定例記者会見(令和6年4月24日)

更新日:2024年05月14日

定例記者会見の概要を動画で紹介しています

発表内容

会見要旨

【市長】

はい。どうもありがとうございます。よろしくお願いいたします 。

降雹被害の対応について

4件ということなんですけれども、それ以外になりますが4月16日に雹が急に降ってきましてですね。翌朝の9時からコールセンターや特設窓口を設けたりして対応しているんですけれども、 本当にたくさんのお問い合わせをいただいているという状況になります。
4月17日から4月23日までで集計してみましても、コールセンターへの問い合わせ件数だけでも1,614 件で、また特設窓口を1階に設けておるんですが、そちらの方にお越しいただいている方も列ができている時もありまして、23日までで1,186件とかそういうような状況になっております。
当初は件数も落ち着いてくるのかなと思いまして、今週限りで対応を終えようとも思っておったんですけれども、まだまだやはりその証明書、罹災証明とか被災証明とかを取られて何日かかかりながら補償の申請をされていくのでしょうし、まだまだ問い合わせが続きそうだという件数ですので、それぞれまた今日改めてリリースさせていただくことになっているんですが、窓口などの延長を発表させていただこうと思っています。またそれは別途プレスリリースさせていただきます。

みなさんとともに取り組むまちづくり

それでは、今日の4件に入らせていただきたいと思います。
まず1件目はお手元にみなさんとともに取り組むまちづくりと題したものが置かれているかと思います。これは近年ずっと続けてきております、補助金制度を通じて市内のいろんな団体の事業を応援させていただくという分です。プレスリリースの内容というところの真ん中あたりに採択件数32件の内訳を書いておりますように、いくつかのその型というか区分があるわけです。この型はここ数年変わっていないんですけども、この詳細も次のページからついてるかと思います。これ1番左の区分というところが表の方にあると思うんですけども、そこがこのプレスリリース表面の型というところと対応しています。簡単に申し上げますとホームページにもくわしく出ていますが、地域協働型といえば地域の例えばPTAや町内会などの団体が複数連携して取り組むような事業を応援したいので補助するものです。スタート応援型は2種類ありまして一般枠と学生枠とあります。一般枠は3年未満の事業に対して補助をさせていただくとしていて、もう1つの学生枠っていうのは人材育成の観点を兼ねてですね、補助率100パーセントとしておりますけども、20万円までお出ししますというかたちで学生の皆さんのチャレンジを本当に応援しようというものです。テーマ設定型というのはここのところのテーマとしましては、かわまちづくりのテーマを掲げていますので 、河川敷の空間を使ってイベントなどを開催していただける団体に100パーセントの補助率で100万円まで補助しますというやり方をしています。 課題解決型というのも2種類ありますが、行政提案枠というのは私たちの方から提案をしているわけでして、 いくつかの課が自分の課の所管する事業内容に応じたものを提案しています。例えば、認知症高齢者の支援に関する事業は何かありませんかとか、スマートシティを実際に実践しませんかとか、あと、婚活どうでしょう、 障がい者スポーツの普及とか、男女共同参画とか、LGBTQ+などそれぞれの課から提案するかたちで事業を募り、実際に提案があったものを形にしていこうとしています。
最後は市政全般いろんなことをしておりますので、総合計画などの中にあるようなことについて、民間の皆さんから提案のあった事業を審査の上で受けていこうとしているところです。やり方としましては昨年度中にですね、12月以降ぐらいで事前相談期間などを経て、相談に乗りながら実際提案をしていただいて、公開の場でのプレゼン審査を経て選んでいます。それらを予算の中に数字を詰め込んだかたちで3月までの議会で議決をいただいて、4月から実行できるというかたちにしているものです。特徴で言いますと、今回はスタート応援型の学生枠が昨年度1件だったのが4件に増えているいうところがあります。内訳を見ていただいたらと思うんですが、No5、6、7、8あたりですけども、兵庫大学や加古川南高の学生になります。また、32件のうち新規提案件数としては12件です。
テーマ設定型のかわまちづくりの分については、今年度でもう4回目同じやり方で取り組んでいることになりますけど、ハード整備もいよいよ動き始めている関係もありまして、この6年度に関しましては11月以降はちょっと事業ができない場所になるということで、今年度は5月から10月の間にぎゅっとこう開催日に詰め込んでいただくという調整をしてきております。昨年度もですね、かわまちづくりを国土交通省さんと一緒に進めているわけですが、例えば加古川バイパスからすぐ南のところの堤防の内側は国交省さんが階段状に座って、例えばソフトボールとかの観戦できるとかですね、そういうふうな堤防の内側に工事をしてきてくれてましたり、また河川敷に降りるスロープが南から行くとV字にかなり明確に右に曲がらなきゃいけなくて、曲がりきれないという声もあったので、ちょっと幅を広げてすごく改修していて、そういうのも動いてきてました。
一方で、市の方でも河川空間内の設計なども進めてきていまして、例えば河川敷の中の駐車場とかトイレとかの設置部分の設計も、この6月末までと申し上げながら、その後工事をしていく流れです。
また、ニッケさんのすぐ横になります堤防の高いところにですね、提案を募集して、お店などの施設誘致をしていこうとしていることにつきましても1月から募集開始をしています。昨年度の1月から募集を開始していまして、参加表明も得た上で今、事業者において詳細提案を進めておられるとのことです。 夏前には提案をいただく事になりますので、順調に決まれば7月にはこの事業者の提案というかたちで優先交渉権者というかたちで決まり、その後詳細をこう総合的に作って動き始めるというかたちになります。

