定例記者会見(令和4年7月20日)
発表内容
会見要旨
【市長】
本日もありがとうございます。
本日はスタッフ一同ポロシャツを着ていますが、これは、7月8日に記事提供させていただいた加古川市版のSDGsロゴ入りのオリジナルポロシャツです。各自で購入したうえで、業務で着用することができるようにしています。着用期間は10月末までとしていますので、庁舎内で着ている者を見て頂けるのではないかなと思います。
それでは、私の方から3点お話しをさせていただきます。
「両荘みらい学園」校歌を制作します!
1つ目は、令和6年春の開校に向けて準備を進めています両荘みらい学園の関係です。新しくできる義務教育学校の校歌と校章について、校歌に入れたい言葉のフレーズや、校章のデザインを関係者の方に募集をしています。開校準備委員会の方で、校歌はぜひ地元にゆかりのある方で、口ずさみやすい親しみのある校歌にしたいという声があり、花*花さんに打診したところ、ご快諾を頂けたという事です。これは、非常に珍しいケースになると思いまして、本日発表させていただきました。
花*花さんは、ちょうど我々の40代ぐらいの世代が、20歳前後の頃に活躍されていまして、私もテレビでよく観ていました。こじまいづみさんが加古川市のご出身で、幼稚園の頃までは氷丘地区にいらっしゃったそうです。もう一人のおのまきこさんの方は、BAN-BANラジオに出られているというご縁もあります。
応募いただける方は、両荘地区在住者や、平荘、上荘の小学校、両荘中学校の児童生徒、その卒業生の方、教職員の方等です。募集期間は9月16日までとしています。校歌に使ってもらいたいフレーズを募集しますが、歌詞自体を文章で募集すると、なかなかハードルが上がってしまいますので、このような単語、フレーズで募集するようにしています。たくさん応募があると思いますが、集まったものについては基本的に全て花*花さんにお渡しします。開校準備委員会の方で、集まったものの中から、これだけはと言うものもあると思いますので、そのあたりは制作過程の中で調整をしていただきたいと思っています。開校までまだ1年半ほどありますので、その期間をかけて校歌を作っていただけると聞いています。
校章のデザインも併せて募集をしており、これまでは、平荘小と上荘小、両荘中学校がそれぞれカラーもデザインも違いました。色は、平荘小でしたら緑、上荘小だとエンジ色、両荘中学校は紺色でした。これら3色はスクールカラーとして改めて位置付けをすると聞いています。
第1回ウェルネスティーンズコンサート開催
2つ目は、これも楽しい企画です。ウェルネス協会が、この春から一般財団法人化していますが、加古川市とウェルネス協会が一緒になって共催する形で、第1回ウェルネスティーンズコンサートを開催します。
今年度から「音楽のまちづくり」を掲げており、そのための事業です。9月4日の午後1時開演を予定しており、高校生吹奏楽部のコンサートを市民向けに行いたいと考えています。
ご存知のとおり、加古川市内の中学校は、毎年のように全国大会に進むほど音楽のレベルが高いと言われてきました。そのようなことから、音楽のまちづくりを掲げています。この度は、市内の6つの高校、加古川北高、南高、西高、東高の4高校と、東播工業高校と県立農業高校、あと稲美町になりますが加古川市民もたくさん通っています東播磨高校を合わせて、合計7校で出演していただこうと思っています。今ウェルネス協会が準備を進めていますが、高校生たちが自ら内容を企画するなど、細かいところまで関わってくれているようです。そのようなプロセスが凄くいいなと思っていまして、ライングループも作って、意見を出し合いながら準備をしているようです。
また、特別企画として、加古川市の観光大使をしていただいています柴田昌宜さん、ついこの間まで中部方面の自衛隊音楽隊の隊長で、今は東京の方の音楽隊に移られていますが、その柴田さんに、コンサートプロデューサーとして、就任いただけることになりました。高校生の指揮をしていただくことも予定しています。また、NHK交響楽団の首席トランペット奏者でいらっしゃる菊本さんをはじめ、N響の方2名を含む5名の金管奏者に来ていただいて、高校生と一緒に共演いただくようなプログラムも予定しています。吹奏楽部の生徒たちにとっても非常に楽しみな機会になることは間違いないと思っていますし、是非こういった機会を市民の皆様に聞いていただきたいなと思っています。入場無料で、市民会館の大ホールで開催します。
令和4年度かこパラスポーツ王国開催
3点目として、かこパラスポーツ王国を3年ぶりに2回目の開催をします。2回目と申しましたとおり、1回目は令和元年に開催をしました。東京2020パラリンピック競技大会を目指して障がい者スポーツの推進とその気運醸成に向けて開催しましたが、その後はコロナで開催できませんでした。パラリンピック大会のときには、ブラジルのシッティングバレーボールチームは加古川に来ることはできませんでしたが、オンラインで交流をしたり応援をしたりする機会をもち、小学生はブラジルとメッセージのやり取りも出来まして、良いきっかけになったと思っています。そのようなレガシーと言えるようなものを、引き続きこの障がい者スポーツの体験会で推進していきたいと思っています。資料にあるような様々な種目を体験できるようにしたいと思っています。パラ武道に関するフォーラムや演武も予定しています。これは兵庫県の障がい者スポーツ協会が主体になっていただくようですが、バルセロナパラリンピックの柔道で金メダルを取られた神吉信博さんが来て下さり、空手や柔道、空手、太極拳、なぎなたなどの演武が予定されています。
高校将棋大会
資料は3つですが、あと1つ追加でご紹介させていただきたいと思います。すでに6月14日にプレスリリースさせていただいていますが、来る8月6日に高校生の将棋大会が開催されます。これは、ウェルネス協会主催のものですが、加古川市内での新しい将棋イベントということで、私たちも非常に楽しみにしています。
団体戦と個人戦で、県内の高等学校に在籍する方々に参加のご案内をしています。団体戦では、現時点で12校13チームが来てくれるようです。私立の灘高校や白陵高校も出てきていますし、もちろん市内の県立高校も出ています。遠いところでしたら宝塚北高校とか尼崎小田高校も参加される予定になっています。個人の部は、男子が20名、女子が4名です。
募集段階では決まっていませんでしたが、当日は井上慶太先生をはじめ、稲葉陽八段や船江恒平六段、村田智穂女流二段、あと加古川青流戦で優勝経験のある服部慎一郎四段のプロ棋士5名も来ていただき、プロ棋士との指導対局などを高校生のみなさんが体験できるようにしています。
質疑応答
「両荘みらい学園」校歌を制作します!
