安養寺の石造宝篋印塔/県指定文化財

名称
石造宝篋印塔(せきぞうほうきょういんとう)
数量
1基
種類
建造物
材質及び技法
石造、花崗岩(かこうがん)製
寸法
現高128cm
時代
室町時代/ 14世紀
所有者及び所在地
安養寺/平岡町一色
指定年月日
平成50年3月18日 市指定
解説
この塔は、安養寺の門を入って右手側に並んでいる2基の宝篋印塔のうち右側の塔で、室町時代初期に造立されたと考えられています。
反花式基壇の上に建ち、基礎は、上部に反花を造り、各面に輪郭を巻き格狭間を入れ、中は正面だけに宝瓶三茎蓮を刻んでいます。塔身は、各面に蓮華座付きの月輪を彫り、中に金剛界四仏の種子を配しています。笠は、下二段上六段の定型式で、隅飾は二弧で輪郭を巻いています。相輪は、上部の請花と宝珠を欠失しています。
この塔は、一部を欠いているほかは残存状況もよく、各部がよく整った宝篋印塔と言えます。
文化財解説シート(内部リンク)
第39号(石造美術25)安養寺の宝篋印塔 (PDFファイル: 2.2MB)
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
担当課:文化財調査研究センター
郵便番号:675-0101
住所:加古川市平岡町新在家1224-7(中央図書館2階)
電話番号:079-423-4088
ファックス番号:079-423-8975
問合せメールはこちら
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更新日:2024年04月19日