リハビリテーション(完全予約制)
理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)、心理検査・相談(CP)があり、医師の指示のもと、必要に応じて個別プログラムを実施しています。
対象は、運動発達の遅れ・言葉の遅れ・行動面の問題(運動がぎこちない・落ち着きがない・集団生活になじめないなど)の状況がみられ、日常生活に何らかの困難さがあるお子さんです。
以下のような取り組みを通じて、毎日の生活をより快適に過ごすことができるように支援しています。また、日常生活での関わり方や周囲の支援について保護者と一緒に考えていきます。
実施曜日および時間
リハビリテーションを受けられる際のお願い
- リハビリテーションや心理相談・検査予約時間の15分前までに1階受付へお越しいただき、診察券(月初めはマイナンバーカードもしくは保険証と医療費受給者証)をご提示ください。伝票をお渡しします。
- 受付がお済みになりましたら、2階診察室前の伝票入れに伝票を入れてお待ちください。
- リハビリテーションの実施に際し、医師が簡単な診察を行います。終わりましたら伝票を受け取り、案内されました番号のお部屋の前でお待ちください。各リハビリ担当がお呼びします。
- 理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)の個別リハビリテーションは1回につき40分実施します。
- 終わりましたら、伝票を1階受付にお渡しください。診察券の返却と次回の予約票をお渡しします。
実施内容(運動発達の遅れに対して)
理学療法(PT)

基本的な姿勢や運動(寝返る、座る、歩くなど)能力を伸ばすための支援を行います。また、装具や座位保持装置、車いすなどの器具の作成や導入も含め、日常生活でのお子さんの姿勢や介助方法について、保護者とともに考えていきます。
作業療法(OT)
触ったり、見たり、揺れたりといろいろな感覚を使って、お子さんが楽しく遊ぶことのできるように支援を行います。また、食事動作や着替えなどの日常生活活動が少しでも自分の力でできるように、より介助がしやすいように、手や体の使い方を学習していきます。
言語聴覚療法(ST)
食べ物をうまく噛んだり飲み込んだりすることが難しいお子さんに対して、食べる練習を行います。また、お子さんの持っているコミュニケーション手段(ジェスチャーや言葉など)を用いて、人とやり取りすることを楽しめるように支援していきます。
心理検査・相談(CP)
実施内容(言葉の遅れ・行動面での困難さに対して)
作業療法(OT)
体の使い方や感覚面(触ったり、見たり、揺れたりなど)を中心に、お子さんの行動面の理解と支援を行います。また、学習の基礎となる活動(字を書くことなど)を、身体の動き・眼球運動・認知面などから解釈し、取り組みを保護者とともに考えていきます。
言語聴覚療法(ST)
お子さんの持っているコミュニケーション手段(ジェスチャーや言葉など)を用いて、人とやり取りすることを楽しみ、集団生活への適応力を養っていきます。
心理検査・相談(CP)
お子さんの発達や育児に不安を抱えている両親・家族への相談支援を行います。また、お子さんの発達を理解するために心理検査を実施し、発達状況のアドバイスや関わり方を支援します。
更新日:2025年03月01日