定例記者会見(令和5年5月18日)

更新日:2023年05月29日

定例記者会見の概要を動画で紹介しています

発表内容

会見要旨

【市長】

今日もどうもありがとうございます。それでは4点、まず私からご説明をさせていただきたいと思います。

省エネ家電買替キャンペーン

1つ目の省エネ家電買替キャンペーンですけれども、これにつきましては昨年度も1回実施をいたしました。具体的には令和4年12月14日から購入期間のスタートとしまして、当初は2月13日までと言っていたんですが、予想以上の購入申請がありましたので、期間を短くして1月25日までで終わらせていただきました。当時もエアコンと冷蔵庫の一定容量以上のもので省エネ基準を満たしているものを対象に実施をしておりました。今回は2回目ということで、前回を踏まえていろんなお声がありましたので、少し中身を見直した形で実施をしたいと思っております。お手元のプレスリリース資料にあるとおりの購入期間を予定しております。予算としましては、当初予算で議会に承認をいただいている分で1億4,000万円です。前回は1億738万円の決算額でございました。変更点としましては、前回は冷蔵庫は401リットル以上、エアコンは4.0キロワット以上と大型のものに限っておりましたけれども、やはり小型の分も対象にしてもらいたいというお声はたくさんございましたので今回は思い切って容量の制限をなくす形をとります。一方で、補助金額の率につきましては、ちょっと下げさせていただきたいと思っていまして、前回でしたら例えば購入額の20パーセントを助成率としておりましたが、それを15パーセントに下げさせていただきます。一方で、助成をウェルピーポイントで受けていただける方は、前回25パーセントを還元という形をとっていたんですけれども、そちらの方も5パーセント下げる形で20パーセントにします。助成の上限金額も6万円だったんですけれども、それを5万円に、ウェルピーポイントの場合は6万ポイントに、それぞれ1万円分下げさせていただくというような形になります。

対象家電自体はエアコン・冷蔵庫でそのままという形をとろうと思っております。もう少し変更点としては、省エネの基準年ですけれども、省エネ法で定められているその製品ごとの基準となる数字があるんですけれども、エアコンは、目標年度を今回は2027年度とか29年度という数字を基準として目標としたいと考えております。その100%以上の達成率であればOKということになります。

観光大使:上野樹里さんによる「ゼロカーボンロゴ」が完成しました

2つ目は、観光大使の上野樹里さんがゼロカーボンロゴを作成してくださいましたという件です。ゼロカーボンパートナーシップについては、4月10日プレスリリース資料としてご案内をさせていただきました。要は一緒にゼロカーボン、カーボンニュートラルを進めていきましょうということで、それぞれに工場やお店・事業所などで何かしらかの取り組みを進めていただける方々と協定を結んで、その団体の取り組みをホームページで紹介させていただいたりとか、また経産省の資源エネルギー庁がやっている省エネ診断の補助を市が全額負担する形で受けていただけるようにするとか、そういうふうなことでお願いをしております。それに対しまして、今回新たに上野樹里さんがゼロカーボンパートナーシップのロゴを作ってくださいました。例えば名刺に入れるとかホームページに掲載されるとか、そういう形でご利用いただき、このゼロカーボンパートナーシップをさらに進めていきたいなと考えているところです。このロゴ自体に込められたいろんな思いとか狙いとかを上野樹里さんが考えてくださっていまして、動画でメッセージも作ってくださっています。ですので、動画を見ていただいたら一番その意図されてるところが伝わると思います。ロゴ全体を青と緑の基調で丸い形にして地球の表現をしてくださったり、ゼロとカーボンのOのところが少し太陽と月とかになってたり、サステナブルという思いを込めていただいたりしています。あとは高御位山が下の部分に表現されてましたり、川の三本線の部分を表現していただいたり、あとの所は新芽になっていたり、加古川のgがお花になっていたりと自然のイメージを出していただいています。今回こういう私たちからの申し出に対しましてもご快諾をいただいて、数十パターンも描いていただいた中から選び抜かれたという事です。これまでにも度々加古川市内の方に足を運んでいただいていることは、情報が出ています通りでして、もともとは令和3年12月21日に観光大使になっていただいたわけです。その時、確か1泊2日で来てくださってご自身で市内を巡られながらスタッフの方と動画の撮影もされていて、それを加古川オフめぐりという形で7本の動画を配信いただいているという状況です。多い回になりましたらもう30何万回とか再生されている状態です。その後は令和4年12月3日に母校でいらっしゃいます加古川小学校の創立150周年式典にも出席いただきましたし、今年1月8日の成人式はたちの集いにおきましては、ビデオメッセージを参加者の方に送っていただきました。さらに、つい最近なんですけれども、4月24日から25日にかけて加古川にお越しいただいておりまして、日本毛織さんの印南工場を視察されたり、また、たかみくらファームさんとかイチゴのはたやさんというフルーツ工房にも行っていただいております。何度も来ていただく中でいろいろお話をいただくわけなんですけど、特に農業、土壌を劣化させたりしない減農薬・無農薬といった農業のこととか、また、持続可能な観点からの環境問題をライフワークのようにいろいろな取り組みを始められている方ですので、市としましても何か足を運んでいただくに当たって、そのライフワークとされている部分と重なるようなところを見つけていきたいなと思いを持っていましたから、今回こういうロゴの作成をお願いさせていただいて、実現をしたという所でございます。

