定例記者会見(令和4年10月25日)

更新日:2022年11月22日

発表内容

会見要旨

【市長】

本日もお忙しい中ありがとうございます。

私から4点発表させていただきます。

玉岡かおるさんが観光大使に就任

1点目は、市内在住の玉岡かおるさんが観光大使に就任いただけることになりました。これまで観光大使はいろいろな方になっていただいており、今回で20番目になります。11月5日の16時半から兵庫大学で委嘱式をさせていただきます。その後の17時から、玉岡さんの一番新しい作品の「媽祖(まそ)」と言う能舞台の実演が兵庫大学で行われますので、その前の時間を少し頂き委嘱式をさせていただこうと思っています。イベントの詳細は資料のとおりです。直近では、かっつん・デミーちゃんのキャラクターに19番目の大使として委嘱をしたところです。

かこがわウェルピーポイント20%還元キャンペーン開催!

2点目は、かこがわウェルピーポイントの20%還元キャンペーンを行います。キャンペーン期間は11月1日から11月末までの1カ月間とし、ウェルピーポイント加盟店でのお買い物が対象となります。1回の上限は1,000ポイントで、最大1アカウント5,000ポイントまでです。12月の中旬頃には一括で還元できるかと考えています。財源は新たな歳出予算ではなく、これまで付与させていただいたウェルピーポイントは2年間経つと失効しますから、その失効分が9月末時点で約120万ポイント、すなわち120万円分のポイントが貯まっていますので、それを使わせていただきます。ウェルピーポイントは個人に付与した段階で市としては歳出予算を支出しているわけですが、それが失効ポイントとして余ると事業者の所に貯まります。これまでも貯まった分については、協議をしてこのような還元キャンペーンをしたり、制度の普及促進の経費にあてさせていただいたりしてきましたが、今回はこの120万失効ポイントを使って11月に2割キャッシュバックをしたいと思っています。

このウェルピーポイント制度の現状を少し紹介させていただくと、今年の4月からリニューアルしました。それまではカード自体にポイントが記録され、お店の側ではそのカードを読み取るための端末の導入に何万円と負担があり、普及の妨げになっている要因だと考えていました。この春からは、運営会社でポイントを一元的に管理し、QRコードでスマホから決済ができるようになりました。アプリだけではなくQRコード付きのカードもあり、この新しい方式に切り替えて頂いた方には300ポイントを付与するキャンペーンもしてきました。その結果、新しいQRコード版に移行していただいた人数は10月の中旬時点で3,635人となっています。内訳を見てみると、70代の方が一番多くて45.98%を占めています。80代の人が25.99%で、その次が60代の12.64%です。60、70、80代の方で5分の4ですね。なぜそうなったかというと、ポイントが付与される活動自体がいきいき百歳体操で1回50ポイント付きますので、体操しながら貯めていただいている方が結構いらっしゃるとか、学校の放課後子ども教室で自分の得意なスキルを子ども達に教える活動などで50ポイント付くので、高齢の方が比較的多いという事で、利用者もその年代の方が多くなっているという事です。我々としましては、例えばこれまでペイペイで2割還元というキャンペーンを4回やってきましたが、ご高齢の方がスマホでペイペイを使えないという声がありました。市議会からも高齢者に何かないのかという意見もずっとありましたので、このウェルピーポイント制度はご高齢のユーザーも多いことから、ポイントを使えるお店を広げていき、この先高齢者の方への応援支援ツールとして使えるのではないかという思いを持ちながら、今一度利用できるお店を広げ、普及を図りたいという思いです。

店舗数は10月1日時点で46店舗です。発行ポイントの実績としては、前年度の令和3年度では635万8,250ポイントが発行され、それが学校に寄付されたり商品に交換されたりお店で使われたりしています。コロナ禍でなかなか実績が伸びにくい2年間だと思いますが、増えてきていると思います。

以上が失効した120万ポイントを使った11月の2割還元キャンペーンです。なお、次の臨時議会に提案予定の補正予算で、1月と2月にウェルピーポイントの20%還元キャンペーンもしようと考えています。

みなさんのまちづくり活動を応援します!

