産後ケア事業

産後ケア事業のご案内
産後のお母さんと赤ちゃんが助産師等による専門的なケアを受け、家庭で安心して育児ができるよう支援する事業です。
(産後の体調を整え、育児の不安を解消するためにご利用ください。)
利用対象者(下記のすべてに該当される人)
- 加古川市に住所を有する方
- 産後1年以内(1歳の誕生日の前日まで)のお母さんと赤ちゃん
- 産後ケアを必要とする方
- 母子ともに医療行為が必要のない方(感染症にかかっている場合は利用不可)
ケアの内容
お母さんや赤ちゃんの状況・相談内容に合わせ、下記のケアを組み合わせて提供します。
- お母さんのからだとこころのケア(産後の生活に関するアドバイス、心身の休息)
- 乳房のケア(乳房マッサージ等)、授乳方法の相談
- 赤ちゃんのお世話の仕方や相談(発育発達チェック、離乳食相談、育児相談、赤ちゃんの抱き方・沐浴・寝かしつけ方等) など
制度
サービスの種類
宿泊型、通所型、訪問型があります。
- 宿泊型:病院、助産所等に宿泊し、ケアを受けます。
- 通所型:病院、助産所等に通い、ケアを受けます。
- 訪問型:助産師等が自宅へ訪問し、ケアを受けます。
利用上限
【今年度から利用を始める方】
宿泊型:7日、通所型:42時間、訪問型:10時間
を利用上限として利用券を交付します。
【前年度からの継続の方】
令和6年度の利用回数を減じて、令和7年度に利用できる上限利用数を設定します。
例 【令和6年度利用数】 (R6利用上限ー利用数) 【令和7年度利用上限】
宿泊型2日 → 上限7日ー利用数2日 → 5日 (残り5日)
通所型1回 → 上限7回ー利用数1回 → 36時間(残り6回×6時間)
訪問型1回 → 上限5回ー利用数1回 → 8時間(残り4回×2時間)
利用料金
宿泊型は1日あたり、通所型・訪問型は1時間あたりの単価です。
一般世帯 | 住民税非課税世帯 | 生活保護世帯 | ||
宿泊型 | 1日あたり | 3,000円 (400円) |
1,500円 (200円) |
1,000円 (無料) |
通所型 | 1時間あたり | 300円 (50円) |
120円 (20円) |
70円 (無料) |
訪問型 | 1時間あたり | 500円 (無料) |
150円 (無料) |
無料 (無料) |
( )は多胎加算
※宿泊型は、入所日、退所日をそれぞれ1日とカウントします。
※多胎加算は、ふたご・みつご等でご利用の場合の2人目からの赤ちゃん一人あたりの追加料金です。
利用料金に含まれるもの
(宿泊型・通所型)
- 食費
- 個室料
- 母子の寝具
- 光熱水費
- 哺乳瓶の消毒に要する費用など
(訪問)
- 交通費
※利用施設により、別途必要経費がある場合は、実費負担となります。(実施機関へ直接支払いください)。
利用する際の持ち物
(宿泊型)
利用券、母子健康手帳、保険証、お母さんと赤ちゃんの着替え(夜間着含む)、洗面用具、入浴道具、おむつ、おしりふき、ミルク、哺乳瓶、乳首
バスタオル・タオルの必要枚数は、事業者にお問い合わせください。
必要に応じて、搾乳機、母乳パッド、ナプキン、離乳食 等
(通所型)
利用券、母子健康手帳、保険証、おむつ、おしりふき、ミルク、哺乳瓶、乳首
バスタオル・タオルの必要枚数は、事業者にお問い合わせください。
必要に応じて、搾乳機、母乳パッド、ナプキン、離乳食 等
(訪問型)
利用券、母子健康手帳を準備ください。
その他必要なものは、相談内容に応じて訪問する助産師等がお伝えします。
(共通)
事業所のホームページ等に持ち物が掲載されている場合があります。不明な場合は、必ず、利用日前日までに事業者へ直接ご確認ください。
利用の流れについて
- 出産後に、産後ケアオンライン申請より申請してください。
- 市の承認後に、宿泊型・通所型・訪問型の利用券をまとめて交付します。
- 利用券が手元に届いたら、利用券に記載している、利用の流れ、留意事項、利用上限を確認のうえ、産後ケアが必要な際に、ご自身で事業者へ予約をお取りください。予約が完了したら、利用券に掲載されている利用連絡の2次元コードより、市へ予約内容をお知らせください。
- 利用日前日までに事業者へ連絡し、利用時間・持ち物・料金等を確認ください。
- 利用日当日は、事業者へ利用券を提示し、利用日~事業所確認印を記載してもらい、自己負担金をお支払いください。
- 利用後は、利用券に掲載の事後アンケートの2次元コードよりアンケートを回答ください。
※初めて利用する事業者の場合は、市より事業者へ情報提供が必要となるため、利用予定日の5日前までに市に利用連絡をお願いします。
※事業者によっては、利用者の予約を直接受け付けない場合があります。その場合は、市が調整を行いますので、相談ください。
※変更(中止)は、変更時期によってはキャンセル料が発生する場合がありますので、事業者へ確認の上、直接事業者へお支払いください。
※利用日に加古川市の住民でない場合は、利用券は使用できません。全額自己負担となりますので、転出後の市町に申請してからの利用をお願いいたします。
※令和8年4月以降の利用については、制度等が変更になる可能性がありますので、必ず育児保健課に確認してからの予約をお願いします。
その他、産後ケアについて、不明なことがありましたら、加古川市育児保健課子育て支援係(電話079-427-9325)へご相談ください。
利用できる施設
協力機関
兵庫県の産後ケア集合契約に参加している協力機関(事業者)での利用が可能です。予約する際には、利用券に記載の発行番号が必要になるため、利用券が手元に届いてから行っていただくようにお願いします。
急ぎで利用が必要な場合は、必ず加古川市育児保健課子育て支援係(電話079-427-9325)へご相談ください。
兵庫県の産後ケア集合契約の協力機関は下記URLよりご確認ください。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf17/sangokeark.html
利用時間
宿泊型、通所型、訪問型ともにサービスを提供する事業者が利用時間を設定しています。協力機関の一覧や、各事業者のホームページ等をご覧の上、各事業者にお問い合わせください。
申請後に送付する利用券に記載の利用上限までは、市の産後ケアとして利用ができます。
注意事項
・事業者により、対象月齢等に制限がありますので、協力機関の一覧に記載の利用条件等をご確認ください。
・事業者により、兄姉と同伴して利用できる場合もありますが、兄姉利用にかかる費用は全額自己負担(オプション料金)となります、予めご了承ください。
・事業者により、赤ちゃんの託児を事業者がしている間、お母さんが外出をすることを認めている場合があるようですが、加古川市では、産後ケア利用時に赤ちゃんを託児してもらっている間に、お母さんが外食に行く、レジャー施設を利用する、エステを受ける、買い物に行くなどは認めていません。託児を目的とした利用については、一時保育などの託児サービスの利用をお願いいたします。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年04月01日