子宮頸がん(HPV)ワクチン対象者に接種券を発送しました

2件目ですが、子宮頸がんワクチン対象者に接種券を発送しましたというふうにしております。こちらのリリースの表面にいろいろ書いておりますが、もうご存知の方も多いと思うんですけども、そこの内容にもありますように、元々は平成25年度に国の定期接種の対象になっていたんですが、その直後に副反応が懸念されるようになって、接種自体はできる状態だったと思うんですけど、積極的に行政が勧奨するのをこう控えてきているという状況が続いてました。そこがまただんだんやっぱりこのワクチン効果があるぞみたいなことは医療関係者もよく仰ってて、そういう流れの中で積極的勧奨を再開するというふうにまた方向性が変わった。これ全国的なことです。 ということで、行政から積極的な勧奨を受けられないままにその打つべきタイミングの年齢を過ぎてしまった方っていうのが一定数いらっしゃるので、その学年の方々に順次そのキャッチアップ接種ができますよ、ということで接種券を送付してきております。それで、今年度早々ですね、4月12日に発送しています。この高校2年生相当の年齢の方々約880人をもってそのキャッチアップ対象となるべき方の接種券の発送を一通り終えますということです。

広報かこがわをリニューアルします

3つ目にいかせていただきます。広報かこがわをリニューアルしましたということで、今日はサンプルも配付させていただいておりますが、変更点などはまさにそのプレスリリースに記載をしておりますとおりで、表紙のデザイン・ロゴを一新しております。また、構成というかですね 、それにつきましても8ページから9ページにかこすくひろばという子育て支援に特化したようなところをしっかりPRしたいということで特集ページを設けておりましたり、後ろの方になりますが29ページで縦になっておりますが、右側のかこがわスナップというところ、市の公式Instagramと連動して投稿されたこの市内の写真を紹介するとか、かこがわドリルっていうのも同じページにありまして、子どもも一緒に見て楽しんでいただけるようなきっかけにならないかなということで簡単なクイズがあったりします。また、29ページでかこがわドリルの月替わりでやるみたいなんですが、わたしのがっこうというコーナーがあります。6月号では、両荘みらい学園を特集にしようということになっております。

