【令和5年度以前】生後6か月から4歳の乳幼児の接種について

更新日:2024年04月01日

このページは、令和5年度までの接種についてお知らせしています。
令和6年4月以降の接種については、「令和6年度以降の新型コロナワクチン接種について」をご確認ください。

お子さまへのワクチン接種は、接種の効果や副反応等について、保護者が十分理解していることが大切です。接種を検討されるにあたっては、お子さまの基礎疾患の有無などを踏まえ、事前にかかりつけ医に相談した上で、接種を希望してください。

接種の概要

対象者

接種日時点で加古川市に居住する生後6か月以上4歳以下の人
※法律により年齢は誕生日の前日に加算されますので、5歳の誕生日の前日からは5歳以上用ワクチンの接種対象となります。(使用するワクチンの詳細はこちら

 

令和5年秋開始接種では、以下の方に対して接種勧奨(予防接種法第8条)及び努力義務(第9条)の規定が適用されます。

  • 65歳以上の高齢者
  • 基礎疾患を有する方その他重症化リスクが高いと医師が認める方

その他の方については、接種の機会を提供します。

ワクチン接種は強制ではありません。感染症予防効果と副反応のリスクについて正しい知識を持ち、本人や保護者の意思に基づいて接種を判断してください。

※公的関与とは、「市町村に対する接種勧奨の義務」と「被接種者と保護者に対する努力義務」のことをいいます。

実施期間

令和4年10月24日から令和6年3月31日

接種回数・間隔

初回接種(1~3回目接種) 2回目接種:1回目接種から3週間後
3回目接種:2回目接種から8週間後
追加接種(4回目接種) 前回接種から3か月経過した後
  • 初回接種は、合計3回接種して接種完了となります。
  • 記載の接種間隔を超えても、接種を受けることができます。接種できる間隔の上限が決められているわけではありません。

他の予防接種との間隔にご注意ください

  • 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、接種間隔をあけずに同時に接種(※)することができます。

  • 前後にインフルエンザ以外の予防接種(麻しん風しん混合(MR)ワクチン、日本脳炎ワクチン、2種混合(DT)ワクチンなど)を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔をあけてください

※同時に接種とは、他のワクチンとの接種間隔(前後13日)を空けずに接種できることをさします。同日同時間帯に限らず、例えば、午前と午後、または1日空けて接種することなども可能です。

使用するワクチン

接種回数に関わらず、ファイザー社製のオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(生後6か月~4歳用)を使用します。

  • 1回あたり0.2mlを筋肉内に注射します。
  • 年齢や体格に応じて三角筋中央部(肩)もしくは大腿前外側筋(太もも)へ接種します。
  • 3回目の接種が完了するまでの間に5歳の誕生日を迎えた場合でも、3回目までは1回目と同じ乳幼児用のワクチンを接種することになります。

費用

自己負担なし(無料)

接種券の発送

接種券の発送は終了しました。なお、令和5年度までに発送された接種券は、令和6年4月以降使用できません。

接種の効果

ワクチンを接種すると、体の中で免疫ができ、新型コロナに感染しても症状が出にくくなります。約1,100人程度の乳幼児を対象に分析したところ、生後6か月~4歳における3回目接種後7日以降の発症予防効果は73.2%と報告されています。

副反応について

現在、日本で使用されている新型コロナワクチンは、安全性を確認した上で承認され、接種が進められており、その有効性も認められています。
接種後に注射した部分の痛み、頭痛、疲労、下痢、筋肉や関節の痛み、悪寒、発熱等がみられることがありますが、こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
また、重大な副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、ギラン・バレー症候群などが知られています。
なお、今までの接種で副反応が強く出た方などは、接種について慎重にご判断ください。

接種日当日(接種後、すぐに現れる可能性のある症状)
アナフィラキシー ・薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることのあるアレルギー反応です。
・じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
・起こることは極めてまれですが、接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、ワクチンの接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。
血管迷走神経反射 ・ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
・誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。
・倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。
接種後~数日(接種後、数日以内に現れる可能性のある症状)


(※1)易刺激性:機嫌が悪い (※2)疼痛:注射部位の痛み (※3)腫脹:注射部位の腫れ (※4)傾眠:眠たくなる様子 (※5)リンパ節症:注射部位と同じ側の腋の腫れや痛み

出典:添付文書(コミナティ筋注6ヵ月~4歳用、コミナティ筋注5~11歳用、コミナティRTU筋注)

本人及び保護者の方への説明書

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:地域医療課(本館2階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9100
ファックス番号:079-421-2063
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