定例記者会見(令和6年5月23日)
定例記者会見の概要を動画で紹介しています
発表内容
会見要旨
【市長】
はい、皆さん、今日はどうもありがとうございます。よろしくお願いします。それでは、私の方から次第にあります4件について先にお話をさせていただきます。
婚活はじめませんか?
1つ目は婚活はじめませんかと書いております。具体的には、今年度の予算の中にもあるんですけれども、兵庫県さんが以前からされています「ひょうご出会いサポートセンター」というのがあります。そこに有料会員というステータスがあって、年間5,000円かかるもののようですので、そういったところに加古川市の方で登録されたいという方にその5,000円を補助させていただくということを予算として準備をしております。それを始めていきたいということです。6月1日から受付開始です。
市としましてはですね、そもそも出会い自体がないと聞く中で、国の制度に合せて結婚新生活支援事業をやっておりまして、結婚された人が新居を借りられたり、リフォームされたり、引っ越しされる時のお金を、所得要件や年齢要件などいろいろあるんですけども、何十万円か出させていただいていますが、加えて、この兵庫県でされている出会いサポートセンターの会員登録料を補助させていただいて、会員登録者が増えてくれればなというふうに思っています。
予算としましては、95人分×5,000円の47万5,000円の予算を対象にやりますので、それを生かしてやってまいりたい。 95人は、担当課においてですね、これまでの登録者数の推移とか、退会される可能性があると思いますとか、今後登録しそうな方とか、仮定をおいて予想しまして95人という予算を取らせてもらっています。
このプレスリリースの内容のところになりますが、年齢としましても独身で20歳から39歳の方を対象に、本市に住民登録のある方に補助させていただきます。
1件目は以上でございます。
かこてらす自習室OPEN!
2件目は、かこてらす自習室OPENということで、平岡町にですね、市内では新しい施設になりますが、かこてらすになります。そこには小さいお子さんを対象にした部屋がたくさんあるんですけれども、平日のこの記載の時間帯、上から主催・日時とあります夕方の5時15分から夜9時までの時間帯につきまして、中高生を対象とした自習室として無料開放をさせていただきたいと思っています。
ご存知の通り、加古川駅南にはですね、 図書館とたくさんの自習室が整備されておりまして、テスト前はもちろんですが、もう普段の週末もいっぱいになっています。加古川駅の方は学習塾もたくさん駅周辺にありましてですね、学生も集まりやすい。高校なんかも加古川東高校をはじめ西高、南高、北高が全部加古川駅周辺だったりと、そういうこともあって集まりやすい場所でもあるんですが、もちろん人口から見れば平岡町も相当数おられますので、ご近所でそういう場所ができればご利用もたくさんあるんじゃないかと思います。
それで、実は以前、実証実験で試験的に少し開放したことがありまして、それは令和4年11月に11日間ほど、確か周辺の学校にも案内してもらいましたが、実証実験を11日間しまして、あの時も延べ163人、11日で割りますと、大体1日平均15人が新たに使いに来てくれて、一定の人数が短期間に来てくれていることを確認しました。当時、述べ人数で163人のうち、中学生75人、高校生88人だったと思いますけども、中高生がそういう場所があれば勉強して帰りたいというニーズがあるかなというので、今回、6月3日から2月末までにかけて平日の夕方以降ということで考えています。
施設の性格上ですね、週末とその部屋自体、子育ての関係のこととかで使われることも多い状況のようですから、まずは利用が少ない平日を使っていきたいと思います。
加古川『知』を結ぶプロジェクト 参加企業を募集します
3つ目は、神戸新聞社さんのご協力で続けてきております、甲南大学と加古川市によります『知』を結ぶプロジェクトの本年度のものになります。まずは、その学生と一緒にですね、企業課題を取り組ませていただくための、企業さんの募集を始めていきたいというふうに思っていまして、今回プレスリリースさせていただいております。
締め切りとスケジュールイメージとしてここに記載をしておりますが、参加企業さんをまず募らせていただいて、大学側でご参加いただける研究室・ゼミに募っていただいて、ある程度、こう、マッチングの作業があります。 やっていけそうな事案が成立したものについて、プロジェクトが動き出します。