令和5年度 市民意識調査の報告書がまとまりました

4つ目なんですけれども、市民意識調査の報告書がまとまりましたのでホームページ上で公表してまいりますという件です。これはもうずっと続けて平成28年度から毎年やっている分で、満足度重要度調査などが主なものです。要は47テーマについて市の総合計画で進めているような取り組みのPDCAに使いたいという思いもありまして、その47項目で市民の皆さんが満足されていますかっていう満足度を聞いたり、またその分野についてどれぐらいあなたは重要だと思っていますかというふうなことで、重要さの推移を見ながら改善を図る予定です。
またそこに加えて、ここ2年なんですかね、ウェルビーングの調査を足しています。これは国が旗を振ってくれている地域幸福度っていうのを測ろうとするものでして、LWCIって略されますけれども、私たちもその市民の皆さんの幸福増進を念頭に置いていますので、まさにこれだという思いで連動して動いておりまして、国は国で全国的に、例えば去年でも8万5,000人ぐらいの方に地域幸福度調査のアンケートが実施されていまして、加古川市の方も450名ぐらいがたまたま対象になってたんですけど、市としては450じゃちょっと誤差も大きいので、改めてこの満足度調査に合わせて、一緒に地域幸福度調査のアンケートも差し込むかたちで、ここ2年聞いてきています。
ただ1つのアンケートにですね、地域幸福度の質問紙をどばーっと付けてしまったまま、満足度の前にボンと質問紙を足してしまったことで、ちょっと去年なんかはですね、ずっとやってきていた満足度と重要度調査の質問紙の前に、数十問のアンケートも入れてしまったんで、全体で180問みたいになってしまって、ちょっとアンケート疲れのせいなのか、満足度調査が軒並みとちょっとこう下がったような年になって、他に実際の原因があるんだろうかということでいろいろ振り返りもしたんですが、ひょっとしたら聞き方が変わったことによるものかななんていう話もしていました。いずれにしても数字は常に真実なのでその人の気持ちを表していますので、聞き方を統一というか安定させた状態で構成をしていかなきゃいけないっていう過渡期みたいな状態です。
この令和5年度分もですね、その幸福度調査が入ってから2回目になったんですけども、それに合わせて質問事項は減らしたんですが、依然としてこう100問超えみたいなかたちだったと思うんで、今年度6年度以降においては、アンケートを分離していずれにしてもどちらも無作為抽出で送りますので、満足度調査はまた分離したかたちで28年度以来やってきてたやり方に戻しながら、幸福度調査は別に分離して質問事項も減らしたかたちでやり続けていきたいなと思っています。
今日はお手元に少しカラーも入ったかたちでコピーを一部焼かせていただいています。丸々はホームページにございますので、例えば最初にありますのは、まちづくりの指標一覧いうことで、さっき申し上げました47の指標、一部二行同じのは体系だったりするんですけど47からの指標の満足度です。
見ていただきますと今申しましたように、令和4年度は質問紙が膨大になったので満足度が軒並み落ちています。令和5年度も同じような聞き方でもあるんですが、また下がって水色つけているのが多いというのは真摯に受け止めて、今後の施策で改善を図っていかなきゃなというふうに思っております。
オレンジ色のところは上昇の方ですので、見方としましてはこの表の最後2ページの1番下に米印で網掛けして色を付けているところは標本誤差2.16パーセントを超えて表したものを書いていますように、統計学的にはですね、25万人の人口規模18歳以上の対象ですから、もっと対象は少ないですね。その対象に対してこの2,000ほどの標本数がとれています。6,000人に送って2,034票回答していただいていますので、2,000のサンプルを取れていればですね、誤差の範囲としては2.16パーセントぐらいですので、そこの範囲の上下であれば誤差の範囲かなとなってはいけないんですが、そこを超えてこう前年度上がって下がってるところに付いてると思います。
その後にもう少し棒グラフなどがございますが、割と関心を持って見ていますということなんですが、定住意向についても 4つの選択肢があって住み続けたいとか移りたいけど市内ということで、このオレンジと水色がその2つなんですけど、じわじわ増えてきています。令和5年度も令和4年度よりはじわっと増えたんですが、これももちろん多少誤差もありますので、前年度比で言えば1.1パーセント増ですから、誤差の範囲でたまたま上がって見ているのかもしれませんが、2・3年前と比べると明らかに統計学的にも上昇と目立てられるというかたちになってきている数字ですので、近年いろんな広報宣伝には特に力を入れています。他市に負けないようないろんな取り組みもしてきていますので加古川に住み続けようかなっていう人もパーセントが増え続けてきているというふうな良い方向で見ております。