防災情報をまとめたポータルサイトを開設

3点目ですけれども、防災情報をまとめたポータルサイトを開設というものです。概要を少し説明させていただきたいと思います。令和4年度の当初予算で議会の承認をいただいた予算により事業者を選定し、システムを構築し、6月1日の開設に向けて準備を進めてきたものです。

大きくは2つの要素があると思っていまして、1つは市民の皆さまに向けてポータルサイト、いわゆるホームページの1つのサイトで、日頃から皆さんに知っていただきたいさまざまな防災啓発情報というのを掲載しているサイトをオープンしますというものです。もう1つは、いざ災害を受けたときに、例えば水が溢れているところがあったり、木が倒れているところがあったりすると、そういう現場の写真などを災害対策本部の中で迅速に共有できて対応を行うことができるような、そういった内部のシステムを構築するというところも、実はセットでなっているものであります。

また、防災情報につきましても多言語対応をもちろんとっておりますし、加古川市の気象情報でありましたりとか、さまざまな防災マップに書かれているようないろんな情報もそこで見ていただけるようになっております。いざ災害が起きたときには、もちろん災害専用サイトみたいな状態になるわけですけれども、さまざまな警戒警報情報などももちろん見ていただけますし、水位を監視するカメラの画像とかですね、これまで気象庁の出してる情報があったり国交省さんが出している情報があったり、県の情報があったり市の情報があったりと、見ようと思えば検索するとどれも見れたんですけど、それらの情報を全部一元的に取り込んだ形で、このサイトで参照していただくことができるという物になっています。

先程少し申しましたように、その市民の皆さまへのポータルサイト的な部分とはまた一方で、そこにどんな情報をお見せしていくのかというようなことを内部で検討して掲載していくわけなんですけれども、例えば台風が来たときに、市民の皆さんからどこどこで木が倒れてますという情報がありましたら、その通報を受けて現場を確認をしに行く時に職員がタブレットを持って行き、現場でパシャッと撮った写真をその場からシステムの中にアップすることができますし、災害対策本部にいる我々がその画像などもすぐに参照でき、入力された文字も内部で共有ができます。そうすることで迅速に指示を出すこともできます。また避難所を開設していく際には、市民の皆さんにもどこの避難所が開設されていますという状況や混雑状況なんかも情報提供できます。職員が現場におりまして、そこでいろいろな情報をこのシステムの中に入力して共有をし、また次の指示につなげることができるとか、そういうものになっています。

市役所ロビーコンサートが300回目を迎えます

最後は、市役所ロビーコンサートが300回を迎えますというものです。これは市役所新館1階のロビーでコンサートをお昼にさせていただいていまして、初回は平成9年4月だったということです。但陽信用金庫さんにクリスタルピアノをご寄贈いただいたのがきっかけだったと聞いておりますけれども、回を重ねてきまして、300回の節目を迎えようとしております。その300回記念ということで、特別コンサートとして陸上自衛隊の中部方面音楽隊の皆さんにお越しをいただいて演奏いただこうと思っています。

 覚えておられる方もいらっしゃるかと思いますが、加古川の観光大使をしていただいている柴田昌宜さん、指揮者で中部方面音楽隊の隊長でいらっしゃいました。柴田さんご自身は今は東京の方の中央音楽隊の確か副隊長だと思うんですが、ご栄転されて異動されているんですけれども、そういった柴田さんにいただいたご縁がありましたので、この度自衛隊にお願いをしました。ピアノ・フルート・オーボエ・ファゴットの4名の方にお越しいただいて、演奏をしていただけるということになっておりますので、よろしければ、ぜひまた取材していただけたらと思います。

