西条廃寺跡/県指定史跡

更新日:2022年03月21日

整備後の西条廃寺跡全景

名称

西条廃寺跡(さいじょうはいじあと)

数量

1か所

種類

史跡

種別

古代寺院跡

時代

飛鳥時代/7世紀後期

管理者及び所在地

加古川市 西条山手二丁目28、山手二丁目63、75、149

解説

 加古川市教育委員会では「豊かな市民文化の創造」を基本目標に掲げ、史跡の保存と活用を進めています。その一環として、奈良時代前期(7世紀末)に創建された市内最古の寺院跡である西条廃寺を市民の歴史学習とレクレーションの場として活用するため、史跡公園として整備しました。西条廃寺は昭和55年から昭和57年に発掘調査されました。その結果、瓦積基壇と呼ばれる建物基礎を使用した法隆寺式伽藍配置の寺院跡であることが判明しました。
 整備事業は平成3年から平成6年にかけて実施しました。この整備により、塔、金堂の瓦積基壇の復元や礎石の設置、講堂基壇の盛土による復元、中門跡の柱位置の表示、回廊跡の植栽による明示など創建当時の伽藍配置が把握できるよう再現しました。特に塔の瓦積基壇には一部、当時の瓦を使用して臨場感が味わえるように復元しました。
 県指定史跡西条廃寺公園にぜひお越し下さい。

文化財解説シート(内部リンク)

外部リンク

アクセス

JR加古川線神野駅下車南東へ徒歩15分
神姫バス山手2丁目下車南東へ徒歩5分
加古川バイパス加古川ランプを降り北へ15分(駐車場は北山公園の南東側にあります。)

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
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