3点目です。『みなさんのまちづくり活動を応援します!』ということで、協働のまちづくりを推進する補助金制度を次年度に向けて募集を開始します。事前相談として、10月26日から12月14日にご相談を受け付け、関係機関との話し合いもし、年が明けた1月30日から2月10日の間に本申請をしていただき、後日審査委員の前でプレゼンをしていただいてから交付先を決定していくという流れです。令和5年度分になりますので、予算としては3月の市議会で承認が得られれば交付できるということになります。これまでとの違いを申しあげると、かわまちづくりのテーマ設定型とは別に、課題解決型の行政提案枠として、例えば「こども食堂」などをしてきましたが、今回は新たに「女性活躍の推進」や「デジタル技術を使った市内での実証実験」という提案も新しく行政提案枠に加えました。これまでスマートシティは、市主導でカメラを設置したりしてきた訳ですが、スマートシティを標榜している市らしく、実証実験を市内でやってみたいという地域の人に対して補助が出来るようにしました。

JR加古川駅にストリートピアノが登場!

4点目は、JR西日本さんのご協力も得られ、ストリートピアノを加古川駅に置かせていただけることになりました。既に明石駅や姫路駅、神戸駅にも置いてあります。

ピアノは市内幼稚園で使っていたものです。初日の11月1日は11時からオープンニングセレモニーを予定しており、ウェルピーがピアノ演奏をするというパフォーマンスもします。広報11月号でもピアノを取り上げて紹介する予定です。

質疑応答

みなさんのまちづくり活動を応援します!

(記者)

みなさんのまちづくり活動の補助金ですが、テーマ設定型の「かわまちづくり」は3年目ですよね。

【市長】

3年目です。

(記者)

今年度まで2回連続で受けているところもあると思いますが、来年度も受けられるのでしょうか。

【市長】

はい、受けられます。

(記者)

同じ内容でも受けられるのでしょうか。

【市長】

はい、そうです。

 

玉岡かおるさんが観光大使に就任

(記者)

玉岡さんですが、これまでにも委嘱しておかしくなかったと思いますが、今のタイミングとなった理由は。

【市長】

玉岡さんは元々三木市のご出身で、今は加古川に住んでおられます。確かにこれまでに委嘱してもおかしくなかった関係でしたが、全国的に活躍されていますので、ちょっとタイミングが見つけられないまま今に至りました。今回改めてと言う意味では、最新作となる「媽祖」という能の台本を初めて手がけられ、これまでは歴史小説や現代小説、エッセイなどいろいろありましたが、新しい境地に初めていかれて、京都の観世会館で初演が行われた作品が兵庫大学でも上演されるタイミングと聞いていますので、このタイミングで委嘱をさせていただきたいとお願いをしましたところ、快諾いただけたというところです。

 

かこがわウェルピーポイント20%還元キャンペーン開催!

(記者)

ウェルピーポイントですが、ボランティアやいきいき百歳体操をしたらポイントが得られるということですが、お店で買い物や飲食をした場合もポイントが付くのでしょうか。

【市長】

はい。付きます。

(記者)

何%ですか。

【市長】

1%です。

(記者)

通常は1%のポイントが付くところが、キャンペーン期間は20%になるということですか。

【市長】

21%分付きます。

(記者)

今回のポイント還元は、いきいき百歳体操などはポイント還元対象にならず、あくまで加盟店舗での支払いで付くということですね。

【市長】

そうですね。

ペイペイでのキャッシュバックは4回行なった中で、先ほど申しましたように、いろいろな声が確かにあります。ペイペイは商品券を発行するのに比べると事務費があまりかからないという強みがありますので、デジタル化の流れに乗って行なってきたのですが、もしほとんどの高齢者の方がウェルピーポイントカードを持っているという基盤が出来ていたら、もしかしたらポイントを付与する形でコロナ禍の支援をするということもあったかもしれません。今はまだ使える店舗が少ないので、今回のキャンペーンなどで店舗側が制度を導入しようかなというところが増えていって欲しいと思います。

 

以上

 

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