棋士のまち加古川

更新日:2023年12月20日

 加古川市は将棋が盛んな地域で、子どもから大人まで熱心な愛棋家が多く、様々なイベントや教室が開かれています。

 また、人口約26万人の市に、ゆかりのプロ棋士が7名もおられることが非常にまれなことから「棋士のまち加古川」を掲げ、将棋を取り入れたまちづくりを進めています。

 昭和58年に神吉宏充七段が本市で初めてのプロ棋士となり、平成5年に久保利明九段が続きました。

 また、平成4年には井上慶太九段が加古川市に住まいを移され、加古川将棋センターにて、若手の指導・育成に取り組んでこられました。

 そこで腕を磨いた稲葉陽八段、船江恒平六段、横山友紀四段が次々とプロ棋士となり、令和5年には本市出身・在住の上野裕寿新四段が誕生しました。前述のとおり現在では加古川市出身・在住のプロ棋士は7名となっています。

 平成23年に公益社団法人日本将棋連盟の公式棋戦である「加古川青流戦」の創設や、第23期竜王戦第4局や第60期王将戦第4局、第61期王将戦第4局を誘致するなど、棋士のまちを広く全国に発信するとともに将棋の普及に努めています。

 平成25年には、加古川市が将棋の普及活動や文化復興に貢献したとして、日本将棋連盟から第20回大山康晴賞を受賞いたしました。

 また、平成27年度から、日本将棋連盟の学校教育支援事業でご協力いただき、小学校の集会やクラブ活動において、プロ棋士を講師として派遣していただいており、加古川市でも、令和3年度から小学校の授業に将棋を取り入れるなど、子どもたちが将棋文化に触れあう機会を創出しています。

  多くの棋士とゆかりがあることは、 加古川市にとっては貴重な財産です。市民の方にプロの将棋の世界を身近に感じていただき、 日本古来の伝統文化の良さを伝えていくとともに、将棋を通じて「棋士のまち加古川」の魅力を全国に発信していきたいと考えています。

加古川市ゆかりの棋士

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