また、郷土愛、自分の地域に誇りや愛着を感じますかいうことも聞いていまして、これもポジティブなのが水色とオレンジちょっと上の色が違ってすいません。水色とオレンジがポジティブですけども、直近よりはじわっと少し合計値は下がっていますが、誤差範囲のレベルでして、過去に比べれば高まってきてるんだろうなというふうに思っています。
続いては、幸福度と認知度という棒グラフでのグラフがあるかと思いますけれども、これはですね、幸せ度がじわっと高まっているところもあります。その次のページにいっていただいてもいいかなと思うんですけど、こういう幸福度の全国っていうちょっと大きくした棒グラフがありますが 、右側はですね、先ほど申しましたように、国が8万5,000人ぐらいだったと思いますが、全国の方にアンケートを取られた対国民向けの幸福度調査で平均値が6.5ぐらい幸せだと。10がめっちゃ幸せで0は幸せではない。加古川市が改めて2,000人ほどアンケート結果を得た数値からすると、こうなっているので若干高いというふうに言えるかなと思っています。
ただ聞き方がですね、私たちは極力偏りが出ないように無作為抽出でアンケートをパサっと送って返してもらってるんですけど、国の調査の8万5,000っていうのは、どうやらその具体的なサイトは知りませんが、登録されているモニターさんみたいな人に8万5,000のアンケートをとっているらしいんで、そこらあたりからするとひょっとしたらなんかアンケートに答えようとする意識の高い人だったりとか、特定の年齢層による可能性はひょっとしてあるのかなとは思っていますから、厳密にこれと比べて全国的よりうちが幸せとかみんな言ってくれていると言っていいかどうかっていうところはちょっとまだ冷静になれないのかなとは思うんですけども、そういう結果でした。
さっきのページの認知度のところでは、あの手この手と広報宣伝をやってきまして、認知度が高まってきているような部分も見えます。特に、スマートシティは青がびゅっとこう伸びた形になっているところは意識して広報宣伝したようなことがありました。確かに我々の満足度などを聞くわけですけども、何をやっているかがそもそも伝わっていなかったら、その正確というかなんというか聞く意味すらなくなってしまいますので、とにかくこうもう年々やっていることを繰り返しお伝えしていくことをひたすらやらなきゃいけないかなというふうに思っています。その上でその中身について満足をいただいて。
国で配慮してもっと大きく取られてやるべきことだと思ってるんですけど、要はその皆さんが最初の質問紙であなたは10段階でどれくらい幸せですかっていうのを問うてまして、8と答える人もいれば2と答える人もいるという状況で、その続きの質問の中でですね、いろんな分野のことを問うてます。例えば、ここでいう健康状態っていうのが0.44となっていまして、相関係数っていうのが0.4を超えているわけですけども、これはもう前年度も高かったんです。 要は健康だと答えている人ほど幸せだと答えている、不健康だと答えている人ほど不幸せだと答えている、そのグラフの相関関係が統計学的にも強いというふうに見えております。ですので、ここでも例えば自己効力感っていうのが高かったり、住宅環境というのも0.4ポイント増えてるんですけど、 いわゆる自己肯定感が高い人ほど自分は幸せですと積極的に答え、また居心地の良い住環境を持っている人ほど幸せだと答えがちである。公共空間っていうのが4番目の0.35で前年度では公共空間も0.4を超えていたので、0.4っていうのが1つの相関があるといっていい境目といわれているんですけど、こういうことも見えてきました。私たちとしては、例えば自己効力感っていうのがですね、相関係数が高いので、教育委員会で協同的探求学習とかっていう前からやっているんですけど、そういうのでこう自己肯定感の高い子どもが育ってくれるはずだと思って現場でしてくれていますが、そういうことが大事になって目指す形になっていると思いますし、また文化芸術は今回0.31になっちゃったんですけども、去年は0.4超えてきていまして文化芸術に日常的に親しんでらっしゃる方が幸せだという方が多いというのもありますので、音楽のまちとかですね、そういうことを積極的にやっていくのが1つの根拠にできるのかなというふうに思います。
ちょっと4つ目長くなりましたけども、調査結果が出ましたので冷静に見なきゃいけないこととか真摯に受け止めなきゃいけないこととか改善を図らなきゃいけないこととか、今後しっかりやっていきたいと思っています。
そうしましたら、ご質問の方よろしくお願いいたします。

