2007年9月号(特集・ミニ特集・タウンタウンなど)
特集
いつ来る? 大地震万全ですか まさかの備え
去る7月、新潟県でマグニチュード6.8の大地震が発生し、11人の尊い命が犠牲になりました。前回の新潟県中越地震からわずか3年足らずでの発生は「地震はいつ来るか分からない」ということを強く印象付けました。今回の特集では加古川市でいつ起こってもおかしくない大地震に備えて、市の取り組みや耐震対策について紹介します。
新潟県中越沖地震の被災風景(提供:新潟県)
わずか3年地震はいつ起きるか分からない
地震はいつ、どこで起きるか予測がつきません。平成7年1月17日に起きた阪神・淡路大震災以後、死傷者の出た地震は北海道から九州までほぼ全国各地で発生しており、その数は80回以上に及びます。7月16日には、新潟県中越沖で震度6強を記録する大地震が発生し、多くの被害をもたらしました。新潟県ではわずか3年前にも震度7の大地震が発生しています。
加古川市でも、このような大地震がいつ起こってもおかしくありません。近い将来発生が予想されている東南海・南海地震では、加古川で震度6弱の揺れが予測されています。また、阪神・淡路大地震や新潟県中越沖地震と同じ内陸直下型の山崎断層帯地震が起きると、震度6強の揺れが予測されています。これは今回の新潟県中越沖地震の最大震度と同じ震度です。
「緊急地震速報」を知らせる装置を公共施設に設置します
市では、このような地震により、市民のみなさんが大きな被害を受けることのないよう、さまざまな取り組みを進めています。中でも現在、力を注いでいるのは、気象庁が配信する「緊急地震速報」を知らせる装置の公共施設への設置です。緊急地震速報は、地震の強い揺れが始まる数秒から数十秒前に地震の発生を知らせるもので、10月1日から本格運用されます。これにあわせて、市内の小・中学校や幼稚園・保育園、公民館などに順次設置を進めていきます。
また、地震・津波による被害や、大雨・台風による浸水被害、これらに伴う土砂災害による被害が予想される区域を地図に記した「総合防災マップ」を現在作成しています。マップには、ほかにも大規模地震発生時の想定震度や避難所の位置など、さまざまな情報が掲載されます。年明けには完成し、各家庭に配布する予定です。
(参考 震度6強と6弱の揺れ方)
震度6強
- はわないと動くことができない。
- 固定していない家具のほとんどが移動・転倒する。
- 耐震性の高い住宅でも、壁や柱が破損するものがある。
震度6弱
- 立っていることが困難になる。
- 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
- 耐震性の低い木造住宅では、倒壊するものがある。
みなさんにできること それは日ごろの備え
みなさんにまずやってもらいたいことは、日ごろの備えです。今回の新潟県中越沖地震では、3年前にも大地震があったので「当分起こらないのでは」と油断した人が少なくないそうです。兵庫県が昨年実施した県民意識調査でも、十年以内に震災が発生すると考えている人が2年続けて減少しています。油断は禁物。非常用持出品など身の回りの準備・点検を定期的に行いましょう。
また、いざというとき必要な情報をいち早く入手できる環境を整えておくことも重要です。防災ネットかこがわやコミュニティFM「BAN-BAN(バンバン)ラジオ」などを活用しましょう。
今回の新潟県中越沖地震では、死者11人のうち10人が70歳以上で、ほとんどは住宅倒壊が原因で命を失いました。地域の高齢者、障害のある人、乳幼児、妊娠中の人たちの存在を知っていれば、「もしかしたら逃げ遅れているかも」と早期発見・救出につながり、助けることができるかもしれません。みなさんも普段から近隣の人とのつながりを大切にしましょう。そして何より、倒壊しない家づくりが欠かせません。次のページでは、わが家の耐震化を支援する事業や、いざというときに役立つ情報を紹介します。
強い揺れが始まる前に知らせる 緊急地震速報
地震の揺れは、震源から波紋のように四方八方に向かって広がっていきます。これを地震波といいます。地震波には、初期微動(P波)と主要動(S波)の2種類があり、地震による被害は主にS波によりもたらされます。
カタカタと比較的小さく揺れるP波はユサユサと大きく揺れるS波よりも速度が速いため、IT(情報技術)を駆使すれば、P波を検知後、S波が到達するまでに全国各地に「何秒後どのくらい揺れるか」を「緊急地震速報」として知らせることができます。ほんの数秒前でも、事前に強い揺れの発生を知ることで、机の下に入ったり、火の始末をしたりと、状況に応じた安全の確保ができます。 直下型地震など震源が近い場合は、速報が間に合わない可能性があります。
