産後ケア事業

更新日:2025年04月01日

産後ケア事業のご案内

産後のお母さんと赤ちゃんが助産師等による専門的なケアを受け、家庭で安心して育児ができるよう支援する事業です。
(産後の体調を整え、育児の不安を解消するためにご利用ください。)

利用対象者(下記のすべてに該当される人)

  • 加古川市に住所を有する方
  • 産後1年以内(1歳の誕生日の前日まで)のお母さんと赤ちゃん
  • 産後ケアを必要とする方
  • 母子ともに医療行為が必要のない方(感染症にかかっている場合は利用不可)

ケアの内容

お母さんや赤ちゃんの状況・相談内容に合わせ、下記のケアを組み合わせて提供します。

  • お母さんのからだとこころのケア(産後の生活に関するアドバイス、心身の休息)
  • 乳房のケア(乳房マッサージ等)、授乳方法の相談
  • 赤ちゃんのお世話の仕方や相談(発育発達チェック、離乳食相談、育児相談、赤ちゃんの抱き方・沐浴・寝かしつけ方等) など

制度

サービスの種類

宿泊型、通所型、訪問型があります。

  1. 宿泊型:病院、助産所等に宿泊し、ケアを受けます。
  2. 通所型:病院、助産所等に通い、ケアを受けます。
  3. 訪問型:助産師等が自宅へ訪問し、ケアを受けます。

利用上限

【今年度から利用を始める方】

宿泊型:7日、通所型:42時間、訪問型:10時間
を利用上限として利用券を交付します。

【前年度からの継続の方】

令和6年度の利用回数を減じて、令和7年度に利用できる上限利用数を設定します。

例 【令和6年度利用数】   (R6利用上限ー利用数)     【令和7年度利用上限】

      宿泊型2日   → 上限7日ー利用数2日 →    5日  (残り5日)

      通所型1回   → 上限7回ー利用数1回 →  36時間(残り6回×6時間)

      訪問型1回   → 上限5回ー利用数1回 →    8時間(残り4回×2時間)

利用料金

宿泊型は1日あたり、通所型・訪問型は1時間あたりの単価です。

  一般世帯 住民税非課税世帯 生活保護世帯
宿泊型 1日あたり 3,000円
(400円)
1,500円
(200円)
1,000円
(無料)
通所型 1時間あたり 300円
(50円)
120円
(20円)
70円
(無料)
訪問型 1時間あたり 500円
(無料)
150円
(無料)
無料
(無料)

                          (    )は多胎加算

※宿泊型は、入所日、退所日をそれぞれ1日とカウントします。

※多胎加算は、ふたご・みつご等でご利用の場合の2人目からの赤ちゃん一人あたりの追加料金です。

利用料金に含まれるもの

(宿泊型・通所型)

  • 食費
  • 個室料
  • 母子の寝具
  • 光熱水費
  • 哺乳瓶の消毒に要する費用など

(訪問)

  • 交通費

※利用施設により、別途必要経費がある場合は、実費負担となります。(実施機関へ直接支払いください)。

利用する際の持ち物

(宿泊型)
利用券、母子健康手帳、保険証、お母さんと赤ちゃんの着替え(夜間着含む)、洗面用具、入浴道具、おむつ、おしりふき、ミルク、哺乳瓶、乳首
バスタオル・タオルの必要枚数は、事業者にお問い合わせください。
必要に応じて、搾乳機、母乳パッド、ナプキン、離乳食 等
(通所型)
利用券、母子健康手帳、保険証、おむつ、おしりふき、ミルク、哺乳瓶、乳首
バスタオル・タオルの必要枚数は、事業者にお問い合わせください。
必要に応じて、搾乳機、母乳パッド、ナプキン、離乳食 等
(訪問型)
利用券、母子健康手帳を準備ください。
その他必要なものは、相談内容に応じて訪問する助産師等がお伝えします。
(共通)
事業所のホームページ等に持ち物が掲載されている場合があります。不明な場合は、必ず、利用日前日までに事業者へ直接ご確認ください。

利用の流れについて

  1. 出産後に、産後ケアオンライン申請より申請してください。
  2. 市の承認後に、宿泊型・通所型・訪問型の利用券をまとめて交付します。
  3. 利用券が手元に届いたら、利用券に記載している、利用の流れ、留意事項、利用上限を確認のうえ、産後ケアが必要な際に、ご自身で事業者へ予約をお取りください。予約が完了したら、利用券に掲載されている利用連絡の2次元コードより、市へ予約内容をお知らせください。
  4. 利用日前日までに事業者へ連絡し、利用時間・持ち物・料金等を確認ください。
  5. 利用日当日は、事業者へ利用券を提示し、利用日~事業所確認印を記載してもらい、自己負担金をお支払いください。
  6. 利用後は、利用券に掲載の事後アンケートの2次元コードよりアンケートを回答ください。

※初めて利用する事業者の場合は、市より事業者へ情報提供が必要となるため、利用予定日の5日前までに市に利用連絡をお願いします。

※事業者によっては、利用者の予約を直接受け付けない場合があります。その場合は、市が調整を行いますので、相談ください。

※変更(中止)は、変更時期によってはキャンセル料が発生する場合がありますので、事業者へ確認の上、直接事業者へお支払いください。


※利用日に加古川市の住民でない場合は、利用券は使用できません。全額自己負担となりますので、転出後の市町に申請してからの利用をお願いいたします。

※令和8年4月以降の利用については、制度等が変更になる可能性がありますので、必ず育児保健課に確認してからの予約をお願いします

その他、産後ケアについて、不明なことがありましたら、加古川市育児保健課子育て支援係(電話079-427-9325)へご相談ください。
 

利用できる施設

協力機関

兵庫県の産後ケア集合契約に参加している協力機関(事業者)での利用が可能です。予約する際には、利用券に記載の発行番号が必要になるため、利用券が手元に届いてから行っていただくようにお願いします。

急ぎで利用が必要な場合は、必ず加古川市育児保健課子育て支援係(電話079-427-9325)へご相談ください。


兵庫県の産後ケア集合契約の協力機関は下記URLよりご確認ください。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf17/sangokeark.html

利用時間

宿泊型、通所型、訪問型ともにサービスを提供する事業者が利用時間を設定しています。協力機関の一覧や、各事業者のホームページ等をご覧の上、各事業者にお問い合わせください。
申請後に送付する利用券に記載の利用上限までは、市の産後ケアとして利用ができます。

注意事項

・事業者により、対象月齢等に制限がありますので、協力機関の一覧に記載の利用条件等をご確認ください。

・事業者により、兄姉と同伴して利用できる場合もありますが、兄姉利用にかかる費用は全額自己負担(オプション料金)となります、予めご了承ください。

・事業者により、赤ちゃんの託児を事業者がしている間、お母さんが外出をすることを認めている場合があるようですが、加古川市では、産後ケア利用時に赤ちゃんを託児してもらっている間に、お母さんが外食に行く、レジャー施設を利用する、エステを受ける、買い物に行くなどは認めていません。託児を目的とした利用については、一時保育などの託児サービスの利用をお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:育児保健課(本館1階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9325
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか。
このページは見つけやすかったですか。