で、過去にもですね、それぞれの企業さんの例えば新商品開発、学生さんのアイデアを取り入れたいとかですね、また、飲食店さんのPRに学生さんが出ましたとか、あと、人材獲得をしたいっていう、そのリクルートのことで、学生さんの知恵を買いたいというふうな企業さんもあって、実際に学生さんが作ったPRを使って、そのものに使ってですね、成功事例もありまして、 非常にこう、毎回やるたびにやって良かったなというような機会になっております。
今年度の分もこの内容にございますスケジュールのイメージで2月の最終成果報告会に向けて動かしていきたいと思います。
まちづくりオープンミーティングを開催します
続きまして4件目、最後になりますけども、まちづくりオープンミーティングの今年度分を開催してまいります、ということになります。今年度の開催方式は、昨年度のやり方が良かったんではないかと思っているもんですから、もう1回同じ方式でいきたいと思っていまして、市内3会場に実際に私自身が出向かせていただいて、10分ほど最初に私の方から市の取り組みのプレゼンをさせていただく予定です。その後、みっちり、たっぷりとですね、ご質問にお答えしてまいるわけですが、基本、ライブ配信の質問にもお答えしますという形を取ります。
ですので、そこにも記載の通り、場所としましては、もう、小ホールとかですね、会議室、研修室っていうふうになっていますように大きな会場では決してございません。参考までに、昨年度同じように3か所でしたんですが、どんな参加状況であったかということを申し上げますと、ホームページにも出ておりますが、1カ所目では、市民会館の会議室を使いまして、現地に来られた方は15人でした。インスタで一瞬でも入ってくれた人が354人、ユーチューブが624人です。2カ所目は、総合文化センターで7月23日に、会場に来られた方は6名と少なかったです。インスタの方は341人で、ユーチューブが488人でした。3カ所目、最後は、ウェルネスパークのばら展とかやっていました会議室のようなところですけども、会場には26人と高い状況になりました。インスタ314人、ユーチューブ356人でした。ですので、3会場しまして、わざわざ会場まで来ていただいた方、今広報を一生懸命しているんですが、もう47名と少なかったです。 インスタとユーチューブで同じ方もいらっしゃると思うんですが、数字をざっくり出すと2,500名弱の数でした。
これはコロナ禍という特殊な時期はあったんですけど、ここずっと就任からやってまいりまして、 やり方もちょっと変化させてきています。ただ、やっぱり悩ましいのが、なかなかご来場いただけなくて、町内会長さんあたりが皆に行こうやみたいに言っていただけたところは来られたりするんですけども、そうでないと、本当に数人と少ない。その数人の方も比較的よく政治をウォッチしている方だったりとか、よく登場されてきているような方が来られたりかなと思いまして、ちょっとなかなかこう、広くオープンなミーティングしていますというには難しい状況だったものですから、昨年度からはこういうライブ配信方式にかじを切っています。
質問につきましては、もちろん当日会場でもオンラインでも出していただけるんですが、結構オンラインは質問がたくさんで処理しきれないようになってきていますんで、事前に出していただけた分につきましては、こちらでそれなりに整理しまして、先にお答えすることで対応していきたいと思っております。
場所が昨年と比べて2カ所、部屋は変わっているんですけれども、総合文化センターがかこてらすにある東加古川公民館に、 ウェルネスパークでやっていた会場を総合体育館に移しているんですけど、これは音声のちょっと電波の状況が良くなかったということがありまして、変えています。毎年変えながら巡回しているということではないです。
はい、私からは以上です。ご質問の方よろしくお願いいたします。
質疑応答
まちづくりオープンミーティングについて
(記者)
オープンミーティングについて、テーマは3回とも一緒ですか。
【市長】
そうですね、より広く市政全般についてお話をします。資料に関してはですね、当日までに公開もしますが、記者さんに予算発表した時の資料を基本としてお話をいたします。でも、みっちり喋ると1時間ものですので、本当に10分ですから、かいつまんだポイントだけになると思います。
(記者)
市長自身、昨年実施されて手応えはどうでしたか。
【市長】
そうですね。先ほど申しましたような過去からの悩ましい状況と比べますと、 インスタとユーチューブのアクセス数がかなり想像以上に多くなって、広く市のPRをするというふうに関しましても、絶対こちらの方が効果的であると思っています。