質疑応答

市民意識調査について

(記者)
市民意識調査の件なんですけれども これまでの施策に対して効果が表れるようなところっていうのをいろいろご説明いただいたんですけれども、逆に足りないと思われるような、感じるようなところがあれば教えてください。
【市長】
いつもこういうのを事例でプレゼンなんかで入れる時にもあえてその悪いことを入れるようにしているんですが、いつも言っていますのはですね、 例えば公共交通と地域の道路はよく悪い数字が出ているんです。
例えば2ページ目の上の方の5つ目ですかね、今回の水色25.1になっていますけども、 それと1番上もそうですね27.4になっている土地利用、このさらに下がった部分はもう毎年この30パーセント台に低迷を続けていました。ただこれについてはもう、公共交通特に意識をしまして、数年前からもう予算にも取り組んでまして、特に北部や西部はかなり充実させてきたんですよ。
ですが、なかなか数字には目に見えて返ってこないものですから。やっぱり例えばバスの便利さとかっていうのは、北部の人はもう僕たち改善できていると自信を持っているつもりなんですが。南部のかこバスが特に自分の家の近くに通っていないような人からしますと、もう人口の圧倒的多数がこちらにいますんで、全体的に聞くとこういうことになってしまうのかなっていうのは数字を見て意識をして重点的にやってきていながら数字が改善できていないという。ですからこういうことについてはもっとですね、北部だけでまず取り組みをしたところで満足度の改善を確認していくとか、もっと地域の中で数字を分割して見ていかなきゃいけないなとは思います。そういうところが1つあるのと、あとはそうかとちょっと今道路のことをいろいろ言いましたけど、計画的な土地利用27.4とかその下の3.幹線道路とかですね、まだまだ多いと思っていまして、ハード系は特に兵庫県さんにも予算いただいてやっているんですけどね、やっぱりこう長い年月をかけて家がもう立て込んでしまって、村中の道路が狭いっていうところはもうあちこちありますから、そういうところの意識っていうのもなかなか変えられないとこなのかなと思います。また、ついでですけども、この2ページ目の上から2つ目が加古川駅周辺の魅力どうですかというところでそれは確かにそうだろうなと、姫路や明石を見て思いますので、ちょっと遅ればせながら駅前再整備をバーンと打ち上げていますのは、もうこういう数字ももちろん意識をしています。またそうですね、数字から見えるところで言うとそんなところですけど、観光振興なんかも低いんです。最近でこそ、ふるさと納税でいろんな特産品開発会社も頑張ってくださっていたり、特産品をいろいろと皆さん農業でも頑張ってくれていて 、観光っていう言葉も定着はしてきていると思ってるんです。ただ5年前ぐらいでしたら、加古川で観光っていうと加古川の人がそんな無理やろみたいなことを言っておられる方もいて元々数字も低かった。公園の再整備ができていけば名所みたいなこともあると思ってるんですけど。
(記者)
