定例記者会見(令和3年10月21日)

更新日:2021年11月12日

発表内容

会見要旨

【市長】

本日もよろしくお願いいたします。

Run to the MOON~月まで協走~

まず1点目は、Run to the MOONという企画で、加古川マラソン大会の代替イベントです。ご存知の通り、マラソン大会は例年12月の下旬に開催をしていましたが、昨年に続き今年度も早くから中止を決めていました。大変人気のイベントですので、何かしたいという事で今回の代替イベントを企画しました。月までの距離が38万4,400キロもあることから、11月5日から12月19日までの45日の開催期間内に、ランニングアプリ等で計測した記録を専用サイトに登録いただき、走行距離をみんなで積み重ねていきましょうというものです。参加費は2,000円です。累積の走行距離に応じて抽選で特別賞も用意しています。毎年のマラソン大会では、6千数百人の方にお越しいただいていたイベントですが、なかなかそこまでの参加数は見込めないかもしれませんが、少しでも多くの方にご参加いただき、加古川マラソン大会の事を忘れずに記憶いただきたいなと思っています。

オリンピアン羽根田選手と加古川でカヌー!

2点目はカヌーのイベントです。先日、カヌーのパックラフトという、膨らますタイプのしっかりとした1人漕ぎのボートを沢山ご寄贈を頂いたところで、今後加古川漕艇センターを利用して、レガッタに加えてカヌーも広げていきたいと思っています。そのためのきっかけでもありますが、羽根田卓也さんをお招きし、小学生の方にカヌー体験をしていただきたいと思っています。このイベントについては既に発表をしていましたが、大変多くのお申込があり、もともと午前と午後の部で各20人ずつにしていましたが、羽根田選手にも無理をお願いして、各回40人で当初の倍となる合計80人にご参加いただけるよう変更しました。申し込みは325人の方からありましたので4倍の競争率です。抽選をして、近々通知をさせていただきます。羽根田選手を一目見たいという方もたくさんおられると思いますが、新型コロナウイルス感染症第5波の直後ですので、参加者以外の見学はご遠慮いただきたいと考えております。

みなさんのまちづくり活動を応援します!

3点目は協働のまちづくり推進事業の補助制度です。令和3年度中に事前相談、提案の募集を行い、3月に公開でのプレゼンテーションをしていただき、選ばれたイベント等の事業に対して来年度予算で補助をさせて頂くというものです。今年度は33の事業が採択され、当初予算で1,530万円を交付決定し、市民団体のみなさんに事業を展開していただいています。象徴的なものとして、河川敷を使ったイベントについては上限100万円で100%補助というものがあります。これには12事業ご提案頂きました。新型コロナウイルスの影響で多くの事業が秋以降にずれ込んでいますが、順次開催をいただいています。来年度におきましても、基本的には補助金の区分である地域協働型やスタート型、テーマ型、課題解決型は同じです。補助率等も同じです。新しい点としては、課題解決型の行政提案枠において、高齢者のシニアボランティアの皆さんに子育て世代を応援していただく活動という提案を加えました。これは、昨年加古川東高校がSTEAM教育の中で考案され、コンテストで賞も取られたものですが、高齢者の方に小さい子の預かりをしてもらおうという提案をして頂いていました。当時も何とか事業化できないかと担当のこども部で検討しましたが、どうしても課題がありすぐに事業化できませんでした。今年度、そのような流れを引き継ぐ形でこども部の中で再度検討を続け、この補助制度の仕組みを使ってシニアボランティアが子育て世代を応援するという活動を実現できるのではないかとの結論に至り、行政提案枠の中に追加をしたというものです。また一方で、ボトムアップ型で市長や副市長、関係部長の前で職員が提案をするという職員提案制度という仕組みもあり、先日行った発表会でも、同じものを提案してくれており、私個人としましても、何とか成功事業を作りたいと思っているところです。

Pay Pay キャッシュレスキャンペーン

4点目は、先日ペイペイ社の副社長とお会いしてデータの提供をお願いし、いくつかデータを出していただきました。これをもって確認が取れたという事で、還元額の支払いに進んでいきたいと考えています。

見土呂フルーツパーク再整備

最後5点目は、見土呂フルーツパーク再整備の件です。前回の会見でもお伝えしましたが、1番目の優先交渉権者が、3月の申込段階で資格要件を欠いていましたので、優先交渉権者という立場を取り消させていただき、次点の神姫バスさんのグループに10月4日付けで優先交渉権者の決定通知書を送付しています。今はまだそういう段階ですので、お受けいただけるかどうかも確定していませんが、これからしっかり話をしていきたいと思っています。 

質疑応答

見土呂フルーツパーク再整備

(記者)

神姫バスとの交渉についてですが、相手方は受けるかどうか態度を表明しているのですか。または、交渉に入るかどうか回答はあったのですか。

【市長】

まだ交渉段階と思っています。我々としては、半年たったとはいえ、3月の提案内容を提示いただいた金額でやっていただきたいと考えています。当時の提案から課題と思われる部分を相談するなど、詳細を詰めていくまさに交渉の段階だと認識しています。

(記者)

条件が合えば受けるということでしょうか。

【市長】

今はその点を検討されているところだと思います。

(記者)

回答の期限はあるのですか。

【市長】

早期にご回答頂きたいとお願いしています。

 

みなさんのまちづくり活動を応援します!

(記者)

河川敷活用の100%補助というのは非常に反響が大きかったと思います。今回も同じようにするということでよろしいですか。

【市長】

はい。是非そうさせて頂こうと考えています。

(記者)

これは何枠分とか、上限を設定したりするのですか。

【市長】

今のところはないです。そこが前年度に審査できる良さでもあり、例えば提案型で10件応募があり、9件の補助が決定した場合、その9件分の予算を当初予算として議会に提案することができます。

(記者)

予算もあると思いますが、いい提案があったら全て採用することも可能ということですか。

【市長】

昨年度も33件提案があり、全て採用した予算として約1,600万円の予算案をつくり、議会で議決頂きました。

(記者)

今年度採用された同じ事業者が、同じ事業で応募があった場合は、審査対象になるのですか。

【市長】

もちろん大丈夫です。かわまちづくりは今後も中期的に続けていきますので、できるだけいいイベントをたくさんやっていただきたいという思いです。

(記者)

収益事業を行っても構わないのですか。

【市長】

大丈夫です。

(記者)

行政提案型のシニアボランティアの子育て支援ですが、これは応募がなければ市が実施するという事でしょうか。

【市長】

いえ、市が実施するものは当初予算で事業として計上します。

(記者)

このような子育て支援は、市がやらなければいけないと思っている事業なのか、必要性は認識しているが提案があれば支援するというものなのか。

【市長】

できるに越したことはない事業ですが、協働を広げていきたいということです。公的にするには財政的にも限りがありますので、地域の隅々まで広めていくには、できる限り市民の皆さん自らで課題解決に動き出していただきたい、そのためにいくらか補助させていただき、市民のみなさんの自発的な行動や助け合い、支え合いを広げていくための仕掛けと考えています。

 

以上

この記事に関するお問い合わせ先

問合せメールはこちら

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか。
このページは見つけやすかったですか。