定例記者会見(令和5年12月22日)

更新日:2024年01月17日

定例記者会見の概要を動画で紹介しています

発表内容

会見要旨

【市長】

今日も年末のお忙しいところありがとうございます。1件ではございますが、私からご説明させていただきます。

かこバスミニ・平岡北ルートの導入について

かこバスミニの新しいルートとして、平岡北ルートを導入いたします。1月9日から運行開始になります。地域の皆さんにとりましては、いい方向への変化だと思っております。
詳細をご説明しますと、これまで、かこバスミニという定時定路線の小型の車両を走らせる形態として、宝殿駅から北へ向かって走っている志方の西・中・東のルートがあったり、 神野山手の山手ルートというのがあります。それと、平岡東が先行して運行が始まっているものと、その他として病院ライナーがあります。
また、平荘ルートというのもあったんですが、前回の記者会見で、チョイソコの導入の発表をさせていただいたのに合わせて、平荘ルートは11月末で運行終了となっています。 
今回のルートとしましては、お手元のカラーの紙をご覧いただくのが1番いいと思いますが、野口山という寺田池の北側で障がい者施設のてらださんがあるそばで、県立農業高校から稲美町の方に向かっていくところ辺りですが、そこを出発して、東加古川駅や密集した住宅団地を回り、ハローズさんや総合文化センターなどに行くことができるルートとして運行します。
兵庫県タクシー協会の東播支部に加入している5社に運行をお願いする形になります。 
1日5往復で10便ということになります。おおむね1時間40分間隔での運行になります。
予算は、今年度に関しましては1月からの3カ月分ですので、大体110万円ぐらいです。当初予算で計上しており、年度当初から予定通りのスタートとなります。
乗車見込みとしましては、先行して走っている平岡東ルートの実績から推計して、1便当たり3.7人と見込んでいますが、それでいくと、投入する税金で割ると1人当たり500円ぐらい補助をしているという形になります。

質疑応答

かこバスミニ・平岡北ルートの導入について

(記者)
今回の平岡北ルートで合計何ルートになりますか。
【市長】
志方西・中・東の3ルートと山手、平岡東、あと、病院ライナーというのがあって、これで6ルートなので7ルート目ということですね。病院ライナーというのは、病院を統合した時に、旧西市民病院の辺りから直行便みたいな形で出ています。
(記者)
駅前から北側のある程度利用が多い施設に行くようですが、神姫バスのルートがなかったということですか。
【市長】
いつもバス、タクシーとの兼ね合いが問題になるんですが、運行自体をタクシーの方にお願いしていますから、タクシー業界としてはご納得いただけているということです。バスは、野口山は元々バスの停留所に近いですが、今回のルートは走っていません。
【職員】
路線バスの既存ルートは、県農前の県道を神野方面から南の新在家方面に行くルートになりますので、今回のルートにある住宅地は、元々狭くて通れないということもあり、1番近くても県農の近くぐらいしかなかったということで、バスとも干渉しないということになります。
(記者)
重複する路線はないということですね。
【職員】
そうですね。
(記者)
バスが休止になったという地域ではないということですか。
【職員】
元々ない地域です。
(記者) 
9日は出発式はしないと。
【市長】
はい。予定はありませんが、もしご取材いただけるとありがたいと思っております。
市としては、公共交通の大きな課題の解消の一つでして、これまで北部とか色々してきたんですけれども、JRの駅近くに住んでいるけれども歩くと遠いという人をどうするかという問題が結構前からあったんです。
平岡の東・北というのは、まさにそれを解消するものになりました。チョイソコまでするとタクシーと競合しますからできませんので、うまくできたなと思います。
 