質疑応答

観光大使:上野樹里さんによる「ゼロカーボンロゴ」が完成しました

(記者)

 ゼロカーボンロゴの上野さんの動画なんですけど、これはどちらかで公開されるご予定ですか。

【職員】

 本日市のホームページで公開する予定にしております。市公式ラインでも合わせて周知させていただきますので、こちらでご覧いただけるようになっております。

(記者)

 数十点作られたのが全部市に来て、市の方が選んだと。

【職員】

 上野さんが直接、4月25日にお越しになられたときに何点かお持ち寄りになられていまして、その中から我々がコンセプトにかなうような図柄を選ばせていただいて、そこからさらに我々の思いをお伝えしたところ、いろいろなパターンをクレヨンで描いてみたり、パステルで描いてみたり、いろんなパターンで描かれていて、その後日はラインでやりとりをしながら相談しながら最終的にこれで双方合意に至ったという形です。

(記者)

 候補が何個かあって、その中から相談し合いながらと。

【職員】

 実のところ、24日、25日とお越しになられていたときに、ご自宅で描かれていたものもございましたし、先日宿泊されたホテルのメモ書きに描かれているようなのもございまして。メモ書きにいろんな案を描いていただきまして、この中から我々共と相談させていただいて、地球であるとか川とか高御位山であるとか、その辺のところがコンセプトとして合致するということで、いろいろなものを詰め込んでいただいた結果がこのロゴになります。

(記者)

 市長ご自身、これをご覧になられて、どういうご感想をお持ちですか。

【市長】

 すごく優しいイメージで、皆さんにゼロカーボンとか脱炭素のことについて新たに関心を持っていただけるきっかけになるんじゃないかなと思いますし、企業や団体の方におかれましてもすごくいいイメージというか、イメージアップにつながるような素晴らしいロゴだと思ってます。非常にありがたいなと思っています。

(記者)

 上野さんに依頼されたのはいつぐらいですか。

【職員】

 依頼を打診したのは1月23日と記憶しております。

【市長】

 確かそうですね。それで2月か3月に来ていただけるような話があって、ちょっとスケジュールがお忙しい方なのでどんどん変わって、最終的に4月になったんですね。その間に考えてくださったのを持って来られたというところです。

【職員】

 1月23日にお話をした30分後には、5案か6案か作っていただいていました。

(記者)

 話っていうのは電話で?

【職員】

 オンラインで画面越しに話をしました。

 

省エネ家電買替キャンペーン

(記者)

 省エネ家電買換キャンペーンですけれども、容量の制限をなくすというのは改めてどういった意図なのかもう少し教えてください。

【市長】

 そうですね。前回大型のものに限らせていただいたんですね。家電の種類としても冷蔵庫とエアコンとしました。その心は、消費電力の大きいものがCO2の発生により多くつながっているものというところです。ですから、今回家電の種類としては、2つそのまま維持するんですけれども、かなり大型だったんですよね。14畳以上クラスのエアコンとかでしたから、より小型の家族2、3人のご家庭でも使えるようなサイズのもしてほしいというお声もあったので、そこに対象を広げました。市民の声を受けて変更したということです。

(記者)

 基準としては、省エネ基準達成率が100%以上、目標年度は2021年で、これは冷蔵庫の場合ですけど、これだけなんでよくわからないのですが。家電量販店とか行ったらそういうものがたくさんあるわけなんですね多分。

【市長】

 そういう風に表示がされていますね。統一のロゴみたいな様式になってまして、前回もそうでしたけども家電量販店さんは特に慣れていらっしゃるので、これが対象になりますということで大きく表示をしてくださっているので、消費者の方が悩むところはあまりないのかなと思います。

(記者)

 確か前回は設置に対する期間を申し込み期間として設けてたと思うんですけど、今回は購入期間としているんですか。

【市長】

 申請期限が8月31日としていまして、購入されて設置される家電リサイクル券をもって買い換えとなるので、新規ではなく古いものを持って行ってもらうというとこまでできて初めて申請ができることになります。

(記者)

 前回は確か設置してからの申し込みだったと思うんですけど。

【市長】

 そうですね。

(記者)

