定例記者会見(令和8年10月22日)

更新日:2026年11月06日

定例記者会見の概要を動画で紹介しています

発表内容

会見要旨

【市長】

今日もよろしくお願いいたします。今日は通常の発表に先立ち、まずは昨日から問題となっているPHPの脆弱性に関する本市の対応について、担当の職員から説明させていただきます。

 

 

PHPの脆弱性に関する本市の対応について

【職員】

このたび、PHPというウェブシステムを動かすためのプログラムに重大な脆弱性が見つかったことが明らかになりました。
この脆弱性を悪用されると、攻撃者によってシステムが不正に操作され、情報漏えいやサイトの改ざんなどにつながる可能性があります。
そのため、対象となるシステムを確認し、修正版の適用など、必要な対策を進めています。
現在、全庁的に注意喚起を行い、各課が所管するウェブシステムについて、それぞれの保守業者に確認しています。今回の脆弱性の対象となるシステムについては、昨夜公開された修正版の適用に向けて調整するなど、セキュリティの確保に向けた対応を進めているところです。
続いて、現在の対応状況について説明します。
お手元の資料の2ページ目に、各システムの対応状況をまとめています。資料の右上に記載しているとおり、13時5分現在の状況です。
まず、市の公式ホームページについては、ホームページ本体に影響はありませんが、付随する一部のサービスで脆弱性が確認されており、利用を停止しています。
具体的には、問い合わせフォームやイベントガイド、ライフイベントごとの手続き検索、補助金検索ナビ、ごみの分別検索などの機能が利用できない状況です。
また、上下水道局、117いいなスポーツアリーナ、みとろの丘については、ホームページ自体を停止しています。その他のシステムでは、スマイルメールを停止しているほか、かこがわオンライン申請システムについては、申請自体はできますが、確認メールが送信されない状況となっています。
一方、公共施設予約システムや、かこ☆くらの総合案内サイトについては、すでにセキュリティ対策が完了し、復旧しています。
また、市民の皆さんへの影響が比較的大きいものとしては、図書館関係のシステムがあります。図書館のホームページと図書の予約システムは現在停止しており、インターネットから図書を予約できない状況ですが、本日中に復旧する見込みです。
加古川図書館の学習室予約システムについては、復旧まで1週間程度かかる見込みです。インターネットから座席を予約することはできませんが、現地に設置している専用端末から座席を確保し、学習室を利用していただくことは可能です。

 

 

 

まちづくり活動を応援します!

【市長】
1点目は、まちづくり活動を応援しますということで、毎年度実施している協働のまちづくり推進事業補助金についてです。各団体の皆さんが取り組みたい活動を応援するための補助金です。
お手元のパンフレットの3ページに、6つの類型を掲載しています。それぞれの内容や要件、補助金額、補助率の上限などを記載していますが、補助金の種類自体に変更はありません。
例えば、地域協働型は、町内会と子育て支援団体が一緒に活動するなど、複数の団体が協働して新たな取り組みにチャレンジする場合を支援するものです。スタート応援型は、新たに活動を立ち上げようとする団体を支援するもので、一般枠と学生枠があります。一般枠は、活動開始から3年未満の団体が対象で、補助を受けられるのは2回まで、補助上限額は50万円、補助率は50%となっています。学生枠は、大学生などがグループで新たな活動にチャレンジすることを想定したもので、補助上限額は20万円、補助率が100%となっているところが特徴です。
また、テーマ設定型は、かわまちづくりの趣旨に沿って実施していただく事業を支援するもので、補助上限額は100万円、補助率は100%です。
課題解決型には、行政側が地域課題を示して取り組みを募集する行政提案枠と、団体側から解決したい課題を提案していただく団体提案枠があります。パンフレットの最後には、令和8年度に採択した事業の一覧を掲載しています。今年度は合計24件を採択しており、すでに実施が終わったものや、雨で実施できなかったものなど、さまざまな状況となっています。
今回の主な変更点ですが、まず課題解決型の行政提案枠に、新たなテーマとして「若い世代の婚活支援」を追加しました。若い世代の出会いの機会をつくるイベントなどに取り組んでいただける団体が出てくればと考えています。
今年度の採択事業の中にも、団体側からの提案として婚活支援に取り組む事業がありますが、昨今、出会いの機会が少ないといった声もありますので、今回、行政課題として位置付けることにしました。
次に、テーマ設定型についてです。テーマ自体に変更はありませんが、かわまちづくりの事業実施期間を拡大します。今年度は、工事の関係で、6月から10月までの期間に限って事業を実施していただいています。この期間は出水期に当たり、河川の水位が上がる可能性があるため、工事が止まっています。その期間を利用してイベントを実施していただいているわけです。
来年度については、工事は引き続き行われますが、河川敷への出入りができる期間が増える見込みとなったため、5月から翌年3月まで実施できるようになります。実施できないのは4月だけということです。
実施できる期間が広がりますので、さまざまな提案が増えてくればと思っています。
ただし、河川敷の工事は上流側から順次進められており、JRの線路付近まで工事が進んできています。
これまでステージを設置して音楽イベントなどを実施していただいていた場所については、今後、使用できない時期に入りますので、そうした場所でのイベントは制限させていただくことになります。
募集期間については、パンフレットの表紙にも記載していますが、10月1日から11月13日まで、まず事前相談を受け付けています。事前相談では、団体の皆さんと一緒に提案内容を練り上げていきます。その後、年明けの1月22日を期限として本提案を受け付け、プレゼンテーションを経て、4人の審査員による審査を行い、補助対象事業を決定します。
また、学生枠については、年度当初にも別途募集の機会を設けることとしています。通常は前年度に採択事業を決定し、翌年度の春から活動を始められるようにしていますが、学生の場合、提案する年度と実施する年度で学年が変わったり、卒業したりすることがあります。
そのため、学生枠については、年度が始まってからも応募できる機会を設けています。

