尾上飛行場跡

更新日:2023年10月17日

尾上飛行場跡の地図

 戦時中、尾上の地に飛行場があったのをしっていますか。当時の陸軍大臣の「関西の最重要地区に防空の飛行隊を設置する」との命により加古川の地が選ばれ、戦前の1937(昭和12)年12月に加古川河口近くの旧尾上村に開設されました。その所在地から「尾上飛行場」とも呼ばれ、面積約150ヘクタール、全長500~1,500メートルの滑走路5本が三角に交わり、「三角飛行場」と呼ばれました。

飛行場跡                                                                                                                                                                                                                   飛行場跡の石碑

尾上公民館の近くにあります

平和記念の石碑

 常時30機ほどの戦闘機を配備させるなど、関西地方防空の要として機能し、飛行機の整備や少年飛行兵の教育などの役割も担っていました。

飛行場跡説明版
三角飛行場

 戦争末期の1945年頃になると、関東・中部地方から知覧基地(鹿児島県)に向かう特別攻撃隊の中継・出撃基地にも使われました。

尾上公民館の教説展示場
尾上飛行場イラスト

 尾上公民館では、加古川飛行場資料館として常設展示されています。足を運んで学習してほしいです。

この記事に関するお問い合わせ先

担当:若宮小学校
郵便:675-0025
住所:兵庫県加古川市尾上町養田218
電話番号:426-0862