【令和5年度以前】5歳から11歳の小児の接種について

更新日:2024年04月01日

このページは、令和5年度までの接種についてお知らせしています。
令和6年4月以降の接種については、「令和6年度以降の新型コロナワクチン接種について」をご確認ください。

お子さまへのワクチン接種は、効果や副反応などについて、本人と保護者が十分理解していることが大切です。ワクチンについて疑問や不安がある場合はかかりつけ医などにご相談ください。

接種の概要


対象者

接種日時点で加古川市に居住する5歳以上11歳以下の人
※法律により年齢は誕生日の前日に加算されますので、12歳の誕生日の前日から12歳として取り扱います。(使用するワクチンの詳細はこちら

 

令和5年秋開始接種では、以下の方に対して接種勧奨(予防接種法第8条)及び努力義務(第9条)の規定が適用されます。

  • 65歳以上の高齢者
  • 基礎疾患を有する方その他重症化リスクが高いと医師が認める方

その他の方については、接種の機会を提供します。

ワクチン接種は強制ではありません。感染症予防効果と副反応のリスクについて正しい知識を持ち、本人や保護者の意思に基づいて接種を判断してください。

※公的関与とは、「市町村に対する接種勧奨の義務」と「被接種者と保護者に対する努力義務」のことをいいます。

実施期間

令和4年2月21日から令和6年3月31日

接種回数・間隔

初回接種(1・2回目接種) 2回目の接種は1回目の接種から3週間後
追加接種(3回目以降の接種) 前回接種から3か月経過した後
  • 記載の接種間隔を超えても、接種を受けることができます。接種できる間隔の上限が決められているわけではありません。

他の予防接種との間隔にご注意ください

  • 新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、接種間隔をあけずに同時に接種(※)することができます。
  • 前後にインフルエンザ以外の予防接種(麻しん風しん混合(MR)ワクチン、日本脳炎ワクチン、2種混合(DT)ワクチンなど)を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔をあけてください

※同時に接種とは、他のワクチンとの接種間隔(前後13日)を空けずに接種できることをさします。同日同時間帯に限らず、例えば、午前と午後、または1日空けて接種することなども可能です。

使用するワクチン

接種回数に関わらず、ファイザー社製のオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチン(5歳~11歳用)を使用します。

  • 1回あたり0.2mlを筋肉内に注射します。
  • 投与される有効成分量が成人用製剤(12歳以上のワクチン)の1/3(10マイクログラム)となります。
  • 9月19日までに1回目の接種をしており、9月20日以降に2回目の接種をされる方は、交互接種(1回目と異なるワクチンを2回目に接種すること)となります。
    なお、交互接種では、1回目と2回目の接種間隔を27日以上あけて実施します。
年齢による使用ワクチンの違い
  • 5歳から11歳と12歳以上で使用するワクチンが異なります。ただし、1回目と2回目の間に12歳になった場合、2回目は1回目と同じ小児用のワクチンを接種することになります。
  • 3回目以降は接種時の年齢が5~11歳であれば小児用のワクチンを接種し、12歳である場合は12歳以上用のワクチンを接種します。
  • 乳幼児接種で初回接種を終了された方も、接種時の年齢が5~11歳であれば小児用のワクチンを接種することになります。

小児年齢フロー

費用

自己負担なし(無料)

接種券の発送

接種券の発送は終了しました。なお、令和5年度までに発送された接種券は、令和6年4月以降使用できません。

接種の効果

ワクチンを接種すると、体の中で免疫ができるので、新型コロナの症状が出にくくなります。ファイザー社のワクチンは、5~11歳の小児においても、オミクロン株流行下において、2回目接種後に中等度の発症予防効果や80%程度の入院予防効果を示すデータがあり、一定の効果が期待されています。

また、初回接種による感染予防効果は時間経過とともに逓減しますが、従来型ワクチン追加接種の3~5か月後には50~60%に回復したことを示すデータがあり、オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種にも同様の効果が期待されています。

副反応について

現在、日本で使用されている新型コロナワクチンは、安全性を確認した上で承認され、接種が進められており、その有効性も認められています。
接種後に注射した部分の痛み、頭痛、疲労、下痢、筋肉や関節の痛み、悪寒、発熱等がみられることがありますが、こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
また、重大な副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、ギラン・バレー症候群などが知られています。
なお、今までの接種で副反応が強く出た方などは、接種について慎重にご判断ください。

接種日当日(接種後、すぐに現れる可能性のある症状)
アナフィラキシー ・薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることのあるアレルギー反応です。
・じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
・起こることは極めてまれですが、接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、ワクチンの接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。
血管迷走神経反射 ・ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
・誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。
・倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。
接種後~数日(接種後、数日以内に現れる可能性のある症状)


(※1)易刺激性:機嫌が悪い (※2)疼痛:注射部位の痛み (※3)腫脹:注射部位の腫れ (※4)傾眠:眠たくなる様子 (※5)リンパ節症:注射部位と同じ側の腋の腫れや痛み

出典:添付文書(コミナティ筋注6ヵ月~4歳用、コミナティ筋注5~11歳用、コミナティRTU筋注)

本人及び保護者の方への説明書

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:地域医療課(本館2階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9100
ファックス番号:079-421-2063
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