 

 

 

かこ☆くら体験会を開催します♪

【市長】
かこ☆くらについては、これまでも何度か進捗状況などを報告してきましたが、今回は新たに実施する2つの体験会についてお知らせします。
まず1つ目は、両荘みらい学園で開催する体験会です。
資料に記載しているとおり、さまざまな種目をアラカルト的に体験していただける機会を設ける予定です。
運営には、前回の会見でもご紹介した一般社団法人BUKATSUユナイテッドに協力していただきます。
来年度の本格実施に向けて、多くの地域クラブが立ち上がる予定ですが、地域によってクラブの数や種目に偏りがあるという課題があります。
そのため、将来的には、市が立ち上げを先導する公設型の地域クラブを設ける必要もあるのではないかと考えています。
BUKATSUユナイテッドも、こうした地域の課題を感じ、解決に向けて取り組もうとされている団体ですので、まずは一緒に両荘みらい学園で、さまざまな種目を体験できるイベントを実施することになりました。
体験会では、子どもたちへのアンケートを通じて、より具体的なニーズを把握していきたいと考えています。
その上で、指導者の確保などができれば、実際に新たな地域クラブを立ち上げていくことも検討できるのではないかと思っています。
2つ目は、かこ☆くら体験会「吹奏楽ジョイントコンサート」です。
加古川市は吹奏楽が大変盛んな地域で、熱心に指導されている顧問の先生方もいらっしゃいます。
これまでも中学校の吹奏楽部が連携してコンサートなどを実施してこられましたが、今回、顧問の先生方から、そうした機会を活用して体験会を実施できないかという提案をいただきました。
ぜひ実施していただきたいということで、今回、かこ☆くら体験会として開催することになりました。
演奏を鑑賞するだけでなく、演奏への参加や楽器体験などもできるようにしていただく予定です。
市としても文化芸術系の体験会を検討しているところですが、まずは顧問の先生方のご尽力により、吹奏楽の体験会を実施できることになりました。
私からは以上とさせていただきまして、ご質問等ありましたらお願いします。

 

 

 

質疑応答

PHPの脆弱性に関する本市の対応について

(記者)
現在、停止しているシステムについては、被害が発生したためではなく、市が予防的に停止しているということでしょうか。
【職員】
そうです。被害を防ぐために一時的に停止し、その間に修正版の適用など、必要な対策を進めています。現時点では、情報漏えいやサイトの改ざんなどの被害は確認されていません。
(記者)
市民生活への影響という点では、マイナンバーカードセンターの予約システムがありますが、予約はできるのでしょうか。
【職員】
予約自体はできますが、予約完了メールが届かない状況です。
(記者)
現地に行けば通常どおり対応してもらえるということですね。また、図書の予約については、電話でもできるのでしょうか。
【職員】
はい。図書の予約については、インターネットからはできませんが、電話での予約は可能です。
(記者)
図書の予約システムは本日中に復旧する見込みで、加古川図書館の学習室については、インターネットから予約できないため、現地に行く必要があるということでしょうか。
【職員】
そうです。学習室については、現地の専用端末で座席を確保していただくことになります。
空席があれば、そのまま利用していただけますが、現地に行かないと空席状況が分からない状態です。
(記者)
すでに学習室の予約をしている場合は、そのまま利用できるのでしょうか。
【職員】
はい。すでに予約されている分については問題ありません。
復旧まで1週間程度かかる見込みですので、その間はご不便をおかけすることになります。
(記者)
ほかに、市民生活への影響が大きいものはありますか。
【市長】
9番の公共施設予約システムが復旧していることは大きいと思います。新しくなったシステムで、施設の予約から決済までできるものですので、こちらが利用できるようになっていることは重要だと思います。
【職員】
昨夜遅くにPHPの修正版が公開されましたので、その適用作業を行い、本日朝に正常に適用できたことを確認しました。そのため、サービスを再開しています。
(記者)
河川情報システムが停止中となっていますが、これは河川の水位や増水状況などを確認する防災関連のシステムでしょうか。
【職員】
そうです。市の防災ポータルからも河川カメラの映像を見ることができますが、今回対象となっているカメラについては、現在、映像を見ることができない状況です。
(記者)
河川の監視業務自体には影響がないということでしょうか。
【職員】
はい。あくまでカメラの映像を閲覧できない状況であり、監視業務自体は通常どおり行っています。
(記者)
河川カメラについては、加古川市独自のページで公開しているものなのでしょうか。
【職員】
確認の上、後ほどお伝えします。
(記者)
イベントガイドも停止していますが、イベントに参加したい方が申し込みできなくなることはないのでしょうか。
【職員】
イベントガイドから別のホームページなどにリンクして申し込むものについては、リンク先から申し込みできる場合があります。
ただし、イベントガイド自体が申し込みの入り口となっているものもありますので、影響が生じる可能性はあります。
(記者)
現時点では、情報漏えいやサイトの改ざんなどの被害は確認されておらず、あくまでセキュリティ対策のためにシステムを停止しているという認識でよいでしょうか。
【職員】
はい。そのとおりです。