同じ資料の認知度のところで、十分浸透してきたっていうのがみとろフルーツパークのリニューアル。市長としてもこうね、今ちょっと観光とかそういうところでちょっと力を入れたりとかはしてみたいっていうのが、関西で結構大きめの農業公園っていうことで、その辺に対する期待とかってあるんですか。
【市長】
そうですね、今、1年に1つ市内の大きな公園などがリニューアルされています。みとろフルーツパークは、4月の中頃にプレスリリースさせていただいています。今週末にかけていよいよオープンします。記者の皆さんも明日ですかね、来ていただければと思うんですが、ここはグランピングサイトとかですね、キャンプサイトとか、あと農業の体験だったり、これまでちょっと見られなかったような景色ができるはずですので、市内の人はもちろんのことながら市外からもたくさん来ていただけるんじゃないかと。特に、あそこの場所は近くに漕艇センターがありまして、ちょうどこの春から指定管理者も変わられたんですけど、日常的にボート遊びに行ける場所にようやくなってきました。ですので、そういうのと連動してもらったり、またみとろフルーツパークの向かいの果樹園とどこかが連携するでしょうし、あとみとろ荘というのもありますんで、週末にね、ゆっくりこの界隈で過ごすみたいなセットがあそこでできるんじゃないかなという非常に期待をしています。
以前から元々加古川市内は子どもをちょっと連れて行きたくなる場所が少ないっていうような話があったので、7年度には権現総合公園やスケートボードパークができますし、9年度には日岡山公園、10年にはかわまちづくりもできます。市民の皆さんにも加古川にはこんなところがありますよと誇りを持ってもらえるような場所にもなっていくはずですし、市外からもできるだけ来てもらえるような場所になってほしいと思います。
そうですね、やっぱりこう郷土愛を聞いている質問もありましたけど、 自分のその出身地とか在住地っていうその人の履歴書も大きな一部ですので、やっぱりそこがこう評価してもらえるように、その人自身の自己肯定感を高めるっていう、幸せになっていただくための自己肯定感を把握していただくための地域における自慢できる場所って大事かなと思います。
(記者)
ちょっと重複するところがあるか分からないんですけど、大型公園の再整備というのは多分種まきされたのが続々とこれから形になっていくところだと思うんですが、期待されるところで、先ほどの郷土愛というところに加えて、それこそ関係人口だったり子育て人口の増加だったり、税収だったりとか、市長が期待されるところももう少しうかがってもいいですか。
【市長】
はいそうですね、仰っていただいたようにまずはやはり市民の皆さんに誇りを持ってもらえるような場所にしながら、市外からも例えば神戸や姫路の方から週末に子どもを連れて加古川に遊びに行こかみたいな、そういう流れを生み出すような場所にぜひしていきたいと思います。
また、言っていただいたとおりですけども、やっぱり子育て支援をちょっとしっかり、さらに充実またよく広報宣伝していかねばと思っていますし、そういうまさに場所にはいるのかなというふうに思いますので、そういったことを意識しています。