加古川市では各公共施設に緊急地震速報受信機を順次設置し、震度4以上の揺れが予測されるときに館内放送などで注意を促すことができるよう整備を進めています。
また市内のケーブルテレビ局BAN-BAN(バンバン)テレビでは、自社ケーブルを通じて緊急地震速報を伝えるサービスを10月から提供する予定です。
このほか、一般家庭用機器の販売や新築マンションへの導入などもすでに始まっています。
市の主な取り組み一覧
緊急地震速報受信機の設置や総合防災マップの作成以外にも、次のような取り組みを進めています。
- 加古川市防災会議の設置
市、県、警察、自衛隊、消防機関などの代表者で組織されています。地域における災害対策に関する事項を定めた加古川市地域防災計画をつくり、各機関の連携のもとで計画の実施を推進しています。 - 初動体制の確立
休日や夜間に大地震などが発生した場合、災害対策本部が設置されるまでの間の活動の空白をなくすため、「加古川市職員の災害時における初動体制に関する規程」を定めています。職員は、最寄りの市民センターなどに駆け付け、情報収集・伝達、救護などの初期的な活動を行います。 - 広域相互応援体制の確立
大規模災害発生時の緊急物資や資機材の提供、職員や医師の派遣などについて、近隣自治体や企業などと協定を結び、広域的な応援体制の確立を図っています。 相互応援協力団体 兵庫県、県下全市町、県下各自治体病院、県下各水道企業団、日本水道協会兵庫支部、兵庫県簡易水道協会、市内郵便局、生活協同組合コープこうべ、マックスバリュ西日本株式会社、BAN-BAN(バンバン)テレビ株式会社 - 防災資機材・緊急物資の備蓄
本庁や各市民センターなどに備蓄倉庫を設置し、救助活動などに使用する資機材や避難所用緊急物資を備蓄しています。 - 飲料水兼用耐震性貯水槽の整備
被災者の飲料水と火災発生時の消火用水を確保するため、東神吉・志方東・尾上・平岡小学校に耐震性貯水槽を設置しています。 - 耐震改修促進計画の作成
地震による被害を減少させる取り組みを一層進めるため、建物の耐震診断や耐震改修を促進する「加古川市耐震改修促進計画」を現在作っています。 - 防災訓練の実施
毎年9月に、市、防災関係機関、自主防災組織などが合同で総合防災訓練を実施しています。1月17日には、地震災害時の初動体制を確立するため、参集訓練や情報収集・伝達訓練などを実施しています。 - 自主防災組織の育成支援
自主防災組織が実施する訓練への指導や、リーダー研修会を実施しています。また、実際に災害が起きたときどうするかなどを想定し、地図に被害状況や対策などを書き込んで行う「災害図上訓練(DIG)」の出前講座も実施しています。 - 地域防災連絡会の設置
災害発生時に、効果的な地域防災活動が行えるよう、市内に 9 つある市民センターのエリアごとに、自主防災組織や消防団、民生委員、水利組合など地域の実情にくわしいさまざまな人たちとともに「地域防災連絡会」を設置し、連携の強化を図っています。
丈夫な家と正しい情報で 大切な命を守ろう
「応援します わが家の耐震」
阪神・淡路大震災をはじめ、大地震では非常に多くの建物が倒壊しています。先日の新潟県中越沖地震でも約四万棟の家屋が被害に遭い、うち約千棟が全壊しました。中でも、昭和56年5月以前に着工した家屋は、旧耐震基準により建てられているため、昨今の大地震に耐えられないことが多いようです。市や県では、みなさんの家屋の耐震化を応援するため、相談や改修費の補助などを行っています。積極的に活用して大切な生命や財産を守ってください。
わが家は大丈夫かな。
(A)住宅相談
1級建築士が無料で相談に応じます。わが家の耐震性に不安がある人、耐震改修や増改築を考えている人はお気軽にご利用ください。
【とき】毎月第2・4土曜日13時00分から16時00分
【ところ】勤労会館
【申込・問い合わせ先】相談日の2日前までに市役所建築審査課(電話番号:427-9263)へ。
(B)簡易耐震診断
昭和56年5月31日以前に着工した住宅を市内に所有している人は、一部の費用を負担するだけで建築士が行う簡易耐震診断を受けることができます。
平成12から14年度に実施した「わが家の耐震診断推進事業」を受けた人は除きます。
【個人負担額】木造戸建住宅の場合3,000円
建物・構造種別により異なります。くわしくはお問い合わせください。
【申込・問い合わせ先】
申込書を市役所建築審査課へ
電話番号:427-9263
改修したいけど先立つものが。
(C)耐震改修工事費などの一部を補助します (わが家の耐震改修促進事業)
住宅の耐震改修の計画作りやそれに伴う耐震診断、耐震改修工事にかかる費用の一部を補助します。
【対象】次のすべての条件に当てはまる人
(1)昭和56年5月31日以前に着工された住宅を所有している
