由は?
看護学部の学生の時に「地域看護実習」というのがありました。その実習先がここ、加古川市役所だったんです。その時の実習担当は、現在の先輩。和やかな雰囲気でありながら、一つ一つの事業を市民のために行う熱意を感じました。子育てに関する事業や健康教育などを見学し、さまざまな仕事を見ることができたのも興味深かったです。
どんな仕事を担当していますか?
健康診断の企画や運営、介護予防事業「いきいき100歳体操」の支援活動を担当しています。いきいき100歳体操は、高齢者の皆さんが主体的に活動できるようサポートしながら、普及啓発に力を入れています。健康診断は保健師としての知識も必要ですし、病院との調整など行政職としての対応も求められます。市民の健康と生活に関わりますので、身の引き締まる思いです。
仕事でやりがいを感じたことはありますか?
いきいき100歳体操で、地域に住むたくさんの人とふれあう機会があります。私が支援して立ち上がったグループが、ずっと活動を続けているのがうれしいですね。ある時、元気がない高齢者を見かけ、気にして話しかけていると、地域の方が「私たちも見守っているから大丈夫よ」と声を掛けてくださいました。3カ月後にその会場を訪れると、その方が見違えるほど元気になっていたんです。地域の人の力ってすごいなと改めて感じましたし、自分がその場所づくりに関わることができたのが感慨深かったです。
この先、どんな職員になりたいですか?
地域で支援活動をするうちに、「梶さん、頼りにしてる」「あなただからお願いできる」と言っていただけるようになり、市役所を訪れたときに会いに来てくださることがあるんです。これからも、もっと皆さんに頼りにされる職員になり、一人一人の生活に関わっていきたいと思います。窓口で役立てるため、手話も習得しようと頑張っているんですよ。
みなさんへのメッセージ
私は大学卒業後、県外の職場に勤めていた時に、どこで誰のために働きたいのかを深く考える機会がありました。私にとっては、愛着のある地元で、自分の資格を生かして、地域に住む人に喜ばれる仕事ができるのが加古川市役所です。皆さんも、就職活動では「どこで、どんな仕事がしたいのか」を、明確にイメージしてみてくださいね。
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更新日:2019年12月23日