 今回は購入からという事ですか。

【市長】

 購入期間からです。同じです。

(記者)

 購入期間が6月12日から8月13日になってますけれども、例えば6月12日に購入して、エアコンだとその日の内に設置できないことが多いと思うんですけど、その場合はまだ申し込めないってことですか。

【市長】

 そうですね。

(記者)

 厳密に言うと、購入期間が6月12日から8月13日じゃなくて、設置した期間ってことですね。

【市長】

 対象にする家電自体の購入期間としてここでは一応させていただいて、申請までには設置していただかないといけないので、申請期限というか設置期限を8月の末に設定をしてるということです。2カ月の購入期間があるということは間違いないです。

(記者)

 申請の受け付けは6月12日から8月13日ということですか。

【市長】

 申請の受け付けは8月31日までなんです。要は購入をされただけだとすでに持っているものがあるかどうか、買い替えなんで何もないところに買っていただいても対象にしませんので、ちゃんと前の物があって置き換えてというところまでされて申請ができるという状態になります。

(記者)

 設置してから申し込みできるんですよね。

【市長】

 そうです。

(記者)

 その一番最初が6月12日ってことですか。

【市長】

 その日に設置できるケースがあればということですね。例えば街の電気屋さんとかで朝買って夕方には行くとこもあってもおかしくないと思うんで。

【職員】

 実際前年度も予算がすぐなくなるというお声があったため、申請のスタートが12月14日でしたけれども、その日に買ってその日に冷蔵庫とかでしたら設置してもらってその日に申請された方もおられます。その前日以前にいろいろ家電屋さんと調整はされていたんだとは思いますけども。おっしゃるように購入期間というのは6月12日から8月13日です。最遅で8月13日に買われたとしてもOKですし、その後2週間程度で設置して、8月31日までに申請をしていただきましたら対象になります。

(記者)

 6月11日に買って12日に設置したら対象にはならないですね。

【職員】

 ならないです。

(記者)

 購入する期間はあくまでこの期間で、設置が31日までにという事ですね。予算が上限に達したらってことですけれども先着順ってことですかね。

【市長】

 現場の考え方としましては、前回はすごい勢いで年末売れましたんでね。家電量販店などにずっと電話で確認をしてくれて、どれくらいの購入がありましたかとか、必ずしも購入が全て申請されるんじゃないとは思うんですけど、それをずっと確認しながら、最後はちょっと早めにホイッスルを吹いて終了したんですね。

 ですから、途中でかき集めた予算を投入しましたが、全部使い果たすとこまでは行かずに終えられました。今回も予算があるわけなので、最後は笛を吹くんですが、もしちょっと溢れたところがあれば、抽選ということにはなるんでしょうけど、そうならないようには締め切りたいと思っています。

【職員】

 その辺は、申請は先着順になりますので、例えば8月30日に予算がいっぱいになった場合は、8月31日に申請に来られた方は対象外という形になりますが、もう既に購入されておられるというところがやっぱりネックでして、あらかじめその旨は家電小売店さんからも説明していただきますし、申請書の誓約書にも予算がいっぱいになった場合は対象に外れる可能性がありますということはよくよく周知をさせていただいているつもりでおります。

(記者)

 恐らくその容量の制限を廃止しているので、また殺到するのではないかというのは想像されます。前回みたいに明らかに申し込みが多くて、1週間ぐらい前に告知して締め切りを早めるということ前回はしたと思うんですけども、そういうことも申し込み状況次第でしょうけどされるんですか。

【職員】

 お店側からするとせっかく販売したのに設置する間に申請がいっぱいになってしまうと、設置の段取りが遅れたためにということになり店側にもクレームの元になってしまいますので、できたら早めるのであれば早める期限を公表して欲しいというのは、お店側の気持ちとしてはあるようです。ただ、我々としては、議会から承認いただいた予算をできる限り執行したいという歯がゆいところではあるんですけれども、購入状況も逐一把握をしながら、どこでホイッスルを鳴らすかっていう部分も踏まえて調整をしていきたい。執行状況を見ていきたいと思います。

(記者)

 ちょっと気が早いですけれども、上限にあまりにも早く達しそうだったら増額もあり得る話しですか。

【市長】

 前回は同じ分野の他の予算で確か充電ステーションの設置補助ですね。あの予算が明らかに不用額が出そうだったので、どーんと入れて急遽増やせたんですが、今回そういうのは予定としては今の所ないんですね。充電ステーションの設置補助制度は今年度もありますが。その辺りは始めてみてからですね。