広報かこがわのリニューアルについて

(記者)
広報かこがわのリニューアルなんですけども、これはなんか 庁内でも市民の方々からとかリニューアルを希望するような声があったんですか。それともこうちょっとそろそろモデルチェンジみたいな感じで今回決まったのかどうか教えてください。
【職員】
前回3年前にさせてもらったので、それぐらいのスパンでリニューアルっていうかたちをさせていただいたような状況です。今回はより子育て世代を意識したものに変えていて、記者会見資料に書かせていただいたような内容で、ペルソナ像である子育て世代を意識させていただいています。
【市長】
フルカラー化を平成29年からしていまして、最近はねちょっと良くなったんですね。結構市から出ていかれた人にも褒めてもらえることもありまして、なんかコンテストとか入賞したりしてましたかね。
【職員】
はい、毎日新聞の広報コンクールなどでも賞をいただくこともありました。
 

かわまちづくりについて

(記者)
ちょっと最初に仰られたかわまちづくりの今年度のざっとしたスケジュール的なものをもう一度教えてほしいです。
【市長】
そうですね。今年度は6月に河川敷内の駐車場とか遊具を設置しようとしている設計が仕上がるはずですので、工事などはその後に今年度の後半にかかってくると思います。国交省さんは国の予算で動いていってくれていまして、5年度中にさっき申しましたように、バイバス南側の法面を階段護岸に整備してくれてまして、今年度はJR北側を階段護岸などに渇水期になりますので、11月以降の工事になるのかなと思います。将来的にはイメージ図にあるような、わんどを子どもさんが水遊びのできる場所に水生生物を観察できるような話をしていまして、これも国交省さんが、JRよりは南側のニッケさんぐらいになりますけど、その辺り本流の中にですね、ちょっと石を置いたりして整備していくんでしょうね。
(記者)
わんどの整備は国交省がされるのですか。
【職員】
はい、そうです。
(記者)
事業者選定って今どういう段階でしたか。
【市長】
1月に募集を始めました。
(記者)
締め切りました?
【市長】
まだ締め切っていないです。2月15日の段階でまず参加表明っていうのを出してもらう、そこで0だったらそれは0なんですけど、タイミングがありましてそこでちょっと何社あったかはちょっと相手のこともあるんで言えないんですけれども、ありまして、その参加表明した方々がそれぞれに詳細の提案を今作成しているところです。
(記者)
提案はいつまで。
【職員】
提案は5月までです。
(記者)
それまでは公にはならない。
【市長】
そうですね。
(記者)
それはいつ。
【市長】
7月頃です。
 

システム標準化について

(記者)
発表の事項とは関係ないんですけれども、3月にですね、国の方からシステム標準化について移行困難だということで加古川市が報告をしたというふうに仰っていたと思うんですが、一部のシステムが移行困難ということなんですけど、現状のご認識とどう進めていくかとか、あと国に対する要望とかこの事業自体についてどう考えるかっていうようなことについて少しお話いただければと思います。
【市長】
そうですね、元々だいぶ早い時期から標準化の目標年限を国が切ってこられたわけですね。加古川市も確か今導入していたシステムの契約年限って、国が決めていた契約年限もちょっと先まであったはずなのが、前倒さなきゃいけなくなるような引き方をされ、当初は河野大臣さんよりもさらに前の人でしょうけども、標準化されることでその雛型みたいなものがみんなで共有できてね、多少ローカルでカスタマイズするだけで安く導入できるんじゃないかと国もそう思ってたと思いますけど、結果的には仕様というか要件だけを国が決められて、結局それぞれが開発するっていうことになってしまったものですから、同じ年度に一斉に全自治体が大システム更新するみたいなことになりまして、業者さんも当然人数と企業数が足りないから値段も高い状況になっています。非常にお金の高いシステム更新を早めてやらされるということになっているかと思います。市の方は僕の聞いてた話では、あまたある分野の中でも以前の更新で多くのところがもう同じ会社でできてたりしていたので、そこと相談しながらほぼ間に合ってできる予定になってるんですけど、1箇所固定資産税のシステムが1年遅れ、そこだけがちょっと多分アンケートではポロっと言っているとこあったんで、そう答えざるを得なかったんですが、むしろスムーズにやっています。
(記者)
国の仕様が出るのが遅いだとか、費用に関してどういうふうに負担割合がっていうのはなかなか出てこないみたいなお話が、はい昨年度ぐらいよくおうかがいしたんですが。
【市長】
はい、そうですね。なんせ国の方もそういう意味ではちょっと当てが外れたかと思いますけどね。ただ莫大な国費を割いてするよう予定通り言ってきてるのだから。多分、国のもくろみとしては次の更新からは、いろんな業者が競い合いの中で安くできるんじゃないかと期待しているのではないかと思いますね。
 

みとろの丘のオープンについて

【市長】
すでにご案内してるんですけども先ほど質問ありましたみとろの丘のオープン記念セレモニーも記者の方に来ていただけるのが明日で、一般の方も含め来ていただけるのが4月28日ですね。すでに4月15日にリリースをさせていただいています。また、この日は、バイク川崎バイクさんの加古川観光大使委嘱式も行いますので、よろしくお願いします。
 
以上

 

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