 

かこ☆くら体験会を開催します♪

(記者)
両荘みらい学園で体験会を実施するのは、将来的な公設型地域クラブの設立の可能性を検証するという趣旨でしょうか。
【市長】
はい。そうです。
(記者)
体験種目にあるジャンプロープというのは、縄跳びのことでしょうか。大縄跳びではないということですか。
【職員】
大縄跳びではなく、個人で行う縄跳びです。
(記者)
今回、ダンス、サッカー、剣道、バドミントン、ゴルフなどが体験種目となっていますが、これらは両荘や山手の地域には、まだ地域クラブがない種目なのでしょうか。
【職員】
そうではありません。今回の体験会では、両荘・山手地域の周辺で、すでに活動を始めているクラブや、令和9年8月から活動を始める予定のクラブに声をかけています。
まずは、子どもたちに実際の地域クラブを体験していただき、どのようなクラブに通えるのかを知っていただきたいと考えています。
それに加えて、子どもたちへのアンケートを実施し、公設型地域クラブの設立に向けたニーズの把握も行います。この2つの目的があります。
(記者)
ニーズ調査については、すでに活動している、あるいは今後活動する予定のクラブを体験してもらった上で、ほかにどのような活動をしてみたいかを聞くということでしょうか。
【職員】
そうです。
まずは子どもたちに集まっていただき、実際に地域クラブを体験してもらうことを目的としています。その上で、体験会の後に「ほかにどんなことをしてみたいですか」といったことを聞き、公設型地域クラブの設立につながるニーズを探っていきたいと考えています。
(記者)
吹奏楽ジョイントコンサートについては、もともとこの時期に開催されていたものなのでしょうか。
【職員】
各中学校の吹奏楽部が連携して、これまでも継続的にコンサートなどを実施されていました。
そうした取り組みの中で、今回、来年度の地域展開に向けて体験の場を設けられないかという提案をいただいたものです。
(記者)
チラシの協力団体のところに、中学校名が中点で区切られて記載されていますが、これは現在すでに学校間で連携しているためでしょうか。それとも、今後のかこ☆くらでの連携を見越したものなのでしょうか。
【職員】
現在、加古川中学校と氷丘中学校は、1つのグループとして吹奏楽コンクールに出場しています。
神吉中学校と志方中学校、中部中学校と浜の宮中学校についても同様です。
(記者)
今回のコンサートは、現在の中学校の部活動が主催するのでしょうか。
【職員】
主催は市になります。
顧問の先生方からご相談をいただきましたので、かこ☆くら体験会として実施することにしました。
市としても、かこ☆くらへの理解を広めるという目的がありますので、そうした形で整理しています。
(記者)
かこ☆くらに移行した後は、現在の学校間のグループはどうなるのでしょうか。
【職員】
現在は学校の部活動として活動していますが、今後は、指導者の方が活動拠点を決め、地域の吹奏楽クラブとして活動していただくことになると考えています。
ただし、現在の学校間のグループが、そのまま地域クラブになるというわけではありません。地域展開後は、学校の校区に関係なく、子どもたちが参加するクラブを選べるようになります。これまで指導を受けていた先生が関わるクラブを選ぶ子どももいれば、自宅から近いクラブや、別の指導者のクラブを選ぶ子どももいると思います。
現在の学校間のつながりが引き続き生かされる可能性はありますが、実際に子どもたちがどのクラブを選ぶかは、今後の状況によると考えています。
(記者)
現在は、例えば中部中学校と浜の宮中学校が1つの団体としてコンクールに出場しているということでしょうか。
【職員】
そうです。中部中学校と浜の宮中学校が合同で出場しており、陵南中学校は単独で出場しています。
【市長】
実際、生徒が入れ替わっても、同じ学校が全国大会に出場し続けているという状況もあります。
(記者)
地域展開後は、指導していた先生が異動した場合でも、その先生の指導を受けられるクラブを選ぶことができるのでしょうか。
【職員】
その点について、特に制限は設けていません。先生が異動されても、地域クラブの活動場所は変わらず、引き続き同じ場所で指導していただくことも考えられます。
(記者)
吹奏楽の楽器体験は、楽器の経験がない子どもや、楽器を持っていない子どもでも参加できるのでしょうか。
【職員】
はい。楽器はこちらで用意していますので、経験がない方でも、手ぶらで参加していただけます。

 

以上

 

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