(記者)
このくつろぎ空間、楽しそうでいいんですけど、今何があるところですか。特に駅前の方は。
【市長】
この場所は、今は駅南にモニュメントがあって、よくここで演説している場所で、ここがこの資料のAゾーンですね。
(記者)
座るところとか、ベンチが少しあるくらい。
【市長】
そうですね、はい。それから、南の商店街の手前、道路の手前までです。
(記者)
はい。丹波屋や餃子屋さんがある。
【市長】
ありますね。あの縦のとこですね。そこに人工芝を敷いて、ストリートファニチャーを置いていこうとするのが、Bゾーンです。
(記者)
人工芝の大体の広さは。
【職員】
人工芝の面積として、Aゾーンが115.8平米で、Bゾーンが190平米、全体で305.8平米です。
(記者)
Bゾーンは車が通らないところか。
【市長】
はい、もちろんそうです、どちらも通らないです。結構こういうこと自体、新しいやり方でしてね、今でこそイベントをしてもらったりしてるんですけど、やっぱり元々あそこは人が通る道路みたいな位置付けなので、そういうところに障害物じゃないですけど、物を置いてゾーニングするっていうのは普通では、まずないことなんですが、そこをいろいろと検討してもらいまして、JRさんの理解も得て、これ自体が社会実験です。
(記者)
市有地ですか。
【市長】
加古川市ですね、その駅に近いところはJRとの境目があるんですけどね。
(記者)
JRの土地も一部入っているのか。
【職員】
芝生のところにも一部入っています。モニュメントの北側付近の一部がJRさんの土地になっていますので、そこをお借りして、今回使わせていただいています。
(記者)
11月1日は開会式があって、ダンスイベントがあるが、これはこどものダンス。
【職員】
そうです。キッズダンスということで、近隣の園児の方に来ていただいて、芝生の上を園児に使っていただきながらキッズと一緒にダンスをするようなイベントがあります。
(記者)
この社会実験期間中は、何かお酒を飲むようなイベントはあるのか。
【職員】
12月末までの期間ということですね。通常通り、駅周辺の公共空間を活用したイベントを開催してもらえる団体は随時募集していますので、その空間を使って今までの団体さんが実施されるイベントもあります。
(記者)
もうすでに予定がある。
【職員】
2日にあります。それ以外にも入ってはきておるんですが、オープニングイベントとして位置付けているのはその1団体だけです。
(記者)
実際に12月26日までの期間にも何回かイベントが開催されると。
【職員】
はい、そうですね。
(記者)
キッチンカーもあるから、お酒飲んでも構わない。
【職員】
お酒などの提供は特に禁止はしていないです。
【市長】
すでにこれまでにもイベントでやっています。結構ね、金曜日の夜とかに仕掛けてくれていまして、割と人が滞在されていますね。
(記者)
人工芝は靴履いたままでも大丈夫。
【市長】
大丈夫です。
(記者)
この芝生の開放時間は決まっているんですかね。
【職員】
はい、決まっていません。ただ、ストリートファニチャー自体は、例えばソファーの上にクッションがあったりするので、雨で濡れてしまったら困るようなものは一応18時ぐらいに撤去する予定になっているんですが、芝生の開放時間については基本的には設けていません。
(記者)
今のお話からすると、雨の日は濡れるようなファニチャーを片付けるっていう理解でいいですか。
【職員】
はい。物に応じてということにはなるんですが、基本的にはファニチャーは出てるんですけど、上にクッションがあるソファーみたいな物もあるので、そういったものは片付けます。
(記者)
高校生などの若者のたまり場がないので、いいかもしれないですね。
【市長】
ニッケさんのところでも、スターバックスの横の芝生で遊ばれていますね。
(記者)
姫路駅前の階段状のような、あんなふうに、加古川駅前も滞留すればいいですね。
【市長】
結構、皆さんいらっしゃるみたいですね。そして、再整備については、先に出したイメージ図でも、例えば芝生が敷かれていますように、駅前の滞在時間はこれまでほとんどないっていうのが課題だったので、ふらっと来て、そこでゆっくりしてもらえるような場所になりたいと思っていますので、そのための社会実験です。あとは駐車場の有料、無料、導入をどうするかっていう問題はあるんですけどね。
(記者)
学生が来て、ここで勉強してもいいわけですよね。テントの中でも。
【市長】
大丈夫です。期間によっては、カフェテラス風ワークスペースで勉強しても構わないですね。
(記者)
将棋のベンチは取り払うってことですか。
【職員】
いえ、ベンチはそのままです。
(記者)
