定例記者会見(令和7年8月28日)
定例記者会見の概要を動画で紹介しています
発表内容
会見要旨
【市長】
今日もよろしくお願いいたします。
第51回将棋の日in棋士のまち加古川 開催!!
1点目ですけれども、棋士のまち加古川のスペシャルイベントとなります。日本将棋連盟最大の将棋イベントであります将棋の日が、加古川市で開催されるというものです。
当初予算にも計上しておりましたので、その時にも一度アナウンスはさせていただいていますが、お手元の資料のとおり、11月22日・23日の2日間で実施いたします。いよいよ開催期日が迫ってきたということです。
資料のチラシをご覧いただきますと、当日出演予定のプロ棋士をチラシ下部に載せています。いろんな棋戦が年中行われていますから、勝ち上がられたら急に出演できなくなるケースもあるようですが、掲載している20名のプロ棋士の皆さんにお声がけし、予定をしていただいている状況です。
チラシの裏面を見ていただきますと、22日にはプロ棋士と一緒に鶴林寺に行った後にかつめしを食べるツアーや、将棋大会ももちろんありますし、交流レセプションなども予定しています。23日にはこどもの将棋大会、プロ棋士が一度に複数人を相手にする指導対局、色紙サイン会なども予定しています。NHK公開収録イベントですが、将棋の日は12月末ぐらいに放映されると聞いています。
毎年1回、全国で開催されていまして、令和6年度は渋谷区、令和5年度は仙台市、令和4年度は喜多方市で開催されております。いずれの市でも、1日目、2日目それぞれで何百人もの参加者がいたと聞いておりますので、加古川市でも合わせて1,000人を超える方々にご参加いただけるように、しっかりとPRしていきたいと思っています。
参加予定のプロ棋士の方が誰なのかということは、非常に関心の高いところだと思います。新しく将棋連盟の会長に就任されている清水市代女流七段をはじめ、谷川浩司十七世名人、久保利明九段、井上慶太九段など、加古川市ゆかりの方もたくさんいらっしゃいます。
かこ☆くら 地域クラブの募集を開始(1回目)
2点目は、地域クラブの募集を開始するという内容です。これは全国的に大きな課題として各自治体が進めているもので、中学校の部活動の地域展開のことです。
「かこ☆くら」という名称やロゴにつきましては、以前の定例記者会見で発表させていただいており、市としては、2年後の令和9年夏ごろに中学校の全ての部活動を終了して、地域に担っていただこうとしています。また、1年後の令和8年夏ごろには、プレスリリース資料に記載している三つの種目と既存部活動にない種目を先行実施することとしていますので、今回、手を挙げていただける方の募集をして、1年後に向けて準備をしていきたいと考えています。説明会なども併せて行っていきますが、応募状況を見ながら、今年度中に2回目3回目と回を重ねて募集していきたいと考えています。
まだまだ部活動の地域展開ってなんだろうと思っていらっしゃる方が非常に多いと思います。部活動の地域展開が全国的に進んでいるということを知っていただくことや、具体的に関心のある方への対応も含め、しっかりやっていきたいと思っています。
参考までに、近隣自治体では、神戸市がコベカツという愛称で先行して募集していますし、三田市や川西市も募集を開始していると聞いています。加古川市は令和9年の夏ごろと申しましたが、同じタイミングで進めている自治体も多数あると聞いています。
加古川駅周辺再整備基本方針を公表します
3点目は、加古川駅周辺再整備基本方針の公表です。加古川市では、中長期的な方向性として三つの柱を掲げています。一つは身近な自然を生かした魅力づくりということで、公園の再整備などのまちづくりを進めてきておりますし、二つ目は産業誘致による雇用の創出を掲げて取り組んでいます。三つ目は、駅周辺の賑わいづくりということで、まさにその目玉となる加古川駅周辺の再整備ということになります。
これまでも、JR加古川駅周辺まちづくり(案)のなかでイメージ図などを公表して、再整備を進めていくことは発信してきましたし、いろんな機会でご意見やご希望を伺い、また、検討会も実施してきています。そういった取り組みを基に、このたび、再整備基本方針を策定し、公表することとしました。
また、今回の公表に合わせて、10月19日には市民の皆さんにもご参加いただけるシンポジウムを開催する予定にしており、ご意見・ご質問をお受けしてまいります。
それでは、加古川駅周辺再整備基本方針の説明につきましては、具体的な実務を担っている職員から説明させていただきます。
~加古川駅周辺再整備基本方針【概要版】に基づき担当課説明~
では、私からは以上とさせていただきまして、ご質問などありましたらと思います。
質疑応答
加古川駅周辺再整備基本方針を公表します
(記者)
加古川駅周辺再整備のスケジュールですが、いつごろ完成する予定でしょうか。