(記者)
これはスマートシティと絡めてるってわけではないですか。
【市長】
そうですね。そんなでもないかもしれないです。そういう意味では、デシディムとかになりますかね。
(記者)
まちづくりオープンミーティングはやっぱりどちらかというと、われわれがちょっとできることといえば、質問の募集っていうのを流すかたちの方が一番いいんでしょうか。
【市長】
そうですね。私たちとしましては、まず開催すること自体がね、広く周知していかなければいけませんので、併せて質問も事前にできますよということでPRしていただけるとありがたいです。
(記者)
当日来れなくてもライブ配信見ながら自分の質問に答えてもらえるかもしれないということですね。
【市長】
そうですね。
(記者)
市政全般なんでもいいということですね。
【市長】
そうですね。
(記者)
まちづくりオープンミーティングで、オンラインで開催、放送している自治体は他にもあるのでしょうか。
【市長】
少ないと思いますけど、私がたまたま知っているのは、川西市長の越田さんがなんか教えてほしいと聞かれたことはありますね。
(記者)
川西市があると言われましたが、東播磨地域ではないですか。よく市長さんがいらっしゃって、タウンミーティングみたいな形ではよくあると思うんですが、SNSのライブ配信でされているところは。
【市長】
はい、結構オープンミーティングっていうのは加古川市が最初でして、市長選でオープンというスローガンで当選したもんですから、縁起がいいといいますか、若い人たちもオープンを使っていましてね。
(記者)
やっぱりSNS経由だと、年齢分析なんかは多分難しいと思うんですけど、若い世代や比較的現役世代というか。
【市長】
そうですね、おっしゃる通りで、参加者の年齢までは見えないんですけど、質問の中でね、 昨年度も記憶にありますのは学生さんがオンラインで、質問してくれたこともありましたよね。
【職員】
あと、アンケートに答えていただいた中では40代の方が多かったので、オンラインですることによって若い方とか子育て世代の方の参加者が増えたという印象はありますね。
(記者)
アンケートは、昨年度のミーティングを実施後のアンケートですか。
【職員】
そうです。
(記者)
しかも、そのタウンミミーテイングはちょっとハードルが高いというか、手を上げて発言するのでなかなか難しいですけど、本当にこう、コメント欄で質問できる、ライブ感、気軽にできますよね。
【市長】
そうなんですよ。あとはもうわれわれちょっとね、この音質の課題とかね、その辺は今回改善しなければと思っていまして。そうすればもう少し参加してくれる人もいるのかなと思います。インスタをよくしている人は繋がっている人がライブ始めたら上に出たりしますので、それで開いてくれたりしている人もいるのかなと思います。
(記者)
録画の配信とかはあるんですか。
【市長】
録画はしていないですね。質疑応答の結果などは整理して公開しているんですよね。
【職員】
はい、概要はホームページに掲載するようにしております。
(記者)
良くも悪くも広島の安芸高田市さんとかのSNSがバズりまくって、すごい親和性がやっぱり高いんだなと思って。
【市長】
今、すごいですね。でも最近若い人はもうなんか初対面とか知り合った人とLINEよりもインスタを教えてて、インスタ聞き合ったりしているみたいですね。インスタのアカウントを多く持っているようですね。
一方で、市の方はですね、SNSをいろいろ頑張ってきてくれていまして、ラインはもう4万人超える登録者数がいてですね。そんなご紹介をしますと、令和6年3月31日現在で市の公式YouTubeの登録者が2,222人、Facebookが4,637人、 インスタが3,554人で、Xが9,963人で、LINEが一番多くて4万783人ですね。
(記者)
LINEは、いろんなイベントの情報、あと災害時の避難情報などの情報を発信しているのでしょうか。
【市長】
LINEは、友だちになっていただくと、下にパネルみたいなボタンも出るようにできていましてね。自分が取りたい分野の情報を事前に選んで配信できるようになっています。もちろん災害などによる情報も出るようになっています。
かこてらすの自習室について
(記者)
かこてらすについてですが、実証実験をされたということですが、ニーズみたいなもの、地域から意見があったのですか。加古川駅前だけではなく、東加古川の方にも。