(2)所有する住宅が建築士などによる耐震診断の結果、「耐震性が劣る」と認められる
(3)収入が1,200万円以下である
(4)県住宅再建共済(フェニックス共済)に加入しているまたは加入する
【内容】耐震改修計画
【補助額 ( )は補助限度額】費用の3分の2
・戸建住宅:1戸あたり20万円 ・共同住宅:1戸あたり12万円
【内容】耐震改修工事
【補助額 ( )は補助限度額】費用の4分の1
・戸建住宅:1戸あたり60万円 ・共同住宅:1戸あたり20万円
【申込・問い合わせ先】
申請書を市役所建築審査課
電話番号:427-9263
契約完了後の申請は、補助の対象となりませんので、契約前に必ず申請してください。
(D)耐震改修工事にかかる借入金の利子を一部補給します
金融機関で融資を受けて耐震改修工事をする場合、借入金の利子の一部を補給します。
同時に実施するリフォーム工事も利子補給の対象となります。
【対象】次のすべての条件に当てはまる人
(1)昭和56年5月31日以前に着工された住宅を所有している
(2)収入が1,200万円以下である
(3)「(C) わが家の耐震改修促進事業」による工事費の補助を受けている
(4)「住宅改修事業の適正化に関する条例」による登録を受けた住宅改修業者が工事を実施した
【補給額】(金融機関からの融資額-わが家の耐震改修促進事業による補助額)×2パーセント×5年間
対象となる融資額は500万円まで。
【申込方法】融資を受けた金融機関に申請書を提出
【問い合わせ先】
県住宅計画課
電話番号:078-362-3611
(E)耐震改修を行った住宅の固定資産税を減額します
【対象住宅】昭和57年1月1日以前に建てられた住宅
【対象工事】建築基準法に基づく耐震基準に適合した工事で、30万円以上のもの
【対象範囲】一戸につき120平方メートルまでの部分
【軽減内容】工事完了の翌年度から3年度分の税額の2分の1
平成22年以降に工事が完了する場合は減額される年数が短くなります。
【申込・問い合わせ先】
工事完了後3カ月以内に、市・県・建築士などが発行する証明書を添えて、市役所資産税課
電話番号:427-9167)
(F)耐震改修工事費の一部を所得税から控除します (住宅耐震改修特別控除)
【対象住宅】昭和56年5月31日以前に着工された住宅
【対象工事】平成20年12月31日までに「(C) わが家の耐震改修促進事業」による補助を受けている工事
【控除額】工事費×10パーセント(上限20万円)
【申込方法】住民票と県が発行する証明書を添えて、加古川税務署で確定申告
【問い合わせ先】
耐震改修工事については市役所建築審査課
電話番号:427-9263
確定申告については加古川税務署
電話番号:421-2951
倒壊したら建て直すお金がない。
(G)年間5,000円で大きな安心 県住宅再建共済
(フェニックス共済)
県内に住宅を持っている人が災害時にともに支え合う県住宅再建共済(フェニックス共済)の加入者を募集しています。
【対象となる災害】異常な自然現象により生じるあらゆる災害(暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、津波など)
【共済負担金】年額5,000円新
規加入年度は月額500円(上限5,000円)。
【共済給付金】住宅が半壊以上の被害を受けた場合、次の金額を給付します。
- 再建・購入 600万円
- 補修:全壊 200万円、大規模半壊 100万円、半壊 50万円
- 再建・購入・補修をしない場合 10万円
【申込方法】
申込書に必要事項を書いて、県内の郵便局(簡易郵便局を除く)か県住宅再建共済基金へ。
県住宅再建共済のホームページからも申し込むことができます。
【問い合わせ先】
県住宅再建共済基金
電話番号:078-362-9400
「いざというときに備えて情報を手元に」緊急情報をケータイに配信 防災ネットかこがわ
「防災ネットかこがわ」は、地震や台風などの災害が起きたとき、携帯電話やパソコンを使って避難情報などを見ることができるホームページです。
携帯電話のメールアドレスを登録した人には、避難勧告や水位情報などの緊急情報をいち早く「お知らせメール」でお届けします。ぜひご利用ください。
【問い合わせ先】
市役所広報・行政経営課
電話番号:427-9121
加古川市の耐震担当者が見た「新潟県中越沖地震」
新潟県柏崎市の家屋倒壊のようす
建築審査課 永井課長
7月22日・23日の2日間、新潟県中越沖地震で大きな被害のあった柏崎市へ復旧支援に行ってきました。「応急危険度判定士」である私たちは、被災した建物を調査し、余震などによる倒壊などの危険性を居住者や付近を通行する人たちにお知らせするため、「危険」「要注意」「調査済」の判定ステッカーを建物に張りました。