第2期間では、プールみたいなものがあるのですか。
【職員】
キッズゾーンとして設置するもので、木製の玉が入っていてボールプールになっています。
(記者)
第3期間のバブルドームはどういうものですか。
【職員】
クリアの球体で、中にソファーがあって、イルミネーションもあるので、いわゆる映えを狙っているような感じのものになっています。
(記者)
カップルとかに楽しんでもらうもの。
【市長】
そうですね、楽しんでもらえれば。順番に入って写真撮ったりするんでしょうね。
(記者)
このLEDキャンドルは、何か形を作るみたいな感じでしょうか。
【職員】
そうですね、今このような感じのイメージですが、ライトアップという感じで、モニュメントではなく、あくまでキャンドルで何か形を作るようなイメージですね。
(記者)
クリスマスシーズンに向けて、このLEDキャンドル以外に何かイベントみたいなものは考えられている。
【職員】
いえ、市で何かを考えてはいないので、このような情報を見て、地域の団体さんがやりたいっていうふうな声をいただけるのを期待しているところです。
(記者)
今回はAゾーンのところだけする。
【職員】
そうですね。
(記者)
第1期間からくつろぎ空間やカフェテラス風ワークスペースとかって書いてあるんですけど、飲食も大丈夫なんですよね。
【職員】
もちろん大丈夫です。
(記者)
お酒も大丈夫。
【市長】
お酒も基本的には大丈夫です。ただ、エリアは禁煙です。
(記者)
賑やかになったら結構だけど、確かに寒々しいですね、人が通るだけだと。
【市長】
確かに。クリスマスシーズンもね、なんかライトアップしてほしいみたいな声はちらほらずっとありましたから。
(記者)
滞留時間の話もあるんですけど、周辺への波及効果みたいなのもちょっと期待しているのもありますよね、市としても。
【市長】
元々、やっぱり駅周辺と河川敷も含めた面での回遊を目指しているので、まずはここでというかたちです。また、防犯カメラもあって、1台はロータリーの角だから餃子の王将の向かいぐらいの屋根のところにAI機能付きカメラがあるんです。それはパソコンで打った文字が音声で出るようになっていまして、悲鳴とかサイレンが鳴ったりできるようになっています。もう1台は、ベルデモール手前の横断歩道のマツモトキヨシのところにあって、そのカメラ自体が人流計測もできるものになっています。もちろん、それだけできっちり全部のカウントはできないんですけど。
(記者)
大きく言うと、将来の加古川駅周辺整備の中で、こういう機能ってニーズがあるよねみたいなところを、大工大の先生や学生さんも入ってこられて、調査もされる。
【市長】
そうですね、ピックアップしてアンケート調査もしていただく。
(記者)
駅前から商店街に入るところは、見た目もいいしきれいですね。
【市長】
ところが、カピル21ビルが古いんです。ヤマトヤシキさんはテナントで入っているだけなんですけど、権利をほとんど持っている第三セクターがありまして、サンライズビルもそうなんです。そして、他の地権者さんも交ざっているんですけどね。この2つの建物をどう再生するかっていうのが1つの課題です。実際、駅周辺の再整備の方向を出したことで、駅周辺にマンションが建っているそうですね。
(記者)
アンケート調査は、学生さんがこの期間に調査票を渡していくみたいな。
【職員】
そうですね、10月も実施していただいてるんですが、駅前で利用していただいている方にお声かけさせていただいて、ヒアリングをするかたちですね。
(記者)
このレンタル品の貸し出しですが、事前にどこに問い合わせたらいいのか、どういうイメージ感ですか。
【職員】
基本的な仕組みとしては、公共空間を活用するガイドラインで、駅前の公共空間を活用いただくような制度を作っていますので、ご相談いただいて、物品を借りたいっていうことになれば、西尾レントオールさんにお繋ぎさせていただきます。
(記者)
市が窓口ですか。
【職員】
はい、市企画広報課が窓口になります。
(記者)
具体的にはどのようなものを貸してくれるんですか。
【職員】
具体的に聞いているのは、3メートル×3メートルのテントを大体6基まで。後は、店舗運営をしていただく際に必要な机や椅子です。それ以外にも、実施される方の内容に応じてご相談いただいて、貸し出せるものは貸し出しますということで聞いています。
(記者)
キッチンカーが毎日来たりしないですか。1日1台は来て、ここでお昼出ますよとか、そういうのは。
【職員】
1日1台というかたちではちょっと予定はしていなくて、現状はあのエリアを活用いただくには、1台ではなく、ある程度の団体で使ってもらうということを原則にしています。
更新日:2024年11月08日