今年度の花火大会のアンケート結果について

(記者)
発表外ですが、先日の常任委員会でも資料が出ていましたけれども、花火大会のアンケート結果が出たと思います。打ち上げ分散型は、7割超が良かった、大変良かったと出ていました。アンケート結果の受け止め方と、来年どうされたいかお聞かせください。
【市長】
そうですね、今言える範囲でということになりますが、分散型とすることで、従来型だと中央会場まで行けなかった人がたくさんおられ、そのような方のところに小規模ながらも持って行くことで多くの市民の方に喜んでいただける花火大会、市民向けの花火大会という意味で、いい形になってきているんだなと改めて感じております。
ですけれども、1割、2割の方は従来型がいいという人もいますし、従来の会場周辺の人にとっては近いところで打ち上げ場所がなかったりもします。また、志方の方では打ち上げ場所が変わりましたから、その変わる前の去年の場所周辺の人からしても一定の不満を感じることがあるでしょうし。打ち上げの時間、発数、場所などについては、やはりいろいろな声をいただいているのも事実ですので、来年度以降は多数派が喜んでくれているからそれでいいという訳ではなくて、そういう厳しい声や要望というのを、どのように、更に改善する形で取り込み、反映することができるかというのを考えていきたいと思っています。
まだ来年度の打ち上げ方法は白紙ですが、これからそれを早急に考えて、来年度の予算発表をする時には、方向性をお伝えできるようにしたいなと思います。
(記者)
分散型を継続されるかどうかというのはどうですか。
【市長】
今の段階では決まったかのようになってしまうとよくないので、あえて控えておきたいと思います。ただ、元々は中央会場1カ所で10万人近い人を集めるということ自体が安全面の課題をずっと抱えてやってきていました。そして、コロナの3年間の休みを契機にそこに向き合ったというのが転機ですので、同じ形をまた続けるというのは、元々難しいと判断しています。
そういう中で、どのようなやり方をして、より多くの方に満足してもらえるかというのは追求していかなければいけないと思っています。
(記者)
来年は分散型にするかというのはわからないとしても、河川敷で打ち上げて、元の規模で同じことをするというのはないのですか。
【市長】
基本的には安全面がそもそも課題だと思って変更してきていることでもありますので、 決してコロナだから分散型を始めたということではないんです。もちろんきっかけにはなりましたけれども、それだけの理由で分散型にしている訳ではないので、コロナ禍が明けたから元に戻すということにはならないので、そのことは引き続きご理解いただく努力を私たちもしなきゃいけないと思っています。やはりコロナで休止し、コロナが明けきらない時の再開するタイミングで分散型にしたので、コロナだから分散にしたんだろうと思っている人は多いと思うんです。ただそれは、安全面の課題を抱えていたタイミングで舵を切らせていただいたので、改めてご理解いただく努力は自分たちもしたいと思っています。そのあたりは、当初予算の発表時に、方向性を決めて改めて発信をしたいと思っています。
(記者)
やるのは間違いないですか。
【市長】
 そうですね、止めるということはないですね。アンケートにはいらないという方もいるんですが、すごく少数だと思っていますので。ただ、物議を醸し出すような花火大会となってはいけないと思っています。
(記者)
花火の開催方式は別にして、花火大会自体の市民ニーズというのは感じてらっしゃるということですね。
【市長】
そうですね、そう感じています。
 

地元選出の渡海議員が自民党政調会長になったことについて

(記者)
もう1点、国会議員の渡海さんが政調会長になられるというニュースがありましたが、地元選出ということで、どのように受け止められていますか。
【市長】
そうですね、ニュースが飛び込んでくる直前に会合でお会いしたばかりでしたので、驚きはしましたけれども、非常にバランス感覚があられてご経験も豊富な方で、党内でも非常に、また、官僚の皆さんからも人望のある方でしたから、こういう局面においてはなるほどなと改めて思ったところです。 
特に渡海先生が専門でご精通されている分野として、教育や科学技術というのは、今のこの日本社会の状況においては、唯一と言っていいぐらい希望の光を照らすことができるかもしれない分野なので、そういう意味では、与党の政調会長ということですので、未来に明るさを感じさせてもらえるような政策の取りまとめにあたっていただきたいなと思います。
(記者)
今も少しお話いただきましたが、どういうあたりを期待されますか。
【市長】
そうですね、何か1つあげろと言われれば、やはり教育や日本経済の振興につながるような科学技術の進展に向けての予算付けだとか、そのようなところを思い切って大胆にしていただきたいなと思いますね。国際競争に負けないような新技術の開発とか、あと、やはり教育環境は本当に課題が多いので。昨今は、子育て支援でいくら給付しますとか無料にしますみたいな分野ばかりが優先順位が先になってきた経緯があります。これは政治家の責任ですけれども。ですけれども、教育の分野では、そもそも生徒の人数当たりの教員の定数が昔からのままになっており、先生方からしたら、いろいろな対応で苦しんでおられます。表向きの見え方は地味かもしれないですが、本当に教育現場、教育環境を良くするための予算の増やしどころもありますので、そういうところをしっかりやっていただきたいなと期待しています。
 
以上

 

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