広尾西墓地の弥陀三尊種子板碑/市指定文化財

名称
弥陀三尊種子板碑(みださんそんしゅしいたび)
数量
1基
種類
考古資料
材質及び技法
石造、凝灰岩(竜山石)製
寸法
地上高208cm、幅76.5cm、厚21cm
時代
鎌倉時代/正和3(1314)年
所有者及び所在地
広尾西町内会/志方町広尾西墓地
指定年月日
平成16年3月11日 市指定
解説
この石造品は、中道子山麓の広尾西墓地に建つ、「正和三歳」(1314年)と判読できる銘文がある石棺板碑です。古墳に埋葬されていた組合式石棺の底石の右側部分を縦に割り、上部の左右を円弧状に加工しています。
正面である底石の内面側には、上段に命点と荘厳点を付けた真言の冒頭句として大日如来(オン)、中段に阿弥陀如来(キリーク)、下段右側に観音菩薩(サ)、下段左側に勢至菩薩(サク)の種子が薬研彫りされています。銘文は、向かって左側の凹部下方に陰刻されています。
この板碑は、加古川地域で多く見られる石棺板碑の中で最も大きく、記念銘があることから、鎌倉時代の基準資料として貴重なものです。
文化財解説シート(内部リンク)
文化財解説シート第5号(石造美術5)広尾西墓地の弥陀三尊種子板碑 (PDFファイル: 840.1KB)
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
問合せメールはこちら
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更新日:2022年02月20日