北大塚古墳/市指定文化財

更新日:2020年04月16日

北大塚古墳

名称

北大塚古墳(きたおおつかこふん)

数量

1基

種類

史跡

時代

古墳時代前期末から中期初頭(4世紀末~5世紀初)

所有者及び所在地

西之山町内会/加古川市神野町日岡苑31

指定年月日

昭和43(1968)年4月1日

解説

 北大塚古墳は、日岡山古墳群を構成する古墳のひとつで、この古墳群では最後に築造された前方後円墳と考えられています。前方部は宅地造成の前には削平されており、現在は後円部と周濠の一部を残すのみとなっています。現存している後円部は直径約52.5m、高さ約6.9mですが、かつての航空写真や地籍図の地割によると、後円部の南側に接した長方形の区画が確認されます。この区画を前方部の名残とすると、周濠を含めた古墳の全長は、おおよそ140mにも達すると考えられています。
 墳丘には葺石とみられる河原石が確認され、円筒埴輪や器財埴輪の破片、短甲と考えられる金属片などが採集されています。また、明治年間に後円部の埋葬施設が発掘され、大型の箱式石棺の中から大量の鉄製武器類が出土したと伝えられていますが、当時の記録や資料は残っていません。

文化財解説シート(内部リンク)

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
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