ジカウイルス感染症(ジカ熱)について

更新日:2019年12月23日

ジカウイルス感染症とは

 ジカウイルス感染症は、ジカウイルスを持った蚊がヒトを吸血することで感染します。ジカウイルスに感染すると、2~12日(通常は2~7日)の潜伏期の後、軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹、結膜炎、倦怠感などの症状が現れます。一般的に、他の蚊媒介感染症であるデング熱などより軽症と言われています。

 現在、ジカウイルス感染症に対するワクチンや特異的な治療法はないため、患者の症状に応じた治療(対症療法)を行うことになります。

 さらに詳しい情報は、
厚生労働省ホームページ ジカウイルス感染症に関するQ&Aをご覧下さい。

妊娠中の方などの感染による胎児への影響について

 ジカウイルス感染症は、一般的に比較的軽症と言われていますが、妊娠中の方及び妊娠予定の方がジカウイルスに感染すると、胎児が小頭症になる可能性があるため、蚊に刺されないよう注意が必要です。
 

ジカウイルス感染症の予防について

 ジカウイルスへの感染を防ぐために、以下のことに気をつけて、できるだけ蚊との接触を避けるようにしましょう。

・屋外では、長袖、長ズボンを着用するなど、肌の露出を避けて蚊に刺されないようにする。

・虫よけ剤などをこまめに使用し、蚊を寄せ付けないようにする。

関連リンク

中南米やその周辺地域に渡航するときは

 中南米やその周辺地域に渡航される方は、万一の場合に備え、十分に情報収集をしておきましょう。

 なお、渡航中の体調に不安がある場合は、帰国時に空港などの検疫所でご相談ください。また、帰国後に発熱などの症状が出た場合は、早めにかかりつけ医などを受診してください。

この記事に関するお問い合わせ先

担当課:地域医療課(本館2階)
郵便番号:675-8501
住所:加古川市加古川町北在家2000
電話番号:079-427-9100
ファックス番号:079-421-2063
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