中心市街地内で特に目立ったのが、築50年以上と思われる古い木造の建物やアーケードの商店街の建物の倒壊でした。また、倒壊していない建物にも基礎部分のひび割れが多く見られました。対照的に、新しい建物や事務所などのビルの被害は見られませんでした。
やはり、古い木造の建物は被害を受けやすいので、各制度を活用して、早めに耐震改修工事をしてほしいと思います。この機会に、家族みんなで相談しながら進められてはどうでしょうか。
活用しよう わが家の安全・安心ガイドブック
昨年、広報かこがわと同時配布した「わが家の安全・安心ガイドブック」には、災害に対する日々の備えや発生時の対応方法などが掲載されています。いつでも見ることができるよう、すぐ手に取ることができる場所に常備しておきましょう。もし、手元にないという場合は、市役所生活・交通安全課へご相談ください。
【問い合わせ先】
市役所生活・交通安全課
電話番号:427-9760
災害時の強い味方BAN-BAN(バンバン)ラジオ FM86.9MHz
地震や台風などのとき、停電するとテレビやパソコンなどを使って情報を収集できなくなります。こんなとき電池でも聴けるラジオが便利です。
BAN-BAN(バンバン)ラジオは、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町の地域を対象としたFMラジオ局なので、緊急時に身近な災害情報などを届けることができます。もちろん、普段から防災情報をはじめとした地域の役立つ情報も放送しています。
BAN-BAN(バンバン)ラジオ 大竹 良次 ディレクター
新潟県柏崎市にあるコミュニティFMでは、連日24時間体制で水道の復旧状況や救援物資の配布場所などが放送され役に立っているそうです。
BAN-BAN(バンバン)ラジオでは、先日の台風接近時に、番組内で最新情報や自治体の対応を伝えたり、河川の水位状況を国土交通省の担当者に携帯電話で伝えてもらったりしました。「災害時にはBAN-BAN(バンバン)ラジオ」とみなさんに言ってもらえるよう、これからも番組作りに力を入れて、日ごろから聴いてもらえる身近なラジオにしたいと思います。みなさん、ぜひ聴いてくださいね。
ミニ特集
市民生涯学習大学 学生を募集!
はじめませんか? 充実した日々
市民のみなさんが充実した生活を送ることができるように、市民生涯学習大学を開設しています。今回は、短期コース6学科、長期コース1学科の7学科で学生を募集します。同じ目的を持つ仲間と一緒に楽しみながら、専門的な知識を身につけてみませんか。
【対象】市内に住んでいるか勤務している18歳以上の人
【申込・問合先】9月15 日(必着)までに、ハガキに(1)学科名(2)住所(3)氏名・ふりがな(4)年齢(5)電話番号:番号を書いて、各公民館へ。
申込者多数の場合は抽選。市ホームページからも申し込むことができます。
長期コース 平成19年10月から平成21年3月
陶芸学科
志方公民館
郵便番号:675-0321 志方町志方町1758-3
電話番号:452-0700
初心者を対象に、作陶から窯焼きまでを1年半かけて学習し、焼き物の奥深い魅力にせまります。
【とき】原則として第1・3土曜日10時00分から15時00分
【定員】20人
【受講料】1期6,000円(別に材料費などが必要)
【学習日・内容】
10月6日(土曜日) 筒型の花瓶(ひも作りの基本)
10月20日(土曜日) わん型の食器(手ひねりの基本)
11月17日(土曜日) 丸型の花器
12月1日(土曜日) つぼ型の花器
12月15日(土曜日) 湯飲みづくり
1月19日(土曜日) 首絞り花瓶など
2月2日(土曜日) 講義「陶の心・器とくらし」
2月16日(土曜日) 筒型・竹筒型花器
3月1日(土曜日) 筒型花器
3月15日(土曜日) 湯飲みづくり、高台削り
短期コース 平成19年10月から平成20年3月
園芸学科
両荘公民館
郵便番号:675-1221 平荘町山角718-1
電話番号:428-3133
仲間とともに、花壇づくりの実習を通して園芸の知識や技術を習得し、花いっぱいのまちづくりを目指します。
【とき】原則として毎月2回土曜日9時30分から11時30分
【定員】30人
【受講料】6,000円(別に材料費などが必要)
【学習日・内容】
10月6日(土曜日) 花壇づくりのポイント
10月20日(土曜日) 公民館花壇の設計
11月24日(土曜日) 研修旅行
12月1日(土曜日) 公民館花壇の制作(1)
12月15日(土曜日) 寄せ植え
1月19日(土曜日) 公民館花壇の制作(2)
2月2日(土曜日) 公民館花壇の制作(3)
2月9日(土曜日) 自然を生かしたガーデニング
2月23日(土曜日) 自宅にある材料を利用しよう!
