定例記者会見(令和7年10月23日)

更新日:2025年10月31日

定例記者会見の概要を動画で紹介しています

発表内容

会見要旨

【市長】
今日もよろしくお願いいたします。

 

 

加古川市総合防災訓練

1点目は、加古川市総合防災訓練を開催するということです。プレスリリース資料に記載のとおり、11月2日午前9時30分から行います。参加予定機関については、概要資料の5番に記載している37機関を予定しています。自衛隊など公的機関だけでなく、民間企業や障害者団体、消防団などの地域の皆さんにもご参加いただく予定です。
今年度の新しいポイントをご紹介させていただくと、避難所開設・運営訓練では、例年は住民の方も参加して、テントを設営する訓練を行っていましたが、今回はそれを少しバージョンアップしています。具体的には、市民会館の小ホールで避難所を開設し、区画を区切ったり、段ボールベッドを開いたり、また避難者の受け付け対応の状態を作ったりなど、そういったことを実際にシミュレーションというかやってみようということにしています。参加者にも、訓練を見ていただくだけではなく、実際にこうするんだいうことを実感していただけるような訓練にしていきたいと考えています。
他には、物資搬送訓練の中で、自衛隊の給水車両への給水の項目があります。自衛隊車両も今回参加いただくので、その車両に市の上下水道局の給水車から給水するような場面を想定しています。展示ブースでは、郵便局側の場所で、車両などの展示をします。新館の上の階から避難するためにはしご車の訓練をしていますが、皆さんにも見ていただけるよう、今回は展示もすることにしています。
また、20分程度ですが、自由観覧の時間を新たに設けています。これまでは訓練は通しで行っていたのですが、観覧者の方も含めて訓練参加者にも自由に会場を見ていただける時間を設けています。他にも、炊き出し訓練として自衛隊による自衛隊カレーの振る舞いもしていただきます。このたびは600食数分を予定していますので、ぜひ、そちらも楽しみにしていただければと思います。
 

 

 

まちづくり活動を応援します!

2点目は、まちづくり活動を応援しますということです。これは毎年続けている取り組みでして、市民活動をしていただける団体に補助し、いろいろなイベントや事業をしていただくというものです。
制度の内容ですが、補助金の区分としては、地域協働型やスタート応援型、テーマ設定型、課題解決型があります。この区分や補助金の上限金額、補助率につきましては昨年度と特に変更はありません。
スタート応援型では、活動を始めて3年未満の事業が対象というように制限をかけているものもあります。学生枠の方は、100パーセントの補助率で支援をさせていただきます。いつも高校生や兵庫大学の学生などが事業を提案してくださり、ありがたいなと思っております。また、学生枠は来年度追加募集も行う予定です。テーマ設定型については、100万円上限かつ補助率100パーセントで数字も目立っていますが、かわまちづくりでの河川敷を使ってイベントをしていただける方への補助区分になります。こちらは、今年度もたくさんの事業が行われてきたのはご存じのとおりです。課題解決型のところは二つ分かれていまして、団体側からこういうことをしたいというご提案を受ける団体提案枠と、行政側から指定する分野について、何か民間の力でやってもらえませんかという行政提案枠があります。行政提案枠のうち、「災害時における自助、共助の啓発」を新たに追加しています。
今後のスケジュールですが、11月14日までの期間に必ずその事前相談が必要になります。本提案は1月23日までで受け付けてまいります。3月に公開プレゼンテーションとして、審査員の方もいるところでプレゼンテーションをしてもらいまして、補助金の交付先が決まります。
 
私からは以上とさせていただきまして、ご質問などありましたらと思います。

 

 

 

質疑応答

加古川市総合防災訓練

(記者)
防災訓練の件で、直接ではなく関連ですが、いざ災害が発生した際には、ヘリなど自衛隊の力というのは非常に大きいと思います。ただ、自衛隊のヘリは、実績がなければ着陸できないと聞いていますが、事前に自衛隊のヘリの発着場所は決めているのか、またこれまでそのような事例があるのか教えてください。
【職員】
ドクターヘリが発着する場所については、登録はいくつかありますが、自衛隊のヘリは把握していません。
【市長】
自衛隊のヘリがどうなるのかについては、改めて確認をします。
(記者)
河川敷など、災害時に自衛隊が展開するための拠点の想定はあるのでしょうか。
【職員】
災害の種類によって変わってくると思いますが、例えば、公園の大きい駐車場など拠点としていくつかは想定しています。
(記者)
給水訓練はどういった内容ですか。
【市長】
今回初めての訓練内容になりますが、市上下水道局の車両から自衛隊の給水車両に給水するものになります。能登半島の地震の災害対応で市上下水道局の車両が救援に行きましたが、実際に現地で自衛隊車両に給水するという事例がありましたので、そのあたりも訓練をしておこうということで企画しています。
(記者)
訓練は一般の方も見学できるのでしょうか。
【市長】
見学は自由に見ていただけますし、観覧の時間も設けています。
その他、市民の方向けに防災ポータルという、災害情報を集約した特設サイトがありますが、今回の避難所開設・運営訓練の情報も更新して、避難所の一覧やどういった避難物資を備えているかなどを閲覧できるようにする予定です。ですので、会場まで来られない場合でも、自宅からポータルサイト見て、避難所開設状況が分かるようにします。
(記者)
参加者数はどれくらいの規模を想定していますか。
【市長】
予定では訓練参加者が約200人、加えて一般の見学の人数という想定です。
 

まちづくり活動を応援します!

(記者)
行政提案枠で新たに追加した「災害時における自助、共助の啓発」ですが、対象は防災士とか決まっているものですか。
【市長】
防災士に限ったものではなく、例えば町内会が防災訓練をしたいというものや、イベントとか講演会、研修会をするといったものも対象となります。
 
以上

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