胆道閉鎖症について

更新日:2019年12月23日

胆道閉鎖症とは

 胆道閉鎖症は、肝臓と十二指腸との間にある胆道が何らかの原因により閉鎖し、胆汁をうまく十二指腸に運べなくなる病気です。放っておくと肝臓が次第に冒され、最後には肝硬変となり命にかかわる大変な病気ですので、早期発見・早期治療が重要です。日本では、出生児の約1万人に1人がこの病気にかかると言われています。

胆道閉鎖症の早期発見には

  胆道閉鎖症の一つの特徴として、便(うんち)の色が白っぽくなります。便の色をきっかけとして病気が発見されることも多くありますので、生後4か月くらいまでは、赤ちゃんの便の色に注意しましょう。

便色カード

 胆道閉鎖症など、便色に異常が見られる病気の早期発見のため、平成24年4月から「便色カード」をとじ込んだ母子健康手帳を交付しています。また、すでに母子健康手帳をお持ちの方には、新生児訪問やこんにちは赤ちゃん訪問の際に「便色カード」を配布します。

パソコンやプリンタの設定などにより、実物と色が異なる場合があります。

便色カードの使用方法

 赤ちゃんのオムツを交換するときなどに、便に便色カードを近づけて色を見比べてください。便色カードの右側の部分をキリトリ線で切り取ると比べやすくなります。
  そして、実際の便色に最も近いと思う便色番号を判定してください。便色カードの1番から3番に近い色(白っぽい色)である場合は、1日も早くかかりつけの小児科医の診察を受けてください。
  便色カードには、生後2週、生後1か月、生後1~4か月の便色の判定結果を記入する記録欄が3つありますが、定期的に赤ちゃんの便の色を確認しましょう。

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郵便番号:675-8501
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電話番号:079-427-9216(母子保健係)
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