3月15日(土曜日) まとめ
郷土の歴史学科
別府公民館
郵便番号:675-0132 別府町宮田町3-3
電話番号:441-1117
私たちの住む播磨地域の歴史や文学を学び、文化財をめぐります。
【とき】原則として毎月第2・4土曜日10時00分から正午
【定員】30人
【受講料】6,000円(別にテキスト代が必要)
【学習日・内容】
10月20日(土曜日) 現地見学「大歳家住宅」
10月27日(土曜日) いなみ野台地を開発した人々
11月10日(土曜日) 郷土の偉人(1)
11月24日(土曜日) 郷土の偉人(2)
12月8日(土曜日) 現地学習「県立考古博物館・大中遺跡」
1月12日(土曜日) 古文書を読む(1)
1月26日(土曜日) 古文書を読む(2)
2月9日(土曜日) 五ケ井用水について
2月23日(土曜日) 加古の伝説散歩(1)
3月8日(土曜日) 加古の伝説散歩(2)
スローライフ学科
氷丘公民館
郵便番号:675-0061 加古川町大野931
電話番号:424-3741
自分を大切にすることができれば、友達や仲間を大切にすることができる。ゆったりと、ゆっくりとした気持ちで人生を送る「スローライフ」を通した仲間づくり、地域づくりを提案します。
【とき】原則として毎月第2・4土曜日10時00分から正午
【定員】30人
【受講料】6,000円(別に材料費などが必要)
【学習日・内容】
10月13日(土曜日) スローライフってなんだろう
10月27日(土曜日) スローな暮らしに役立つ生涯楽習!、連凧(たこ)づくりに挑戦(1)
11月10日(土曜日) スローな暮らしに役立つ生涯楽習!、連凧(たこ)づくりに挑戦(2)
11月11日(日曜日) スロー凧(たこ)揚げ会(ツーデーマーチ応援)
11月24日(土曜日) 消しゴムはんこ作成と絵手紙
12月8日(土曜日) グラウンドゴルフ、スローフード調理実習
1月12日(土曜日) スクラップブッキング、写真を美しくレイアウトしていくクラフト
1月22日(火曜日) テレビ局公開録画番組の見学
2月23日(土曜日) 健康教室「ハッピーセラッピー」体験
3月8日(土曜日) まとめ
環境創造学科
加古川北公民館
郵便番号:675-0009 神野町西条1519ー2
電話番号:438-7409
このままでいいですか? 私たちの衣・食・住の生活環境。見直し、残し、伝えたい先人の知恵と工夫を学び、「環境創造」を始めませんか。
【とき】原則として毎月2回木・土曜日10時00分から正午
【定員】30人
【受講料】6,000円(別に交通費などが必要)
【学習日・内容】
9月27日(木曜日) 進む温暖化、異常気象、私たちはどうすればいいのか?
10月6日(土曜日) 体験学習「自然素材の料理実習」
10月25日(木曜日) 飽食への警告
11月10日(土曜日) 水と食料から地球温暖化を考える
11月29日(木曜日) 野外学習(1)「川端とともに生活する村に学ぶ」
12月22日(土曜日) 原子力発電は地球温暖化に貢献できるか?
