定例記者会見(令和5年10月23日)

更新日:2023年11月01日

定例記者会見の概要を動画で紹介しています

発表内容

会見要旨

【市長】

今日もお時間ありがとうございます。私の方から4点ご説明させていただきます。

いとうのいぢさん描きおろし「かこのちゃん」が市の魅力発信キャラクターになりました

1つ目と2つ目はセットのようなところもあるんですが、1つ目は、先日観光大使にもなっていただきました「いとうのいぢさん」が描きおろしてくださった「かこのちゃん」を、市の魅力発信キャラクターに位置付けて活用していきたいという発表です。このかこのちゃんの絵につきましては、いわゆる版権をいとうのいぢ先生が寛大にすべてオッケーをしてくださり、市で使わせていただけることになっています。ただ勝手に表情を変えたりとか、色を変えたりとか、服装を変えてしまったりするのは基本NGで、色を白黒にするぐらいまでならということで使わせていただけます。民間事業者・民間団体の皆さんにもお使いいただけるようにしたいと思っており、基本的にはパッケージなどに付けていただけるようなことをイメージしていまして、一方でかこのちゃんの形そのもののおまんじゅうを作るとか、営業していくようなことは想定していません。基本的には市のPR、イメージアップにつながるような使い方ということで、要件やルールを決めて申請をいただき、承認をさせていただいて使っていただける形を考えています。
いとう先生からは、基本的に市や加古川観光協会で今後グッズを作ったりしていくことについてはオッケーをいただいているので、今検討しているところです。

市の大型PR看板がJR加古川駅南に登場!

市として早速かこのちゃんを活用していきたいということで、市の大型PR看板に使わせていただこうとすでに準備が進んでいます。現在、駅南ロータリーの東側にあるサンライズ加古川ビルに3面看板があります。ビルは区分所有ですが、第3セクターの加古川再開発ビル株式会社がほぼ持っているので、市が広告を出せるようになっており、市として3面使っています。ただ、随分色もあせた状態になっていましたので、3面とも新しくすることにしました。かこのちゃんは、東向き、JRで東から帰ってきた人がちょうど見えるような方向に設置を予定しています。すでに設置が進んでおり、11月1日には足場なども取れて完全オープンします。北側向き、ちょうど線路に面する方向につきましては、加古川のまちを俯瞰したような風景とかつめしの看板で、西側のロータリー側は、かこバスにも付けているSDGs未来都市のロゴマークを掲げることにしております。

両荘みらい学園校歌を観光大使の柴田昌宜氏の編曲・演奏指揮により音源を作成!

3つ目です。両荘みらい学園の校歌についてです。以前にも発表しましたが、加古川観光大使の柴田昌宜さんが新しい校歌の編曲・演奏指揮をしてくださり、音源も作成をいただくというものです。花*花さんが作曲作詞をしてくださっていて、記事にもしていただきました。経緯としましては、開校準備委員会という地元の人も一緒になった委員会で、花*花さんに作ってもらいたいという希望が出て、花*花さんにオッケーをいただいたという訳です。地元の方や学校関係者に、校歌に入れてほしい言葉も募集をして作詞に落とし込んでいっていただいているところです。観光大使の柴田昌宜さんは、今は東京の方の陸上自衛隊中央音楽隊の副隊長でいらっしゃって、指揮も執っていらっしゃるんですが、柴田さんに個人的にお願いし、オッケーをいただき、もちろん組織にもオッケーをいただいているんですが、柴田さん個人が受けられたという形で編曲や演奏指揮をしてくださることになりました。演奏者につきましては柴田さんの音楽仲間から有志の方を募っていただいて演奏していただき、花*花さんが歌ってくださるということになります。校歌の完成は12月頃と聞いています。発表は4月の開校記念式典ということになります。

みなさんのまちづくり活動を応援します!

4つ目です。毎年度募集をし、補助金を使って団体に活動していただいている「協働のまちづくり推進事業」のご案内です。ここ数年同じスケジュールでやっていますが、令和5年の年末にかけて事前相談期間を設けます。そこは必ず経ていただくようにしていまして、そこで一緒にブラッシュアップさせていただき、本提案をしていただきます。本提案は1月22日から2月2日です。その後、公開プレゼンテーションをしていただき、有識者の方々で評価します。補助金の区分は6種類ございますが、令和5年度、6年度と同様です。 
例えば、かわまちづくりのテーマ設定型では、100万円まで補助をさせていただいています。課題解決型の行政提案枠では、認知症高齢者などの支援を何かご提案いただけませんかというもので、上限額100万円で補助率は50パーセントです。また、若い世代への婚活支援で、少しでも出生率を高めたいという思いもあって、婚活支援の事業の提案をしてもらえませんかというものです。

質疑応答

両荘みらい学園校歌を観光大使の柴田昌宜氏の編曲・演奏指揮により音源を作成!