【市長】
これに関しましては、自分や周りの職員の意見で始めました。加古川図書館をリニューアルする時も、自習室の席数や蔵書をどれくらい取るべきかとか、最初悩ましかったんですけど、思い切って自習室のスペースを取ったんですね。そしたら、もう、そこでは収容しきれないぐらい来られています。ただ、 東加古川方面にお住まいの方って来られていないのではないかなという気もしていましたので、それ言い出すと西も東も北の方も全部そうなのですけど、東加古川もニーズがきっとあるはずだと思ったので、なんとかその場所を作ってあげたいという思いで始めることになりました。加古川駅前のように特別に設備投資をしてまでの場所ではないのですが、まずはこういうスペースが夕方以降、平日空いていますので、そこを有効に使いながら、そこがもう溢れるぐらいたくさん来るということであれば、次のステージを考えていくということでおります。
(記者)
自習室についてですが、現在、駅近くには何カ所ぐらいあるんですか。
【市長】
公的なものとしましては、ヤマトヤシキさんが入っている商業施設の5階の図書館の一角が102席、 きれいな自習室として、机やパーティション、デスクライトもあり、スマホの充電も可能で、静かな、音も配慮した環境を整備しています。図書館の蔵書が並んでいる部屋の端にも机を並べていたり、エレベーターを降りて、すぐ右手のイベントができる多目的に使っている会議室でも、指定管理者のご判断で、自習室スタイルとして使ってもらっています。さらには、7階に将棋プラザがあって、来て使っていいですよというふうには案内はしています。利用は少ないのですが、加古川図書館はオンラインで時間帯を3~4グループの時間で区切っていまして、オンラインで予約が取れるんですよ。それで、チェックして使うみたいな感じです。夜とか週末とかは多くの人が来られています。
(記者)
そうすると、駅近く以外では初めての設置になるんですか。
【市長】
そうですね。
【職員】
総合文化センターのところにある、中央図書館にも自習室がございます。
【市長】
警察署の向かいの図書館の2階に、なかなか手を入れられていないんですけど、空き部屋を開放しています。何席ぐらいですかね。40席ぐらいですかね。はい、パラパラ来てくれています。
(記者)
ニーズは高いんですか。
【市長】
あると思いますね。はい。もう最近ね、喫茶店とか、加古川図書館を整備する前にニーズ多いなと思わされたのは、例えば兵庫県さんの東播磨県民局の「かこむ」の1階だったり、総合福祉会館2階もスペースは少ないんですけど、そこも結構来てたりするんで、割とみんな行き場がなくて困っています。 ニッケのフードコートにもいますし、スタバにもいますしね。
(記者)
できるだけ、じゃあお金使わずに利用できるスペースがあれば。
【市長】
そうですね。
(記者)
期間が2月終わりまでとなっていますが、夜に開放するのは2月までということですか。
【市長】
そうですね。なぜ、3月を入れていないのかは。
【職員】
放課後の学生の居場所ということで考えていますので、長期休暇などは避けて、今回実施させていただく予定にしています。そのため、8月も1カ月、あと冬休み期間中も省いています。
(記者)
様子を見て、今後続けていくかということですか。
【市長】
そうですね。
婚活について
(記者)
婚活ですが、5,000円はもう全額という形になるんですか。
【市長】
そうですね。有料会員登録料は5,000円だそうです。
(記者)
95人分を今年度の当初予算に組み込んでいる。
【市長】
そうです。
(記者)
今年度内の登録もしくは更新される方の助成になっているということですか。
【市長】
そうですね。会員登録は今年度の4月1日以降、令和7年3月末までの登録になっています。
(記者)
人数が多かったりした場合は、またちょっと考えていく感じですかね。95人でピタって止めるんじゃなくて。
【市長】
そうですね、とりあえず予算承認がここまでですので、一気にだと止まってしまうんですけども、じわじわ増えてきて、もう少し助成したいということになれば、いい話だとは思いますんでね。また議会に相談をして予算提案することも考えます。
(記者)
宍粟市や姫路市など近隣でもやっているところもあるのかなと思っているのですが、加古川市は何例目ですか。
【職員】
西脇市、宍粟市、姫路市の3例が実施されています。
以上
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更新日:2024年05月31日