(記者)
校歌について、花*花さんに依頼された意図をもう少し教えてください。
【市長】
学校の開校に向け、開校準備委員会を設置しています。この委員会は13名の委員で構成されており、地元の連合町内会長さん、生徒の保護者代表者、PTAの代表者、そして教職員も参加をしています。この委員会の中で、これまでにもハード面ソフト面いろいろな議論をしていただいています。校歌については、児童生徒が口ずさみやすく、親しみやすい曲調にしたいと、できれば作詞や作曲を地元のゆかりのある音楽関係者に頼めないかというご要望があって、今回打診をするに至ったと聞いています。
(記者)
校歌と言うとどうしても固いイメージがありますが、花*花さんはポップなイメージがあります。あえて花*花さんに依頼された意図はあるのですか。
【市長】
それについては、ぜひ開校準備委員会の方から生の声を取材いただいた方が面白いコメントがあるかと思いますね。仰るとおり、確かに校歌と言えば誰もが思い浮かべるような曲調があると思いますが、花*花さんが作られるということで、ポップな感じになるのだろうと思います。新しい学校ですので、ぜひそのような新しい曲調にチャレンジしていただき、みなさんが覚えやすい、歌いやすいものになればいいなと思います。
(記者)
イメージなどはありますか。
【市長】
今のところは、特に曲のイメージなどは聞いていないですね。
開校準備委員会の中で出たのは、ポップな感じという表現が出たのと、具体的なアーティストの名前がいくつか出たりしましたが、浮かんだのが花*花さんということでした。他の自治体の例は少ないですが、流山市さんでは一青窈さんが作られたそうです。今後義務教育学校もどんどん進んでいくでしょうし、このような取り組みもこれから出てくるのではないかと思います。
(記者)
歌詞は募集するとのことですが、何かイメージは伝えているのでしょうか。
【市長】
その辺も調整をしていまして、花*花さんたちも実際に開校準備委員会の思いや学校の子どもたちの思いを聞きたいということで、秋の開校準備委員会にはぜひ一緒に参加させていただき、どのような曲調にしたいかなど、生の声で聞きたいと言っていただいています。
(記者)
それは何月ですか。
【職員】
10月頃を予定しています。
(記者)
10月頃の開校準備委員会に花*花さんがいらっしゃって、イメージなどの話し合いをすると。
【市長】
はい。できましたらその時に、両荘地区の風景を見ていただき、学校も訪問していただいて子どもたちから生の声を聞いていただきたいと思います。
(記者)
今回の募集では、地域をイメージするような言葉・フレーズということでしょうか。
【市長】
今回募集するにあたり、みらい学園の対象となる3校、中学校と2つの小学校ですが、それぞれの学校で今の校歌の歌詞にどのような意味が含まれているのかを学ぶ取り組みが行われています。例えば平荘小学校でしたら、校長先生自らパワーポイントで資料を作られて、今の校歌にはこのような意味があり、こういう思いが込められている、校章には稲穂が13粒あって、平荘町の13町内の意味があるというような授業をされています。そういう思いを踏まえたうえで、子どもたちにどんな言葉を入れたいかということを夏休みの自由課題の形で募集しよう考えています。
(記者)
特に何か地元のゆかりのものを入れないといけないとかはあるのですか。
【職員】
いえ、特にないです。
(記者)
こじまさんが加古川生まれということですが、おのさんは加古川ではないのでしょうか。
【市長】
おのさんは高砂市生まれだそうです。
3月に河川敷でミュージックフェスというイベントがありましたが、最後の目玉として花*花さんが出演されていました。
第1回ウェルネスティーンズコンサート開催
(記者)
コンサートですが、7つの高校が合同で演奏するというイメージですか。それとも各校それぞれ演奏するのですか。
【市長】
各校が順番に演奏します。各校の演奏後、最後の特別演奏として、先ほど紹介しましたN響の方の演奏があり、また、柴田さんに指揮をしていただく場面がある予定です。
(記者)
加古川市外の方でも見に行けますか。
【市長】
はい、大丈夫です。
以上
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更新日:2022年09月26日