【職員】
概要版資料の12ページに記載しているスケジュールでは、令和9年度から10年度にかけて都市計画決定まで進めたいと考えています。
(記者)
都市計画決定後のスケジュールはどうなりますか。いつまでに再整備を完了するという目標があれば教えてください。
【市長】
再整備の完了までには、地権者の皆さんと議論を重ねていく必要もあり、進捗は年単位で変わってくるため、いつまでにとは現時点では明言できないですが、目標ということであれば10年後ぐらいで形を作っていきたいと思います。現時点で確実にお伝えできるスケジュールとしては、令和9年度末までには加古川駅周辺再整備基本計画を策定し、その後都市計画決定を行うというところまでです。
(記者)
令和5年2月に策定したまちづくり(案)からの変更点はどの当たりになりますか。
【市長】
まちづくり(案)では、ヤマトヤシキが入っているカピル21ビルとサンライズビルを順番にそれぞれを建て替えるものとなっていましたが、新たな基本方針では二つのビルを一つに集約するものになっています。また、駅前ロータリーの位置は駅の東側に移動し、駅前には広場機能があり、広場から新たなビルに繋がっているイメージに変更しています。他には、まちづくり(案)ではビルの上層階は居住機能を示していましたが、新たな基本方針では居住機能は民間事業者による整備を期待するため、導入機能としては示していません。
(記者)
新しいホールはどのようなものを想定されていますか。
【市長】
1,000席くらいの中規模ホールがあればいいのかなと考えています。大規模なホールは神戸市や姫路市に新たに完成していますので、加古川市のホールとしては、市民が大きなイベントを開催できる場所として想定しています。
(記者)
資料8ページの持続可能なエリアマネジメントのイメージとはどのようなものでしょうか。
【職員】
再整備では新たな建物を造りますが、建物を管理するだけではなく、新たな駅前空間をマネジメントしていくような組織をつくっていくことをイメージしています。
【市長】
これから考えていくことになりますが、新たな建物のリーシングをしていくような、会社も必要ですし、そこと一体になるかどうかは別にして、広場でいろんなイベントを企画運営することで、駅前の賑わい創出を担うような感じですね。
(記者)
まちづくり(案)発表時には、事業期間は20年程度を見込んでいるとの説明でしたが、期間が短くなっているのはなぜですか。
【市長】
二つのビルを一つに集約することに変更となったことが、期間短縮につながっていると考えています。
(記者)
事業費はどれくらいの金額を想定していますか。
【市長】
現時点では数百億円は見込んでいます。今後、基本計画を策定する際には、もう少し具体的な金額をお示しできると考えています。
第51回将棋の日in棋士のまち加古川 開催!!
(記者)
特に注目のプログラムや加古川市ならではのものはどれでしょうか。
【職員】
将棋大会や指導対局、サイン会はどこの自治体でも行われていますが、かつめしツアーは加古川ならではのものとなっています。
【市長】
加古川青流戦の決勝戦対局会場である鶴林寺を巡るのも加古川ならではだと思います。
(記者)
チラシに記載している20名のプロ棋士で、加古川市ゆかりの方を教えてください。
【職員】
久保九段、井上九段、稲葉八段、船江七段、上野五段、横山四段の6名です。
(記者)
プロ棋士が将棋を指すプログラムはどれですか。
【職員】
土曜日では、加古川青流戦優勝者早指しトーナメント、日曜日では指導対局(多面指し)とNHK公開収録イベントです。
かこ☆くら 地域クラブの募集を開始(1回目)
(記者)
地域クラブの募集に係る説明会の詳細は決まっていますか。
【職員】
市役所新館10階大会議室で、9月5日(金曜)午後7時から予定しています。
(記者)
募集種目で、既存部活動にない種目は活動場所を確保できている団体に限るのはなぜですか。
【職員】
各学校ではまだ部活動を実施していて、学校施設の利用の調整は難しいため、活動場所を確保できている団体に限っています。
【市長】
既存部活動にない種目ということで、例えば、料理やダンスなどを想定しています。
(記者)
民間の地域クラブに通うとなると、保護者の送迎が大変だと思いますが、そのあたりはどのように考えていますか。
【市長】
全地域の既存の団体にお願いしながら進めてはいますが、人口の比較的多い地域に偏る可能性も想定されます。今回の募集でどれだけ応募があるかだと考えています。
(記者)
学校のグラウンドなどは利用できるのですか。
【市長】
中学校施設は、地域クラブが優先的に利用することを決定いたしました。
以上
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更新日:2025年09月10日