1月24日(木曜日) 野外学習(2)「新クリーンセンター、キリンビアパーク神戸」
2月2日(土曜日) 私たちの生活がもたらす環境破壊
2月21日(木曜日) 家庭の省エネと環境問題
3月1日(土曜日) まず私から地球温暖化防止
石造物学科
平岡公民館
郵便番号:675-0104 平岡町土山699-2
電話番号:078-949-5210
市内には、先人たちが遺してくれた石造文化財がたくさんあります。石造遺品の宝庫・加古川の歴史や文化財について学びながら、いにしえのロマンにふれます。
【とき】原則として毎月第1・3木曜日10時00分から正午
【定員】30人
【受講料】6,000円
【学習日・内容】
10月4日(木曜日) 石造遺品の概要
10月18日(木曜日) 現地見学(1)
11月1日(木曜日) 播磨の石造遺品(1)
11月15日(木曜日) 播磨の石造遺品(2)
12月6日(木曜日) 播磨の石造遺品(3)
12月20日(木曜日) 播磨の石造遺品(4)
1月10日(木曜日) 信仰の証、盃状穴
1月17日(木曜日) 昔話の中の石造物
2月7日(木曜日) 実習「拓本の採り方」
2月21日(木曜日) 現地見学(2)
思春期・親育ち学科
陵南公民館
郵便番号:675-0019 野口町水足333-333
電話番号:456-7110
人とのつきあいが苦手な人、もう少しうまく子どもとコミュニケーションをとれないかなと悩んでいる人。みんなで楽しく学んで、「心の荷物」を下ろしませんか。
一時保育があります。
【とき】原則として毎月第2・4木曜日13時00分から15時00分
【定員】30人
【受講料】4,800円
【学習日・内容】
10月25日(木曜日) いらいらやダメージから回復する手立て
11月8日(木曜日) ストレスに強い自分を作る
11月22日(木曜日) 基本的なコミュニケーション技術
12月13日(木曜日) 講演「親子の心開くには」
1月10日(木曜日) 文章でうまく気持ちを伝えよう
1月24日(木曜日) 身近すぎて難しい、親子のコミュニケーションを考える
2月14日(木曜日) 講演「非行へのさまざまな道と回復の道筋」
2月28日(木曜日) グループでのコミュニケーションや楽しい助け合いの方法
加古川市史を好評発売中
考古、古代の時代から現代までの加古川地方の歴史をまとめた加古川市史。本編3冊、史料編4冊、別編2冊があり、文化財などの貴重な資料も掲載しています。市役所行政資料室で1冊から購入できます。
くわしくは、市役所総務課(電話番号:427-9133)へ。
タウンタウン
市民リポーター阿部英美の「行ってきまーす!」
9月になりましたが、まだまだ夏バテ気味です。9月といえば中秋の名月。ゆったり夜空を見上げて、落ち着いた時間を味わいたいなぁ。せっかくだから、星や星座の名前も勉強してみたいし。ということで、昼間でも星空が見られるプラネタリウム館のある
一日一度は星空を見上げて。
総合文化センターに行ってきまーす
お話を伺ったのは担当の北尾さん。来館者は散歩のついでに立ち寄る家族連れが多いそう。「天文学の知識がなくても気軽に星空を楽しめるような内容作りを心掛けています」とのこと。投映時に機器を操作するだけでなく、オリジナル番組の制作など、多岐にわたる業務をこなされています。「まずは見てください」と案内され、部屋へ入って驚いたのがズラリと並ぶ操作ボタン。まさに星の数ほどある感じ。ほかにもパソコンや、部屋の後方にグルリと投映用の機械があります。これらをすべて一人で操作しているなんて! 「実際に動かしてみましょう」とのことで、あれこれボタンを押してみると、面白いように星空が変わっていきます。好きな場所・好きな時間の星空が見られるのがプラネタリウムの良さなんだなぁと思いました。せっかくなので実際の投映で星空を映してみたくてお願いすると
「じゃあ、今度の催しで流れ星を流してもらいましょうか」
との提案。ほかにも、星座のボタンを押すなどのアシスタントをすることになりました。
いよいよ本番の日、「夏休み自由研究~天体観察入門」がスタート。デジタルカメラや携帯電話のカメラで星を写す方法や、流れ星の説明をする北尾さんの傍らで、私もあれこれお手伝いしました。そして、いよいよ「流れ星」を流す時が来ました。といってもボタンを押すだけなのですが、暗い中で説明に合わせて無事に押せるか不安で、指先に全神経を集中! 無事成功しホッとしている私の横では、北尾さんが右手でボタンを、左手でパソコンを操作し、様子を見ながら話を進め、てきぱきと操作し続けています。その姿に感動です。最後に、
「見たい星座がある人いる?」
と来場者に声をかけ、リクエストに応えていました。普段から、星空の説明に使う資料のために早朝から星を撮影するなど、星とは切り離せない生活を送っているという北尾さん。「古来より星は、時間を知るなど人々の生活に深くかかわるものでした」との言葉に、知識としての星よりも、生活に密着した文化としての星を伝えたい、そんな思いを感じました。「ここで覚えた星が帰ってから家族の話題になった。そんな話を聞くとうれしいですね」と北尾さん。投映前には、かわいいイラスト「浴衣をきた子どもたち」が館内の注意事項をお知らせするなど、季節に合わせた遊び心も満載です。「一人でも多くの人に星空を見上げてもらえたら」。その言葉が熱く心に響きました。ぐっと身近に感じられたプラネタリウム。みなさんも、ちょっとした癒やしを求めて出かけてみてはいかがですか?