(記者)
両荘みらい学園の校歌について、柴田さんに編曲してもらう理由はなんですか?
【市長】
新しく義務教育学校が出来ますので、皆さんに喜んでもらえるようなスタートが切りたいという思いがあり、地元出身の柴田昌宜さんが音楽の道で大活躍をされていますので、そのような方に編曲していただけるというのは実際に歌う側の生徒にとってもすごく嬉しく誇りに思えることだと思いますので、柴田さんにお願いしました。
(記者)
これの発表は4月の開校時になるんですか?
【市長】
そうですね。
(記者)
ある程度出来たタイミングで公表いただくというのはご検討いただけますか?
【市長】
今のところは予定していませんが、両者のご了解もいるかと思いますし。
(記者)
開校したらそれ自体がニュースとして一番になるので。せっかくここまでされているので、もったいないかなという気がします。
【市長】
貴重なご意見ありがとうございます。お預かりさせていただきます。我々も記事にしていただける頻度が増えるのは嬉しいことなので。
 

いとうのいぢさん描きおろし「かこのちゃん」が市の魅力発信キャラクターになりました

(記者)
かこのちゃんですが、著作権は加古川市にあるんでしょうか?
【市長】
はい。表示もコピーライトで加古川市という標記をしていただきます。
(記者)
キャラクターの位置付けですが、ウェルピーがいますよね。あれはマスコットキャラクターで、それとはまた別になるんですか?
【市長】
別ですね。
(記者)
魅力発信キャラクターということですか?
【市長】
市公式キャラはウェルピーです。ですので、それとはまた別のPRキャラですね。
(記者)
看板のデザインにある「加古川だいすき」という字はいとうさんの字ですか?
【職員】
かこのちゃんと書いてあるのと、上部にあるサインは、いとうのいぢさんの字で、加古川だいすきは職員の字です。
(記者)
それはオッケーなんですか?
【職員】
いとうさんに確認して許可をいただいています。
(記者)
かこのちゃんの今後の展開ですが、服や表情や姿勢を変えたらダメということだと思うんですが、そのあたりはいとうさんに今後お願いをして新たな展開を依頼するとか、何かお考えですか?
【市長】
はい。すでに観光協会から口頭レベルで依頼はさせていただいています。違う服装とかポーズもぜひ作っていただきたいと思っています。
(記者)
いとうさんの反応は?
【職員】
今ちょっとお忙しいみたいなので。依頼自体は受けていただけていますが、作成時期はまだもう少し先の方になるかと思います。
(記者)
加古川市としては発行物などでの掲載やPR看板に使うということですが、他には何か考えていますか?
【職員】
すでに決まっているものとしては、パンフレットにも入れていこうということで、まずは加古川マラソン大会の冊子に挿絵のように入れます。また、加古川市文化まつりの事業で、10月29日に加古川河川敷グラウンドでたこ揚げが予定されています。そのたこのデザインにも使っていただけることになっています。
(記者)
サンライズビルのデザイン看板はいつから設置されているのですか?
【職員】
平成25年度に設置して、平成29年度に更新しています。
(記者)
更新前の光姫(てるひめ)ちゃんは加古川市としてどういうキャラクターなんですか?
【市長】
光姫ちゃんはNHKの大河ドラマを機に誕生したキャラクターで、光(てる)のイメージキャラクターです。かこのちゃんは、加古川市まちの魅力発信キャラクターになります。

 

フリースクールについて

(記者)
発表外ですが、東近江市の市長がフリースクールについて発言されています。フリースクールの推進を文科省が打ち出したことに対して、国家の根幹を覆しかねないであるとか、不登校は親の責任であるとか、という発言をして少し問題になっています。このことについて発言への受け止め方と、岡田市長ご自身の不登校、フリースクールへのお考えをお聞かせください。
【市長】
他市さんのことは後にしまして、我々としましては、不登校児童生徒が700人規模にまで増えてきたことに対して、何とかその方々のニーズを探り、何か場を提供していきたいという思いで、この令和5年度も不登校児童生徒対策として、市内3公民館でわかば教室のサテライトを実施し、また、少年自然の家を使って週2回自然体験型の教室も開いています。ただ、それぞれの場について実績を見ていましても、数人出て来てくれているのかなという感じです。それはそれで良いことなんですが、700人規模いらっしゃることからすると、まだまだニーズを図りかねている状態です。また、今年度の新たな拡充事業として、教育現場にメンタルサポーターを、小学校28校ある中で3人ですが配置をし、少しでもアウトリーチ型で家にいらっしゃる方のニーズが聞けないか、声掛けができないかということをやっています。来年度に向けて、どういう機会があれば、どういう体制を充実させれば、保護者の方も含めてその人たちの希望に応えられるのかということを、来年度に向けて拡充して取り組んでいきたいと思っているところです。ですので、東近江市長さんの言われていることは、発言の前後とか、どういう風に言われたのか分からないので何とも言えませんが、言わんとされていることは、共働きが当たり前になってきていたり、お父さんお母さんが忙しくて家族で話し合う時間が短くなってきているということも大きな社会の変化としてあると思いますので、そういう中で従来に比べれば家庭の中で子どもの育児、しつけの面も含めて十分時間を割けなくなっているところもあるんじゃないかということをストレートに言われているのかなと、ニュースの記事だけ見ればそのように思いました。ただ、詳細が分からないので、何ともコメントしようがないですね。
(記者)
親の責任というのは、明らかに間違っているのかなと思います。通いたくても通えない子ども、通わせたいけど通わせられない親がいるという実情をわかってないのかなと思うんですけど、東近江市長の発言かどうかは置いておいて、親の責任かどうかという点では、市長はどうお考えでしょうか。
【市長】
いろいろなケースがありますので、一概に親の責任とは言えないと思いますね。体調により行けないというケースの方もいらっしゃるでしょうし、共働きで親が対応しきれないというケースもあるかもしれませんし。それはさまざまだと思うので、親の責任と片付けてしまう問題ではまったくなくて、やはり社会全体で、共働きが当たり前の社会においても社会で子どもたちを育てていこうとしているので、多様な機会を皆で作って、役割分担をして子どもたちの学びや育ちに取り組んでいかないといけないと思っています。
 
以上

 

 

 

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