【職員】

 環境部としましては、前年度大型の家電は売れきっているわけじゃないですけど、売れていますので、小型になってくるのかなと。小型になると単価は安くなる。かつ今回は補助率上限率も下がってきますので、1件当たりの補助額というのは減ってくるのかなと。実際のところ、前年度の決算見込みでは約2,550件なんですけども、今年度は5,500件ぐらいは何とか耐えられるんじゃないかなという予算にしておりますので、倍以上受け入れるのかなとは思っているところです。

(記者)

 前年度の決算はまだでしょうけど、実績としては2,250件で1億738万円でしたか。

【職員】

 1億738万円です。

(記者)

 買い替えたい人がピークになる時期は被ってるんで。買い替えたい人は多分補助を使うんじゃないかと思うんですけど。

【市長】

 たくさん来るでしょうね。

(記者)

 エアコンの設置期間ってこんなに短くて大丈夫なんですか。

【職員】

 去年もその辺は心配をしておったんですが、幸いなことに近隣市町で同じ事業をしてませんので、他市の工事事業者さんとかも加古川に集中して設置をしていただいていました。

(記者)

 去年というのは冬場じゃないですか。

【職員】

 冬場です。

(記者)

 今回、夏場もろですよね。

【職員】

 確かにそれはおっしゃるとおりです。

(記者)

 夏場でエアコンを6月に頼んでも設置が9月になるというパターンが結構あったので。何年前だったか、酷暑だった年なのかそうなってたと思うんで、これで大丈夫なのかというのがちょっと心配なんだけど。申し込み期限が8月31日になっているけど。

【職員】

 もしおっしゃっているのが去年の夏だとすると、半導体が不足して入荷が遅くなって3カ月待ちとかいう話は聞いておったんですが、去年の冬場は幸いに落ち着いていまして、今はそんなに半導体不足で入荷が遅れているという話を聞いておりませんので、設置が原因で遅れるというところはないのかなと。ただ、家電量販店さんに先程も電話させていただいたら、やはり繁忙期なのでかなり混み合うかなという予測を立てておられています。

(記者)

 繁忙期で、これがもろに被ったらかなり厳しいでしょうね。通常考えたら。

【市長】

 ただ、9月にしか設置できませんと言われたらもう買わないでしょうからね。夏が終わってから付くって言われたら。だからそれは売れる範囲で店も売るでしょうし。早目にこういう情報は予算段階から提供はされてますので、それなりのできる限りの準備はしていると思います。

 

防災情報をまとめたポータルサイトを開設

(記者)

 防災のポータルサイトなんですけど。これは珍しい取り組みかと。自治体で全部まとめてというのはあんまりないかなと思ったんですけど。ここに至るまでのというか当然あった方がいいのはもちろんどこでもあった方がいいんですけど、作ろうってなった問題意識の始まりというかきっかけみたいなのはあったんですか。

【市長】

 実は今日の午前中に、実際にこのシステムを防災部の職員と一緒に触らせてもらってたんですけども、阪神間の自治体なんかで、神戸、西宮、宝塚、三田あたり似たようなものをより早くやっているようです。我々としましても、例えば台風が来た時にいろんな市民からここは大変だとか、土のうくださいとか電話がジャンジャン鳴るみたいで、いろんなデジタル機器があれどもですね、結局メモをとって電話でやりとりして、バタバタバタバタやってきたっていうのも現実みたいなんです。また防災情報一つ発信するにしても各SNSとか防災ネットかこがわとかいろいろありますが、それらも順番に発信していくので数分何秒の差とはいえタイムラグが実際起きてたりとかありました。

 また、これは内部のことかもしれませんけど、各避難所に行っている職員とか、現場を見に行っている職員との情報共有も、本当に電話やアナログ的にならざるを得ないところもありましたので、そういうところは1分1秒でも早く改善するというのは大事なことでしたから。

 そういう先行自治体の事例も防災部においてよく調べてくれまして、導入していこうというような流れがあったということです。

(記者)

 先行自治体はポータルサイトに限らず、危機管理の共有システムみたいなものも入れてたみたいなところがあるようです。

【市長】

 自治体によっていろいろあるんですね。

【職員】

 他市でも同じような形で内部の情報管理や、それから外部への情報発信といったようなものを一体的に構築をされている例が多かったです。

 

以上

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