ここで一句
星と人 暮らしを結ぶ プラネタリウム
- 北尾さんの指導のもと、こと座、わし座など本番に向けて星座を映す練習をしました。
- 流れ星が流れたり、星座の形が表れたりするたびに、わぁーという歓声が上がるのがうれしくて、思わずニンマリ!
現在、人気アニメ「ワンピース」の仲間たちが楽しく星の世界を紹介する番組を投映中 ! 問い合わせ先:総合文化センター(電話番号:425-5300)へ。
大切なペットと上手に暮らしていくためにマナーを守ってきちんと飼いましょう !
ペットは、飼い主にとって家族の一員であり、心の安らぎや楽しみを与えてくれる大切な存在です。しかし、一部の心ない人がペットを捨てたり、正しくない飼い方によって近隣に迷惑をかけたりするなど、飼い方に対する問題や苦情も多い現状です。みんなが気持ちよく暮らしていくためには、飼い主が責任を十分に自覚し、マナーを守らなければいけません。このページでは、多く飼われている犬・ねこについての飼い方や飼い主の義務について紹介します。
確認してみましょう 飼い主としての「責任」と「心構え」
しつけ、できていますか?
- 「待て」「座れ」などの指示を守る
- むやみにほえたりかみついたりしない
犬がしつけを学ぶことは、家族や近所に迷惑をかけないために、また人間社会の中で安心して暮らしていくために必要です。飼い主も、犬が楽しくきちんとしつけを学べるよう、犬の習性や個性を学びましょう。
屋外でのマナー、守れていますか?
- ふんは必ず持ち帰る
- 屋外での放し飼いはしない
- 散歩の時は必ずリード(ひも)をつける
しつけがしっかりできていても、いつどんな突発的なことで、他人にかみついたり、飛び出して交通事故に遭うか分かりません。犬が苦手な人は、つないでいない犬を見ると不安です。マナーをきちんと守りましょう。
犬の登録、お済みですか?
- 対象 生後91日以上の犬すべて
登録は一生に一度。登録時に交付される鑑札を首輪につけておけば、迷い犬で保護されたとき飼い主に連絡することができます。市が委託している動物病院か市役所環境政策課で登録してください。
狂犬病の予防接種、毎年受けていますか?
- 年1回、予防接種を受けさせることは、飼い主の義務
狂犬病は、犬だけでなくすべてのほ乳類に感染し、発症すると100パーセント死亡するとても恐ろしい病気です。大切なペットのためだけではなく、あなたを含めたすべての人間と動物のために毎年必ず予防接種を受けてください。
ねこは室内で飼いましょう!
外での放し飼いは、ふんや尿、ごみ荒らしで周辺住民に迷惑がかかるだけでなく、交通事故や感染症の恐れもあります。地域やペットのために室内で飼いましょう。
野良ねこにえさを与えないで!
安易にえさを与えると、その周辺に野良犬・ねこが集まり、ふん・尿の悪臭や鳴き声などで周辺住民の迷惑になります。責任を持って飼わないのなら、えさは与えないでください。
ペットの一生は飼い主の責任!
でも、どうしても飼えなくなったら、新しい飼い主を探しましょう!
置き去りは違法行為です。やむを得ない事情でペットを飼えなくなったときは、必ず新しい飼い主を探しましょう。どうしても飼い主が見つからない場合は、犬とねこの場合は引き取り制度があります。
犬の引き取り
- とき:毎週水曜日10時50分から11時05分
- ところ:加古川健康福祉事務所(市役所南側)
- 手数料:1匹1,700円(子犬は10匹まで1,700円)
ねこの引き取り
- とき:9月3日(月曜日)・10日(月曜日)・18日(火曜日)9時00分から10時00分
- ところ:環境監視センター駐車場(市役所北側)
- 手数料:1匹1,700円(生後90日以内は10匹までは1,700円、20匹までは3,400円のように10匹までごとに1,700円を加算)
野口町
舩橋 幸代さん・夕子さん親子
タイガ(オス・2歳)
レイナ(メス・2歳)
散歩やえさ、ブラッシングなど毎日の世話はたくさんありますが、一緒にいるとかわいいし毎日が楽しいですよ。
散歩のときは、リードは短く持つようにするなど周囲にも気くばりをしています。散歩のときに、ふんが落ちていたり、マナーを守っていない人を見かけたりするととても残念です。私たち飼い主は、大切なペットが健康で楽しく暮らせるように、しっかりと責任と自覚を持って飼わなければなりませんね。
問い合わせ先
- 犬の飼い方、犬の引き取り
県動物愛護センター三木支所
電話番号:0794-84-3050 - 犬の登録、狂犬病予防注射、ねこの引き取り
市役所環境政策課
電話番号:427-9199
第18回 加古川ツーデーマーチ
参加者を募集!
ツーデーマーチは、自分に合ったコースを選んで、心と体の健康づくりを目指すウォーキングフェスティバルです。豊かな自然や歴史、ボランティアの人たちがみなさんを待っています。秋の加古川を家族や仲間と歩いてみませんか。
11月10日(土曜日)・11日(日曜日)雨天決行
コース
- 1日目(西北コース)
10キロメートル、20キロメートル、30キロメートル、40キロメートル - 2日目(東南コース)
10キロメートル、20キロメートル、30キロメートル、40キロメートル
参加費
【一般】1,500円
【中学生以下】800円
- 1日参加、両日参加とも同額です。
申込方法
9月1日から30日に、申込書に必要事項を書き、参加費を添えて、加古川ツーデーマーチ実行委員会事務局か各市民センター・公民館へ。
- 10月1日以降の申し込みは、事務局でのみ受け付けます。
- 申込書は、市役所案内と各市民センター・公民館にあります。各施設の受付時間などくわしくは、申込書をご覧ください。
障害のある人に参加費を助成
市内に住んでいるか、市内の学校や施設に通学・通所している障害者(障害児)に参加費の半額を助成します。
くわしくは、市役所障害福祉課(電話番号:427-9210 ファクス番号:422-8360)へ。
仮装ウォーカー募集
大会を盛り上げてくれる仮装ウォーカーを募集します。仮装ウォーカーには記念品をプレゼント。くわしくは、申込書か市ホームページをご覧ください。
ツーデーマーチ・プレイベント「平荘湖エンジョイウォーキング」
9月23日(祝日)9時30分から正午
- コース ファミリーコース(5キロメートル)、健脚コース(10キロメートル)
- 集合場所 総合体育館芝生広場
- 参加費 300円
- 持参するもの 水筒、雨具
事前の申し込みは不要。当日、午前9時から受け付けます。
BAN-BAN(バンバン)ラジオで当日の模様を実況生中継
今年は、ツーデーマーチ当日のようすをBAN-BAN(バンバン)ラジオ(FM86.9MHz(メガヘルツ))で生中継します。さまざまな楽しい情報もお届けしますので、FMラジオを持ってご参加を!
【放送時間】10時00分から正午、14時00分から16時00分
【申込・問い合わせ先】
加古川ツーデーマーチ実行委員会事務局(市役所ウェルネス推進課内)
電話番号:427-9180
えんぴつ
今月は加古川まつりを写真で紹介しました。浴衣の子どもや屋台の売り子さん、誰もが笑顔で楽しそうだったので、私もうれしくなってシャッターをたくさん押しました。祭りといえば、昔、金魚すくいか、たこ焼きか、お小遣いと相談しながら、屋台の前を何度も行ったり来たりしたのを覚えています。結局何に使ったのか思い出せませんが、楽しかった記憶は今も鮮明です。今回もそんな思い出に浸りながら、時間がたつのも忘れて屋台を巡りました。次は秋祭り。金魚すくいをしようかな。やっぱりたこ焼きかなぁ 。(記)
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更新日:2020年01月31日